UAEパビリオン【館内ショップ】から、父の日に贈るサスティナブルなギフトのご提案

〜2025年大阪・関西万博限定・UAE拠点のクリエイターによる逸品を父の日に〜

　2025年大阪・関西万博に出展中のアラブ首長国連邦館（以下、「UAEパビリオン」）では、「大地から天空へ（Earth to Ether）」をテーマに、文化・技術・サスティナビリティの多様な表現を通して、UAEの未来的かつ伝統に根ざした世界観を紹介しています。2025年5月30日には、開幕からわずか1ヶ月半で来場者数が100万人を突破し、館内のギフトショップにも国内外から多くの注目が集まっています。UAEを拠点とするクリエイターによる高品質なアイテムや、1970年の大阪万博に、UAE建国前のアブダビ首長国として出展した際の記念品に着想を得た限定グッズなどを多数取り揃えており、訪れた人々にUAEの美意識とものづくりの深さを体感いただいています。

ナツメヤシの柱が立ち並ぶオアシスのような空間に佇む、UAEパビリオンのショップ。

　 今回は、父の日にふさわしい上質なギフトとして、UAEパビリオン館内ショップのおすすめギフトアイテムをご紹介いたします。

▶︎デーツの木から生まれたサスティナブル素材【PlyPalm（プライパーム）】シリーズ

　プロダクト＆家具デザイナーのリナ・ガリブ（Lina Ghalib）氏が手がけた【PlyPalm（プライパーム）】は、デーツの木の枝や葉軸（幹に近い部分）といった廃材を再利用して生まれた、UAE発のサスティナブル素材です。木の風合いと優れた強度を併せ持ち、環境配慮とデザイン性を両立させています。

　父の日の贈り物としては、デスクやリビングにさりげなくなじむフォトフレーム（16,000円）やアクセサリーボックス（16,000円）、食卓に趣を添える箸置き（14,000円）、癒しの時間に寄り添うお香立て（13,000円）などいかがでしょうか。自然素材の魅力と温かみが感じられる逸品は使うたびに味がでるサステイナブルアイテムです。

左手前：箸置き（14,000円）、左奥：お香立て（13,000円）、奥中央：フォトフレーム（16,000円）、右：アクセサリーボックス（16,000円）。

▶︎アラビックコーヒーでほっと安らぐひとときを【Gahwa（ガフワ）】コーヒーカップ

　UAEにおいて、来客をもてなす際に欠かせないのが、ナツメヤシの実デーツとともにふるまわれるアラビックコーヒー。その際に用いられる伝統的な【Gahwa（ガフワ）】のカップを3個セット（6,000円）でご用意しました。

　カップは、ナツメヤシの木が象徴する寛容さ、そしてその果実「ルタブ（Rotab）」の甘くみずみずしい魅力にインスピレーションを得てデザインされています。形状は、日本の酒器や中国茶の茶杯を思わせるシンプルな小さめサイズです。コーヒーはカップの1/3程度だけ注ぎ、何度もおかわりを重ねながら会話を楽しむのがUAE流のスタイルです。大切な人がゆっくり語らう時間に使っていただくギフトとしていかがでしょうか。

ガフワ（コーヒー）カップ（3個セット6,000円）。それぞれ異なるデーツのイラストが描かれています。

▶︎伝統のかたちを今に伝える【Makabah（マカバ）】コレクションの小物入れ

美しいマカバコレクションのメチャッパを模した小物入れ。

　UAEの沿岸地域で長らく親しまれてきた、ヤシの葉を編んで作る円錐形のフードカバー「Mechabba（メチャッパ）」。砂やホコリなどから料理を守るための実用的な道具でありながら、自然素材の美しさと手仕事の丁寧さが光る伝統工芸品です。

　このアイテムは、エミラティ出身のデザイナー シャイカ・アル・トゥナイジ（Shaikha Al Tunaiji）氏が「メチャッパ」に現代的な解釈を加えて生み出したデザインプロダクトです。天然のラクダ革を用いたボウルと蓋のセット（16,200円）には、UAEの伝統的な編み細工「サフィーファ（Safeefah）」や装飾箱「アル・マンドス（Al Mandos）」の装飾ピンから着想を得た、透かし模様がほどこされています。デーツやフルーツ、デザートをサーブする器としても、小物入れや空間のアクセントとしても活躍する逸品です。

▶︎サステイナブルな未来に触れる【Dateform（デートフォーム）】コースター

デートフォームコースター（1枚2,200円）。ミネラルウォーターやみかんのジュースは、レストランにてご購入いただけます（各650円）。

　ナツメヤシ農業の副産物であるデーツの種を再利用した新素材【Dateform（デートフォーム）】で作られたコースター（1枚2,200円）です。製造元であるアールド・コレクティブ（ARDH Collective）は、UAEを拠点に、砂漠の砂や農業廃棄物といった未活用の資源を革新的な建材や生活資材へと転換するプロジェクトを展開しています。

　Dateform（デートフォーム）は、デーツの種の繊維を圧縮・加工することで、木材やプラスチックの代替えとなる強度を持つ素材へと再生したものです。この素材は、食品やコスメ容器、家具部材など多彩な用途に応用され、持続可能な社会へ貢献しています。

▶︎文化と自然を纏う【UAEデザイナーズTシャツコレクション】

大人気のTシャツは、お店での一期一会の出会いです。

　UAEパビリオン館内ショップでは、UAEを拠点に活動するクリエーターたちによるTシャツコレクションを6種展開（S、M、L 各3,600円）しています。いずれも自然や文化に根ざしたストーリーを背景に持ち、着る人に静かな語りかけを添えてくれます。

▶︎デーツから着想を得た【UAE限定デザイン傘】

　UAEパビリオンのビジュアル・アイデンティティをそのまま形にしたかのような印象的なデザイン傘（各6,600円）です。デザイナーのクロード・アルシャラフィ（Kholoud Alsharafi）氏とクラウディア・リベラ（Claudia Rivera）氏は、ナツメヤシの木が朽ちた後に残す「幹・繊維・葉・実・芽」などの要素を撮影・再構成し、複雑かつ魅力的なモチーフとしました。

　一方、赤から紫へのグラデーションが美しいもう一本の傘は、UAEの夏に楽しまれるデーツ「クナイジ・ルタブ」の熟した果実の色味をモチーフにしたものです。クナイジ・ルタブとは、UAEで親しまれるクナイジ種の半熟デーツ。新鮮でやわらかな食感と豊かな甘みが特長で、その深く艶やかな色合いが、傘の布地に鮮やかに息づいています。

ナツメヤシのさまざまな部分を集めた魅力的なデザインの傘。(Photo by Majid Darwish @mayed_ea)

クナイジ・ルタブカラーの傘。(Photo by Majid Darwish @mayed_ea)

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UAE万博事務局について
　UAE万博事務局は、人々・アイデア・イノベーションを結集し、グローバルな進歩に貢献することを

目的とした国家的プラットフォームです。サラマ・ビント・ハムダン・アル・ナヒヤーン財団の支援のもとに設立され、UAE外務省の管轄下で運営されており、現在は2025年大阪・関西万博をはじめとする国際博覧会におけるUAEの戦略的参加を主導しています。
　このオフィスは、「人とイノベーションの力で人類が直面する課題に取り組む」という明確な使命のもとに創設されました。前向きな姿勢、開かれた精神、高い志、そして困難を乗り越える強さという価値観に導かれながら、世代や文化、分野を越えて共感と連携を生み出す、魅力的で意義ある体験を創出しています。
　キュレーションされたプログラムと戦略的パートナーシップを通じて、UAE 万博事務局は、教育、
医療、サステナビリティ、宇宙探査といった分野における進歩を加速させる環境を創出し、世界中の人々をつなぎ、解決策の創出を促しています。これにより、各万博が掲げる包括的な目標への貢献を
果たすとともに、UAEならではの価値あるコンテンツやアイデア、取り組みを生み出し、国としての
存在感を高めています。
　2025年の大阪・関西万博では、来場者一人ひとりの出会いの中に、喜び、好奇心、そして協働の精神を届けることを目指しています。その活動の根底にあるのは、すべての人々を包摂するグローバルな
発展を目指すUAEのビジョン。UAE万博事務局のプログラムは、「大地から天空へ（Earth to Ether）」というテーマのもと、新たな思考、共通の目的意識、そして協調による前進を後押しします。

2025年大阪・関西万博におけるUAEパビリオンについて
　「大地から天空へ（Earth to Ether）」をテーマとするUAEパビリオンでは、価値観や文化的遺産から最先端のイノベーションに至るまで、UAEの物語を五感で体験いただける没入型の空間をご用意しています。宇宙探査の先駆者、医療の変革を促す担い手、そして持続可能性の実現に取り組む守り手たちの姿を、日本人およびエミラティのユースアンバサダーがご案内します。伝統と先端技術を融合し、グローバルな課題解決に挑むUAEの現在を、ぜひご体感ください。私たちとともに「大地から天空へ」と進む、すべての命の繁栄に向けた協調の旅へ。
　パビリオンの建築は、UAEを象徴するナツメヤシの木に着想を得て、伝統的なエミラティ建築様式「アリーシュ」を再解釈したものです。ナツメヤシの農業廃棄物と日本の匠の木工技術を融合することで、UAEと日本の文化が協働の精神のもとに結びついています。
　1970年の大阪万博への初出展から、2020年のドバイ万博の開催に至るまで、UAEは世界とともに未来を切り拓く取り組みを重ねてきました。再び大阪の地に戻る今、私たちは、伝統がいかに進歩を生み出し、可能性の限界を押し広げる原動力となるかを体現します。UAEの遺産が、持続的なインパクトをもたらす未来の礎となる姿を、ぜひご覧ください。
　また、館内では本格的なエミラティ料理を楽しめるレストランや、UAEを拠点とするクリエイターによる厳選アイテムを取り揃えたショップ、さまざまなプログラムが展開されるワークショップスペースも併設しています。
　UAEパビリオン「大地から天空へ」は、エンパワーリングゾーン内、日本館およびEXPOホール「シャインハット」近くに位置しています。2025年4月13日から10月13日までの万博会期中、毎日午前9時から午後9時まで一般公開しています。

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