「PR TIMESリリースがAIに引用される条件」の調査レポートを公開
AI検索モニタリング「Sighted」が70社超・全7実験の引用テキストを分析。AIが回答にそのまま使う「情報の型」が記事タイプごとに存在した
株式会社Tech Knowledge Base(本社:京都府京都市中京区、代表取締役:永淵翔大)は、AI検索モニタリングプラットフォーム「Sighted」にて、PR TIMESの記事がChatGPTなどのAI検索に引用される条件をまとめたレポートを無料公開しました。 70社超のPR TIMES記事を対象に、全7実験・1,056回のAI検索テストを実施。さらにAIが実際に引用した526件のテキストを分析し、AIが記事から抽出する情報には記事タイプごとに決まった「型」があることを特定しました。
レポート全文はこちら: https://lp.sighted-aeo.com/ja/blog/prtimes-ai-citation-experiment
■ AIは記事から何を抜き出しているのか
526件の引用テキストを分析すると、AIがプレスリリースから抜き出す情報には明確なパターンがありました。AIは記事全体を要約するのではなく、回答に使える具体的な情報を「型」に沿って抽出し、そのまま回答に貼り付けています。 この型は記事のタイプによって異なります。
■ 調査レポート型の書き方
AIが調査レポートから抜き出していたのは、以下の5つの情報です。
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調査名(「リハビリテーション領域における医療DX・生成AI活用 実態調査 2026」)
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調査主体(「バックテック」)
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サンプルサイズ(「PT/OT/ST 1,014名」)
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調査期間(「2026/2/18〜24実施」)
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数値付きの発見(「書類作成の負担感が7以上 = 60.8%」)
この5つが本文中にテキストとして明記されていると、AIは「○○の調査(N=○○名)によると、○○%が△△」という形で回答に組み込みます。

■ 商品・イベント型の書き方
商品やイベントの記事からAIが抜き出していたのは、以下の4つです。
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商品名/メニュー名(「贅沢マンゴーハニーフロート」)
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発売日/提供期間(「2026年6月24日(水)より発売」)
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価格(「7,900円(食べ放題プラン)」)
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場所/店舗(「東京都港区白金台1-1-50 1Fロビーラウンジ バンブー」
この4つが揃った記事は、AIが「○○では、○月○日から○○を○○円で提供」と回答に使えます。 引用された記事と引用されなかった記事をカフェ8本で比較すると、違いが見えます。
引用あり:
・Cafe Kitsune — 商品7個、価格6個、場所6箇所 → 引用率22%
・スターバックス — 商品4個、価格8個 → 引用率56%
・カフェ・ベローチェ — 商品4個、価格6個 → 引用率33%
引用なし:
・C-United(別記事)— 商品2個、価格1個
・JR東日本クロスステーション — 商品7個、価格2個
商品名の数だけでは決まりません。JR東日本クロスステーションは商品7個ありますが価格が2個しかなく、引用されませんでした。「商品名×価格×場所」の組み合わせが揃っていることが重要です。 さらに企業規模でも差が出ました。中堅以下の企業(9本)は引用率78%、大手チェーン(23本)は30%でした。大手チェーンは公式サイトにも同じ情報があるため、AIはそちらを選びます。

■ ランキング・まとめ型の書き方
ランキングやまとめ記事からAIが抜き出していたのは、以下の3つです。
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ランキング名と根拠(「オリコン クレジットカード満足度調査 利用者アンケートに基づく」)
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順位と項目名(「一般部門 総合1位 = Olive フレキシブルペイ」)
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条件やカテゴリ(「年会費無料」「ゴールドカード」)
ランキング型の記事は32本中2本しかありませんでしたが、2本とも引用されました。「父の日ギフト 売れ筋ランキング TOP10」のような記事は、AIが「おすすめを教えて」と聞かれた時に回答の材料としてそのまま使えるためです。
■ 聞き方で引用先が変わる
同じ企業の同じ情報でも、ユーザーの聞き方でPR TIMESと公式サイトのどちらが引用されるかが切り替わります。
(例)オリコン クレジットカード満足度調査 ・「満足度ランキング 2026」→ PR TIMES引用シェア96% ・「クレジットカード おすすめ」→ 公式サイト引用シェア26%
(例)バックテック リハビリDX実態調査 ・「リハビリ AI活用 実態調査」→ PR TIMES引用シェア38% ・「医療DX リハビリ 生成AI 導入状況」→ 公式サイト引用シェア30%
「実態調査」「ランキング」「限定」のような言葉ではPR TIMESが選ばれやすく、「おすすめ」「導入状況」「新商品」では公式サイトが選ばれやすい傾向がありました。リリースのタイトルと見出しに使う言葉が、引用先を左右します。

■ まとめ:記事タイプ別の設計チェックリスト
調査レポート型:
・調査名をタイトルに入れているか
・サンプルサイズ(N=○○名)を本文にテキストで明記しているか
・調査期間を記載しているか
・主要な発見を「○○%」の形で本文に書いているか
・そのテーマに、既にPwCやGartnerなど権威ある回答元がないか
商品・イベント型:
・商品名/メニュー名を明記しているか
・発売日や提供期間を本文に書いているか
・価格を記載しているか ・場所/店舗の情報を入れているか
・これらの情報は画像ではなくテキストで書かれているか
ランキング・まとめ型:
・ランキング名と根拠(アンケート、売上実績など)を明記しているか
・順位と項目名をテキストで列挙しているか
・カテゴリや条件(年会費無料、用途別など)を分けて書いているか
各チェックリストの詳細と実例は、レポートで解説しています。
レポート全文:
https://lp.sighted-aeo.com/ja/blog/prtimes-ai-citation-experiment
■ 調査概要
調査名:PR TIMESリリースのAI引用条件調査
調査主体:Sighted(株式会社Tech Knowledge Base)
調査期間:2026年5月〜6月
調査方法:OpenAI Responses API + web searchで各クエリ3回反復
対象:PR TIMESに掲載された記事(延べ70社超)
テスト回数:全7実験・1,056回
引用テキスト分析:526件
■ Sightedについて
Sightedは、AI検索(ChatGPT・Perplexity・Gemini)における企業の可視性を日次で自動計測するモニタリングプラットフォームです。AIがどの質問で誰を推薦するかを構造的に可視化する「質問空間分析」、可視性を数値化するAEOスコアリング、競合比較、トレンド分析を提供します。14日間無料トライアル。 Webサイト:https://lp.sighted-aeo.com
■ 会社概要
会社名:株式会社Tech Knowledge Base 所在地:京都府京都市中京区 代表取締役:永淵翔大 事業内容:AI検索最適化(AEO)プラットフォーム事業 URL:https://www.tkbase.co.jp
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