みんなのタクシー株式会社 事業説明会 移動・交通の最適化に向けて協業を加速
〜モビリティ領域におけるソニーとの連携強化や、JR東日本との事業提携、KDDI、NTTドコモ他と資本業務提携〜
本日、みんなのタクシー株式会社(本社:東京都台東区、以下みんなのタクシー)は、事業説明会を開催し、代表取締役社長の西浦賢治より事業開始以降の主な実績や今後の事業の方向性、ソニー株式会社(以下、ソニー)との事業連携強化やパートナー各社との事業・資本提携等について説明しました。
みんなのタクシーは、都内タクシー会社5社(株式会社グリーンキャブ・国際自動車株式会社・寿交通株式会社・大和自動車交通株式会社・株式会社チェッカーキャブ)と、ソニー及びソニーペイメントサービス株式会社の合弁企業です。タクシー会社5社が保有するタクシー車両は現在都内最大規模の1万台を超えています。
タクシー配車アプリの名称“S.RIDE”には、Simple、Smart、Speedyな乗車体験を提供する新たなタクシー利用体験を象徴しています。ワンスライドすることで、東京最大級のタクシーネットワークから一番近いタクシーを呼び出すことができるタクシー配車サービスです。
事業説明会で説明した概要は以下の通りです。
1.事業開始後の実績
みんなのタクシーは、2019年4月に配車事業、広告事業、決済事業を開始しました。各事業における主な実績は以下の通りであり順調に推移しています。また今後はさらなるサービスの利便性向上を目指した各種施策を展開します。
・配車事業
▷1日当たりの配車件数が18倍以上(2019年9月実績:対2019年4月実績比)
▷平均利用単価が2,755円(迎車料金込み。2019年9月実績)
・広告事業
▷月当たりの広告売上が約4倍(2019年9月実績:対2019年4月実績比)
▷2019年9月以降は満稿が継続中
・決済事業
▷1月当たりのネット決済/S.RIDE Walletの利用件数が15倍以上(2019年9月実績:対2019年4月実績比)
▷ネット決済比率約64%(2019年9月実績)
・東京以外の地域への展開を加速
▷2019年度内に多摩、横浜を始めとした関東地域等におけるタクシー事業者と連携して、S.RIDE配車サービスを導入予定
・新機能と各種マーケティング施策
▷ 複数高級車両からS.RIDEで選択できる「車種指定サービス」
▷他社の汎用QR決済の導入
2.ソニーとのモビリティ領域における連携強化
みんなのタクシーは、ソニーが保有するAIとセンシング技術を活用したモビリティ領域への取り組みと連携して以下の施策を展開します。
・需要予測サービスの商用開始
▷2019年11月5日より、大和自動車交通株式会社が保有するタクシーに搭載されているドライバー用タブレットに、ソニーのAI技術で開発した需要予測アプリを搭載し、商用サービスを開始(他の株主である、株式会社グリーンキャブ、寿交通株式会社、株式会社チェッカーキャブについても順次対応予定)
▷このアプリは単に需要予測するだけではなく、乗車点予測、長時間乗車率、空車動態表示、おすすめルート表示、特需発生表示等、タクシー会社の稼働率・売り上げ向上に貢献する多くの機能を搭載
・安全運転支援への取り組み強化
▷タクシーで利用されている車両と同型の車両にソニーの各種センサー、LiDAR等を搭載して走行し、センシングデータの収集や運転操作記録(アクセル・ブレーキ・ハンドル操作)を収集、解析し、危険予測データベースの構築を推進
▷当該データの取得により、安全・安心スコアを算出、熟練ドライバーとの差分評価、及び危険検知をもとにドライバーへの警告や注意喚起を行う安全運転支援ツールを構築し、実際のタクシーに搭載して今後検証を開始
3. 事業提携・資本業務提携による更なる成長
みんなのタクシーは、以下の事業提携・資本提携により、事業の成長を加速させることに加えて、来るべきMaaS時代を踏まえた投資とビジネスモデルの構築に取り組んでいきます。
・東日本旅客鉄道株式会社(以下、JR東日本)とのMaaS領域での事業提携
▷JR東日本が構築する交通系スマートフォンアプリ“Ringo Pass”とみんなのタクシーの配車アプリ”S.RIDE”の連携により、両社が持つネットワーク、資産を共に有効活用することで、それぞれの事業の拡大を目指す。
▷みんなのタクシーの株主である国際自動車株式会社、大和自動車交通株式会社、株式会社チェッカーキャブが有する約9,000台のタクシー車両に設置されている後部座席タブレットを用いて、2019年度中に“Ringo Pass”のサービスに対応
・KDDI株式会社(以下、KDDI)、株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)、株式会社ゼンリンデータコム(以下、ゼンリンデータコム)、及び帝都自動車交通株式会社との資本業務提携
▷KDDIと連携し、MaaSの普及に向けたプラットフォームの共同構築やタクシーの新たなサービスの共同開発と商用化、及びビッグデータを活用した新たなビジネスの共同検討等を推進
▷ドコモと連携し、ドコモのdアカウントやdポイントクラブ会員基盤とS.RIDEの連携による快適な移動の支援やタクシー車内におけるd払いでのQRコード決済他における協業等を推進
▷ゼンリンデータコムと連携し、タクシー走行データを活用した3Dリアルタイムマッピングでの可視化とデータベース化による利活用を目的としたR&Dを推進
みんなのタクシーは、今後も様々な事業領域で強みを有するパートナーとの連携を推進し、全国のタクシー事業者がみんなのタクシーの提供するサービスを利用頂ける環境を引き続き整備していくと共に、安心・安全・快適な移動体験の提供を通じて、経済価値の追求と同時に、社会価値の創出、交通インフラと連携した移動の最適化を実現していきます。
【みんなのタクシー株式会社 会社概要】
会社名 : みんなのタクシー株式会社
住所 : 東京都台東区台東 1-24-2
設立 : 2018 年 5月 31 日
代表者 : 西浦 賢治
資本金 : 600百万円(資本準備金含む:2019年3月末日現在)
事業内容 : タクシー事業者等に向けた配車ソフトウェア・システム他の企画・開発・サービス提供
U R L : https://www.mintaku.co.jp
タクシー配車アプリの名称“S.RIDE”には、Simple、Smart、Speedyな乗車体験を提供する新たなタクシー利用体験を象徴しています。ワンスライドすることで、東京最大級のタクシーネットワークから一番近いタクシーを呼び出すことができるタクシー配車サービスです。
事業説明会で説明した概要は以下の通りです。
1.事業開始後の実績
みんなのタクシーは、2019年4月に配車事業、広告事業、決済事業を開始しました。各事業における主な実績は以下の通りであり順調に推移しています。また今後はさらなるサービスの利便性向上を目指した各種施策を展開します。
・配車事業
▷1日当たりの配車件数が18倍以上(2019年9月実績:対2019年4月実績比)
▷平均利用単価が2,755円(迎車料金込み。2019年9月実績)
・広告事業
▷月当たりの広告売上が約4倍(2019年9月実績:対2019年4月実績比)
▷2019年9月以降は満稿が継続中
・決済事業
▷1月当たりのネット決済/S.RIDE Walletの利用件数が15倍以上(2019年9月実績:対2019年4月実績比)
▷ネット決済比率約64%(2019年9月実績)
・東京以外の地域への展開を加速
▷2019年度内に多摩、横浜を始めとした関東地域等におけるタクシー事業者と連携して、S.RIDE配車サービスを導入予定
・新機能と各種マーケティング施策
▷ 複数高級車両からS.RIDEで選択できる「車種指定サービス」
▷他社の汎用QR決済の導入
2.ソニーとのモビリティ領域における連携強化
みんなのタクシーは、ソニーが保有するAIとセンシング技術を活用したモビリティ領域への取り組みと連携して以下の施策を展開します。
・需要予測サービスの商用開始
▷2019年11月5日より、大和自動車交通株式会社が保有するタクシーに搭載されているドライバー用タブレットに、ソニーのAI技術で開発した需要予測アプリを搭載し、商用サービスを開始(他の株主である、株式会社グリーンキャブ、寿交通株式会社、株式会社チェッカーキャブについても順次対応予定)
▷このアプリは単に需要予測するだけではなく、乗車点予測、長時間乗車率、空車動態表示、おすすめルート表示、特需発生表示等、タクシー会社の稼働率・売り上げ向上に貢献する多くの機能を搭載
・安全運転支援への取り組み強化
▷タクシーで利用されている車両と同型の車両にソニーの各種センサー、LiDAR等を搭載して走行し、センシングデータの収集や運転操作記録(アクセル・ブレーキ・ハンドル操作)を収集、解析し、危険予測データベースの構築を推進
▷当該データの取得により、安全・安心スコアを算出、熟練ドライバーとの差分評価、及び危険検知をもとにドライバーへの警告や注意喚起を行う安全運転支援ツールを構築し、実際のタクシーに搭載して今後検証を開始
3. 事業提携・資本業務提携による更なる成長
みんなのタクシーは、以下の事業提携・資本提携により、事業の成長を加速させることに加えて、来るべきMaaS時代を踏まえた投資とビジネスモデルの構築に取り組んでいきます。
・東日本旅客鉄道株式会社(以下、JR東日本)とのMaaS領域での事業提携
▷JR東日本が構築する交通系スマートフォンアプリ“Ringo Pass”とみんなのタクシーの配車アプリ”S.RIDE”の連携により、両社が持つネットワーク、資産を共に有効活用することで、それぞれの事業の拡大を目指す。
▷みんなのタクシーの株主である国際自動車株式会社、大和自動車交通株式会社、株式会社チェッカーキャブが有する約9,000台のタクシー車両に設置されている後部座席タブレットを用いて、2019年度中に“Ringo Pass”のサービスに対応
・KDDI株式会社(以下、KDDI)、株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)、株式会社ゼンリンデータコム(以下、ゼンリンデータコム)、及び帝都自動車交通株式会社との資本業務提携
▷KDDIと連携し、MaaSの普及に向けたプラットフォームの共同構築やタクシーの新たなサービスの共同開発と商用化、及びビッグデータを活用した新たなビジネスの共同検討等を推進
▷ドコモと連携し、ドコモのdアカウントやdポイントクラブ会員基盤とS.RIDEの連携による快適な移動の支援やタクシー車内におけるd払いでのQRコード決済他における協業等を推進
▷ゼンリンデータコムと連携し、タクシー走行データを活用した3Dリアルタイムマッピングでの可視化とデータベース化による利活用を目的としたR&Dを推進
みんなのタクシーは、今後も様々な事業領域で強みを有するパートナーとの連携を推進し、全国のタクシー事業者がみんなのタクシーの提供するサービスを利用頂ける環境を引き続き整備していくと共に、安心・安全・快適な移動体験の提供を通じて、経済価値の追求と同時に、社会価値の創出、交通インフラと連携した移動の最適化を実現していきます。
【みんなのタクシー株式会社 会社概要】
会社名 : みんなのタクシー株式会社
住所 : 東京都台東区台東 1-24-2
設立 : 2018 年 5月 31 日
代表者 : 西浦 賢治
資本金 : 600百万円(資本準備金含む:2019年3月末日現在)
事業内容 : タクシー事業者等に向けた配車ソフトウェア・システム他の企画・開発・サービス提供
U R L : https://www.mintaku.co.jp
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