コロナ禍で米国を中心にソーシャルカジノゲームアプリが大流行 - iOS では10億ドルの収益:Liftoff とGameRefinery が「ソーシャルカジノゲームアプリレポート」を発表

Liftoff

モバイルゲームの中で一際盛り上がりを見せる分野、「ソーシャルカジノ」。IDFA 取得制限の影響を受け、iOS のインストール単価は10%上昇する結果となりました。
モバイルアプリマーケティングとリターゲティングプラットフォームを提供するLiftoff Mobile 株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:Mark Ellis、シニアカントリーマネージャー:天野 耕太)は、モバイルゲームに特化した分析プラットフォームを提供するGameRefinery と共同で「ソーシャルカジノゲームアプリレポート」を発表しました。本レポートでは、世界的なソーシャルカジノゲームアプリの流行のピークにおける記録的な収益、ユーザー獲得を中心としたマーケティングに関するインサイトをまとめています。

詳細は以下のリンクよりご覧ください。
https://bit.ly/3EoIBZg
 
  • ソーシャルカジノゲームアプリについて

ソーシャルカジノゲームアプリのユーザーは、他のゲームジャンルよりも年齢層が高く、半数以上が45歳以上となっています(GameRefinery 調べ)。

また、ユーザー層は男女でほぼ半々に分かれており、このゲームカテゴリーが幅広い層に支持されていると言えるでしょう。

GameRefinery 社のゲーム分析責任者のJoel Julkunen は以下のようにコメントしています。
「新型コロナの感染拡大に伴い、モバイルゲームへの需要が増えたことを考えると、ソーシャルカジノ分野のモバイルゲームの人気が高まることは自然なことであると言えます。また、ソーシャルカジノゲームアプリは今後も新たな動きや成長が見られることが予測されるため、これからの新規ゲーム開発や世界で注目されているゲームを調査し、長期的な戦略策定する際にこうしたインサイトやトレンドをしっかりと押さえておくこと重要です。」
 

  • 新型コロナによりiOS では10億ドルの収益を記録
新型コロナウイルスの影響でカジノ店への入場者数が減少する中、ソーシャルカジノのモバイルゲームタイトルが大ヒットしました。賭け金なしでギャンブルのような体験ができるモバイルカジノゲームが、モバイルでの新たな消費行動となりました。

米国のiOSでは、パンデミックのピークである2020年第3四半期から2021年第2四半期にかけて、ソーシャルカジノゲームアプリは9億9000万ドルの収益を記録しました。

ワクチン接種率が増えた米国では、主要都市のカジノ店舗がすでに再開されていていますが(*1)、それでもなお、ソーシャルカジノゲームアプリは成長し続けています。

2021年第2四半期までに、四半期利益は2億6,000万ドル以上の新高値を記録しました。

ゲームアプリ全体の米国市場シェアが2020年第3四半期の19.43%から2021年第2四半期の18.89%へと前年同期比で低下していたことを考慮するとこの成長は特筆すべき変化と言えるでしょう。


(*1)出典:https://www.cdcgamingreports.com/mapping-the-recovery-united-states-casino-reopenings/
 

  • ユーザー獲得の傾向とマーケティング:Android 優勢の傾向が続く

IDFAの取得制限により、プラットフォーム別に比較をすると、AndroidがiOSよりも価格を下げ、優勢となっています。ポストIDFA時代のマーケティングでは、広告費のアロケーションが行われ、その結果、iOSのCPIは前年比9.9%増の11.09ドルとなりました。

一方、AndroidのCPIは、2020年8月から2021年8月の間に13.7%低下し、Androidとの価格差が拡大しました。iOSのCPIは、2020年の74%に対し、Androidの122%となっています。

また、ROAS(広告の費用対効果)を見ると、7日目ROASはiOS がAndroid を5.2%上回っていたものの、30日目ではAndroid が逆転し、1.9%上回っています。
 
  • 地域別の傾向:新興市場であるアジア太平洋地域は比較的安価な獲得コスト、北米のほぼ半額のCPIで今後期待ができる市場

北米はユーザーのエンゲージメントが高いものの、こうしたユーザーリーチするにはコストが必要です。

北米のCPIは$10.37ドルで、全世界の中で最も高くなっています。

一方、アジア太平洋地域のCPIは$5.68ドルで、NARの半分です。30日間のROASでは、北米が26.47%と、アジア太平洋地域の21.8%をわずかに上回っているだけで、大きな差はありません。

新興市場であるアジア太平洋地域は注目の市場であり、こうした地域のゲーマーの獲得に視野を広げることを検討するとよいでしょう。
 

  • データの抽出方法について
本レポートは、Liftoff+VungleとGameRefineryの2020年8月1日から2021年8月1日における830億の広告インプレッション、239種類のアプリで11億のクリック、1200万のインストール、3900万のイベントの社内データを含み、広告パフォーマンスに関するインサイトを提供しています。
 
  • Liftoff について

Liftoffはモバイルアプリ向けのマーケティングプラットフォームです。高品質のアプリユーザー基盤を大幅に成長させるためのサポートを提供しています。

Liftoffではバイアスのない公平な機械学習モデルを使用して、お客様のアプリにマッチする最適なユーザー層の割り出しを行っています。また、ユーザーにとってより魅力的な広告体験となるようクリエイティブテストを行い、LTV目標に直結する「収益単価(CPR)」最適化モデルの採用などを積極的に行っています。

Liftoff は2012年創業以来、多くの大手ブランド広告主様やアプリ事業者様と長いお付き合いを続けています。

拠点をRedwood Cityに置き、Liftoffはニューヨーク、ロンドン、パリ、シンガポール、ソウルそして東京にオフィスを構え世界中にビジネスを広げています。


ウェブサイト:https://liftoff.io/ja/

Facebookページ:https://www.facebook.com/LiftoffMobileJP
 

  • GameRefineryについて

GameRefinery はモバイルゲーム市場における機能レベルのデータを提供しているリーディングカンパニーです。データは数十万以上のゲームをカバーしており、常に最新にアップデートしています。

Zynga、Wargaming、King、FunPlusなどの大手ゲーム会社がGameRefineryを利用しています。
GameRefineryのプラットフォームは、独自のアルゴリズムがあり、専門のアナリストチームのサポートが特徴です。ゲームデベロッパー、パブリッシャーの方々に向け、ヒットタイトルの成功要因を紐解き、ゲーム戦略、開発に役立つインサイトをお届けします。


ウェブサイト:https://www.gamerefinery.com/

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会社概要

Liftoff Mobile株式会社

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URL
https://liftoff.io/ja/
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区渋谷2-24 WeWork渋谷スクランブルスクエア39F
電話番号
-
代表者名
Mark Ellis
上場
未上場
資本金
1万円
設立
2017年06月