沖縄タイムス社が新聞広告に込めた「平和への祈り」 沖縄戦体験者の実話、4日間掲載でメッセージ完結
戦後80年を迎える沖縄戦の記憶を深め、平和な未来への想いを地域の皆様と共有する特別な企画をご紹介いたします。

沖縄県民にとって特別な日、6月23日をご存じですか。
「鉄の暴風」が吹き、この世のありったけの地獄を集めた――と表現される沖縄戦。その組織的戦闘が終結した日(※日付には諸説あり)として、沖縄県条例で「慰霊の日」と定められ、戦没者を追悼し平和を祈る日として県民に深く根付いています。
戦後80年の慰霊の日、沖縄タイムスは紙面に「祈り」を込めました。
見開き紙面の中とその裏面に配置された手は、紙面を閉じると祈りの形になります。ぜひ、あなたの手も重ねてみてください。また、紙面を抜き取って見開き紙面が内側になるように閉じ、左手側を日にかざすと、反転文字を含めた2行のメッセージが現れます。沖縄戦について知っておきたいデータと、企業の思いを組み合わせたビジュアルも記事下に4社分掲載しています。
これらは沖縄タイムス営業局が、沖縄に根差す企業と共に平和な未来への思いと決意を発信する「平和企画」広告です。この日に先立つ6月19日から21日まで、3日連続で1面下でメッセージ広告を展開し、ひとつながりのストーリーが6月23日当日紙面で完結する仕立てとなっています。
この企画は一人の沖縄戦体験者の実話に基づいています。過去を受け止め、祈りをささげ、今を考え、つないでいくという思いを表現しています。19日からの内容は、ウェブでも公開中です。
沖縄タイムス社について
沖縄タイムス社は、沖縄県に根差した新聞社として、地域の自立と尊厳ある将来に貢献することを目指しています。報道を通じて社会の課題を発信し、平和な社会の実現に向けた取り組みを続けています。
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