カーナビゲーション協調制御テスト向けに『NAVI Turn Table』を発売
AZAPA株式会社(愛知県名古屋市中区錦2−4−15、代表取締役 近藤康弘、以下AZAPA)は、燃費改善のために採用が広がっているナビゲーション(以下、NAVI)情報を活用した協調制御のテスト用システムとして『NAVI Turn Table』を発売します。
各自動車メーカーより地図情報やNAVI情報を活用した先読み予測を行い、高度なエネルギーマネージメント制御を行うことで、より一層の低燃費化を狙う技術が採用されています。開発現場においては、新たな制御の機能検証フェーズやHILS(Hardware In the Loop Simulation)テストの際に想定する走行時の出力データを、NAVI実機から取得する必要があります。
『NAVI Turn Table』 は、お客様のシミュレーションによるNAVI搭載位置のヨー角、ピッチ角計算値を入力することで、実走行時のNAVIシステムのヨーイング・ピッチング挙動をリアルタイムに模擬することができます。NAVIシステム内に搭載されたジャイロセンサからの出力データが取得でき、NAVI協調制御の仮想テスト環境を構築することができます。
■特徴
・ NAVI協調制御の開発における仮想テスト環境を構築できます
・ 走行中のNAVI本体のヨーイング・ピッチング挙動を再現し、
NAVI内のジャイロセンサ出力データをリアルタイムに取得できます
・ Yaw可動範囲(標準)=±360 [deg], 最高角速度=30 [deg/s]
・ Pitch可動範囲(標準)=±15 [deg], 最高角速度=30 [deg/s]
・ 1DIN/2DINインダッシュタイプのNAVIを搭載可能(NAVI本体高さ70~155㎜)
※ インダッシュタイプ以外のNAVIへはカスタイマイズにて個別対応になります
■製品仕様
全体寸法:高さ1150[mm] x 横幅780 [mm] x 奥行780[㎜](接続ケーブルの絡まり防止ガイド含む)
全体重量:52.7 [kg]
ターンテーブル部寸法:高さ653 [mm] x 横幅453[mm] x 奥行き411 [mm]
ターンテーブル部重量:39.5 [kg]
台車部寸法:高さ102 [mm] x 横幅780 [mm] x 奥行き780 [mm]
台車部重量:13.2 [kg]
NAVI積載可能寸法:高さ155(70-155) [mm] x 横幅206 [mm] x 奥行き150 [mm]
NAVI積載可能重量:5 [kg]
回転可動域 (最大):Yaw : ± ∞ [deg]、Pitch : ± 33 [deg]
回転可動域 (標準):Yaw : ± 360 [deg]、Pitch : ± 15 [deg] (ソフトウェアで制限)
分解能:Yaw : 1 [deg]、Pitch : 1 [deg]
最高角速度:Yaw : 30 [deg/s]、Pitch : 30 [deg/s]
電源電圧:AC 100 [V]
通信規格:RS232C (1チャンネル)
受信周期 :10 [ms]以下
受信データ:Yaw/Pitch角度、Yaw/Pitch角速度他
送信周期:100 [ms]
送信データ:Yaw/Pitch角度他
■販売価格
標準仕様 600万円[税抜]
オプション 安全カバーBOX対応 80万円[税抜]
インダッシュタイプ以外のNAVI対応 別途お見積り
【AZAPA】
自動車をはじめ各産業分野において、制御、モデルベーステクノロジー、計測技術を基盤とした研究ソリューションおよび、新たな機能システムを共創ソリューションとしたMobility関連ベンチャー企業
【パンフレット:AZAPA NAVI Turn Table】
https://www.azapa.co.jp/wp-content/uploads/2020/02/200213_NAVIturntable.pdf
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像