浜通りの現状と向き合い、アートの意義と可能性を考える2日間 ― 福島・浜通りで開催、一般参加受付中

主催:公益財団法人 福武財団 企画協力:NPO法人インビジブル 2026年9月13日(日)・14日(月)、福島・浜通りで開催/申込締切8月14日(金)

インビジブル

NPO法人インビジブル(所在地:東京都中央区、福島拠点:福島県大熊町、理事長:山本曉甫)は、公益財団法人 福武財団が2026年9月13日(日)・14日(月)に福島・浜通りで開催する「2026年アートによる地域振興助成 成果報告会・助成団体研修会」に、プログラムの企画協力を行います。

また、当団体理事長の山本曉甫は、初日のパネルディスカッション「『完結しない復興』におけるアートの作法」にモデレーターとして登壇します。本会はテーマを「浜通りの現状と向き合い、アートの意義と可能性を考える」とし、助成先団体に加えて一般参加も受け付けています(申込締切:8月14日(金))

浜通りを拠点とする当団体が企画協力

インビジブルは「invisible to visible(見えないものを可視化する)」をコンセプトに、アートとクリエイティビティを触媒として、地域活性化や教育など複数の領域で社会課題に取り組んできました。東京・銀座の本部に加え、福島県大熊町の大熊インキュベーションセンターに福島拠点を構え、現在は浜通りを主たる活動のエリアにしています。今回は全体の行程や内容の策定など、地域に根ざした知見をもとに企画に協力しています。

開催の背景 ― 「災間(さいかん)」を生きる私たちと、アート

東日本大震災から15年以上が経過しました。津波の被災地が懸命な再建を進めてきた一方で、原発事故の影響は今もこの土地に刻まれています。「災間」という言葉があるように、災害と災害の間をどう生きるかという問いは、先日熊本地震が発生したようにこの国に生きる限り終わることなく、向き合い続けなければならないものだと考えています。アートとは本来、そうした「答えの出ない問い」と向き合うための営みではないでしょうか。

全町避難を経験した浜通りの町村に生活が戻り、今、さまざまな芸術実践や地域活動が生まれています。本会は、各地で活動を続ける団体が互いに学び合い、「何のためにアート活動を行うのか」「この地域でなければならない理由は何か」という問いを見つめ直す、1泊2日の研修プログラムです。

主なプログラム

9月13日(日)

  • 2025年度助成先による成果報告

  • パネルディスカッション「『完結しない復興』におけるアートの作法」
    登壇者:宮島達男(現代美術家)/卯城竜太(アーティスト)/秋元菜々美(地域コーディネーター)
    モデレーター:山本曉甫(NPO法人インビジブル 理事長)

  • 懇親会(とみおかワイナリー

9月14日(月)

エクスカーション(合同):《時の海-東北》美術館建設予定地 ほか

エクスカーション(選択制)A:福島第一原子力発電所 視察

エクスカーション(選択制)B:浜通りの回遊(震災以降の請戸小学校/おれたちの伝承館 ほか)

登壇者プロフィール

Photo Courtesy: Lisson Gallery

宮島達男(現代美術家)

1986年東京芸術大学大学院修了。1988年ヴェネツィア・ビエンナーレ、新人部門に招待され、デジタル数字の作品で国際的に注目を集める。以来、国内外で数多くの展覧会を開催。世界30カ国250か所以上で発表している。1997年ジュネーブ大学コンペティション優勝。1998年第5回日本現代芸術振興賞受賞。2021年第71回芸術選奨文部科学大臣賞受賞。1998年ロンドン芸術大学名誉博士授与。2006-2016年東北芸術工科大学副学長。現在は同大学客員教授。2012-2016年 京都芸術大学副学長。現在は同大学客員教授。代表作に「メガ・デス」(1999/2016) など。被爆した柿の木2世を世界の子どもたちに育ててもらうアート、「時の蘇生」柿の木プロジェクト(1995~)、東日本大震災の犠牲者の鎮魂と震災の記憶の継承、東北の未来をつくることをめざす「時の海-東北」プロジェクトも推進している。

撮影: みなみあさみ

卯城竜太(アーティスト)

アーティストコレクティブChim↑Pom from Smappa!Groupのメンバー。2005年に東京で結成。社会問題やそのシステムに対して独特な視点から現代のリアルを提示、都市論などを展開する。国際的に活動を展開し、各国の国際展、ビエンナーレに参加。グッゲンハイム美術館、ポンピドゥセンターなどにコレクションされ、アジアを代表するコレクティブとして活動を展開中。個人としては新宿のスペースWHITEHOUSEの運営や、秘匿性の高い展覧会「ダークアンデパンダン」のディレクション、執筆などを手掛けている。主著に「活動芸術論」(イーストプレス)など。

秋元 菜々美(地域コーディネーター)

1998年、福島県富岡町夜の森出身。2022年まで富岡町役場職員として従事し、フリーランスに転向。現在は、福島県浜通り地域を舞台に土地の時間を人々に喚起させるような作家の作品制作を支援する他、教育や観光に関わること、随筆も行う。

主なプロジェクトに演劇ユニットhumunus「うつほの襞」シリーズ(2021-)での共同クリエーション。建築集団ガラージュ「夜の森 穴火祭り」(2026)でのディレクション。寄稿文に「撹拌する記憶」『石版と織物』vol.2(2022)、「記憶の回路としての遺構」『Soil』第1号

モデレーター

山本曉甫(NPO法人インビジブル 理事長)

1984年東京都生まれ。立命館アジア太平洋大学卒業。在学中よりNPO法人BEPPU PROJECTの活動に携わり、公共空間や商業施設などでアートプロジェクトの企画運営を担当。2015年にNPO法人インビジブルを設立。2021年に福島県富岡町に移り住んで以降、東日本大震災と原発事故による複合災害からの復興を進める浜通り内での活動を軸に事業に取り組む。鳥取藝住祭総合ディレクター(鳥取、2014, 2015)、 Sense Island -感覚の島- 暗闇の美術島 キュレーター(横須賀、2019)、MIND TRAIL 奥大和 心のなかの美術館 キュレーター(奈良、2020)、女子美術大学非常勤講師(東京、2017〜2022)

開催概要

名称

2026年アートによる地域振興助成 成果報告会・助成団体研修会

テーマ

浜通りの現状と向き合い、アートの意義と可能性を考える

会場

CREVAおおくま(福島県大熊町)ほか福島・浜通り各所

定員

50名(申込先着順)

参加費

一般参加:15,000円(宿泊不要の場合は3,000円)

2025・2026年度助成先:1団体につき1名まで無料

※助成年度にかかわらず、懇親会にご参加の場合は別途3,000円

申込締切

2026年8月14日(金) ※定員に達し次第、締切

申込URL

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdDoi3dJa5XgXcsf_4yzrYmIjBilb9yqSKQllgHFLuHom7Xlw/viewform

主催

公益財団法人 福武財団

企画協力

NPO法人インビジブル 

手配協力

株式会社穴吹トラベル

NPO法人インビジブルについて

2015年設立。「invisible to visible(見えないものを可視化する)」をコンセプトに、アートやクリエイティビティを触媒として、地域活性化・教育をはじめとする複数の領域で社会課題に取り組むNPO法人。東京・銀座と福島・大熊町に拠点を置き、企業・行政とのパートナーシップ事業、地域に根ざしたラボ活動、一人ひとりの創造性を育む教育プログラムなどを展開しています。

https://invisible.tokyo/

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会社概要

NPO法人インビジブル

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URL
https://invisible.tokyo/
業種
サービス業
本社所在地
東京都中央区銀座一丁目22番11号 銀座大竹ビジデンス2階
電話番号
050-3710-8483
代表者名
山本曉甫
上場
未上場
資本金
-
設立
2015年07月