ブラックロックが組成する私募ファンドの投資案件への出資に関するお知らせ
東京・大阪の複数物件を対象とした投資案件に出資、パートナーシップを強化

株式会社シーラホールディングス(本社:東京都渋谷区、代表取締役会長 杉本 宏之、証券コード:8887、以下「当社」)の連結子会社である株式会社シーラテクノロジーズ(本社:東京都渋谷区、代表取締役COO:湯藤善行)は、世界最大の資産運用会社であるブラックロック・グループが運用を担う不動産特化型私募ファンド(以下「本ファンド」)の投資案件に対し、2025年6月12日付で出資を行いましたので、下記の通りお知らせいたします。
出資の概要
株式会社シーラテクノロジーズは、ブラックロックが日本国内にて新たに組成した不動産特化型私募ファンドが手掛ける投資案件に出資いたしました。
本投資案件では、東京・大阪エリアに所在する計7物件を対象としており、主に民泊用途での活用が予定されています。
一部物件については、民泊運営に特化した企業「Dash Living」が運営を担う予定です。
※出資額および出資比率等の詳細については、関係各社との契約上の守秘義務により非開示とさせていただきます。
目的及び背景
当社グループはこれまで、開発・管理を担う株式会社シーラ(株式会社シーラテクノロジーズの子会社)を通じて、ブラックロックのリアルエステート部門が運用する私募ファンドに対し、自社ブランドマンション「SYFORME」シリーズ5棟を譲渡してまいりました。
2024年には新ブランド「SYFORME NEXT」を立ち上げ、その第一弾物件である「SYFORME NEXT MUKOJIMA」では、同ファンドよりプロパティマネジメント(PM)業務および建物管理業務(BM)を受託しております。
また、「SYFORME NISHI-SUGAMO」においても、ペット共生型マンションとして同ファンドに譲渡するなど、ブラックロックとの協業体制を強化してまいりました。
今回の出資は、これまで築いてきた協業実績を踏まえたうえで、中長期的な視点に立ち、戦略的パートナーシップのさらなる深化を目的としています。
経営者コメント
株式会社シーラテクノロジーズ 代表取締役COO 湯藤 善行
今回の出資は、単なる資本参加にとどまるものではなく、ブラックロックが運用するファンドと当社との本格的なパートナーシップの深化を象徴する一歩だと考えております。
私たちはこれまで、複数の自社開発物件を譲渡し、その後の管理・運営においても一貫して責任を果たすことで、信頼と実績に基づいた協業関係を築いてまいりました。不動産市場は、グローバル資本と地域の実務力が融合してこそ、真の価値が創出される時代に突入しています。当社はその橋渡しとなる存在であると自負しており、今回の出資を通じて、ブラックロックと共により高度な資産運用と不動産の価値最大化を実現する覚悟です。今後も、土地の権利調整から自社施工に至るまでの高い現場力と、最先端のテクノロジーを融合した独自のスタイルを強みに、世界を代表するパートナーとの協業をさらに推進して参ります。
ブラックロック・リアルエステート部門 ジャパンリアルエステートヘッド 平井 大吾 氏
このたび、シーラテクノロジーズより本ファンドの投資案件への出資をいただいたことを歓迎いたします。これまで複数の物件取引や管理業務を通じて関係を築いてきましたが、今回の出資により、両社の連携がより実務的に深まることを期待しています。
本投資では、東京・大阪エリアを中心とした複数物件を対象とし、民泊など多様な用途に対応する運用を想定しています。シーラテクノロジーズは、これらの分野における実務経験を有しており、今後の運用においても有意義なパートナーとなり得ると考えています。
引き続き、日本市場での運用体制の強化を図りつつ、シーラグループとの関係を丁寧に深めてまいります。
株式会社シーラホールディングス 会社概要
本社:東京都渋⾕区広尾1-1-39 恵⽐寿プライムスクエア7F
代表取締役会⻑ グループ執⾏役員CEO:杉本 宏之
代表取締役社⻑ グループ執⾏役員COO:湯藤 善⾏
創業:2010年9⽉29⽇
資本金:148,392,505円
子会社:株式会社シーラテクノロジーズ、株式会社シーラ、株式会社シーラソーラー
株式会社シーラテクノロジーズ 会社概要
本社:東京都渋⾕区広尾1-1-39 恵⽐寿プライムスクエア7F
代表取締役会⻑ グループ執⾏役員CEO:杉本 宏之
代表取締役社⻑ グループ執⾏役員COO:湯藤 善⾏
創業:2010年9⽉29⽇
資本金:148,392,505円
事業内容:資産運⽤プラットフォーム「利回りくん」を中⼼としたプロップテック事業、利回りくんAIの開発
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