メダップ、プレシリーズBで総額3.8億円の資金調達を実施。累計調達額12.3億円に。
〜地域医療の課題解決に向けたビジネスの確立を図る〜
今回調達した資金とパートナーシップにより、病院特化型の地域医療連携管理ツールである「foro CRM」およびWeb紹介予約システム「refery」をはじめとする病院経営改善のためのサービスの開発・提供を促進し、地域医療の質と持続可能性の向上に資するための体制を構築していきます。
■資金調達および資本業務提携の背景・目的
メダップは「経営から、病院を変える。病院から、医療を変える。」をビジョンに掲げ、地域連携CRMツール「foro CRM」を大規模な基幹病院を中心に提供するなど、持続可能で質の高い地域医療の実現を目指し事業を推進してまいりました。
日本の医療は、少子高齢化にともなう高齢者人口の増加、生産年齢人口の減少により、医療費の増大や医療従事者の不足などが課題となっており、デジタルの活用、さらには医療機関同士の連携による医療提供体制の最適化および効率化が求められています。医療提供体制においては、2024年度の診療報酬改定により、「かかりつけ医機能」の強化・確立が求められると予想されており、医療機関は急激な変化に柔軟に対応する必要があります。
病院がこうした急激な変化に対応することが、持続可能で質の高い地域医療の構築において非常に重要だとメダップは考えており、病院の変化への対応を可能にするサービスの開発と提供を加速したいと考え、この度の資金調達と資本業務提携を実施しました。
本資金調達および資本業務提携により、医療機関の役割分担の明確化や医療資源の最適配置による効率的な医療提供体制構築と、患者・市民のデータ共有の深化と加速による医療・介護の質の向上を両立した、持続可能な包括的地域医療体制の構築をめざします。
そのために、各医療機関が有する機能に適した外来医療の推進、院内データの統合や分析の強化など、サービス開発の強化とサービスの連携を行い、また販売連携によりサービスの普及を加速することで、より多くの病院の経営課題の解決を目指します。
メダップの今の現在地と、今後目指す方向性については、note記事にも詳細まとめましたので、こちらも是非ご覧ください。https://note.com/medup/n/n4deed8fd8c61
■プレシリーズBラウンドの投資家
DNX Ventures (既存投資家)
三菱HCキャピタル株式会社 (新規投資家)
PARAMOUNT BED Healthcare Fund (新規投資家)
ALL STAR SAAS FUND (既存投資家)
■本第三者割当増資における引受先コメント
DNX Ventures 日本代表 Managing Partner 倉林 陽
この度、DNX Venturesは前回ラウンドに引き続きメダップに追加出資させて頂きました。ポストコロナ以降の病院経営は、収益性と医師の働き方改革の観点から、地域医院からの患者紹介と地域医療に患者をお戻しする逆紹介の重要性が増しています。その課題に取り組むメダップのクラウドサービスは、400病床を超える地域の基幹病院をはじめ多くの病院に導入され病院経営に貢献してきました。病院DX分野においてメダップが担う役割は益々増しており、病院と医療を支えるパートナーとして更なる成長を期待しております。
三菱HCキャピタル株式会社 役員理事 ヘルスケア営業部長 小鴨剛氏
「医療機関の成長を支援する頼れるパートナー」を目指す当社にとって、メダップ社とは「医療機関の経営改善並びに地域医療連携の推進」というミッションを共有し、今般の資本業務提携に至りました。
今後は両社が培ってきた知見・ネットワーク・その他リソースを駆使することで、現存サービスの普及促進、並びに上記ミッションに係る新規ソリューションの共同開発を目指します。
柳内CEO率いる素晴らしいチームと共に、地域を支える持続可能な医療システムの構築に向けて、共に歩み、共に築くことを楽しみにしております。
PARAMOUNT BED Healthcare Fund 中沢 淳一(パラテクノ株式会社代表取締役社長)
メダップ社の「経営から、病院を変える。病院から、医療を変える。」というビジョンは、弊社の医療事業が目指す「医療機関のパートナーになる」と同じ方向性と考えております。今後は患者の流れを最適化するメダップ社と医療、介護の領域で製品・サービスの提供を行っている弊社が協力体制を組み、地域医療構想・地域包括ケアシステム推進の一翼を担っていくことを、パラマウントグループの医療事業の責任者として、期待しております。
ALL STAR SAAS FUND シニア・パートナー 湊 雅之
前回ラウンドに引き続き、ALL STAR SAAS FUNDからも追加出資させて頂きました。メダップが目指す持続可能で質の高い地域医療は、日本社会の大きな課題であり、変革が必要不可欠です。メダップは、前回出資して以降、「foro CRM」や新プロダクト「refery」で病院の変革を支援してきました。今後、さらに病院経営改善に資するプロダクトの提供を計画しており、メダップが、この変革をリードする中心的な存在になることを心から期待しております。
■メダップについて
「経営から、病院を変える。病院から、医療を変える。」をビジョンに、医療従事者の労働量や医療費などが持続可能な形で、医療サービスの質が改善される世界を実現することを目指します。現在は、既存プロダクトとして病院特化型の地域医療連携管理ツールである「foro CRM」、Web紹介予約システム「refery」を提供しています。
今後も医療機関における患者の流れを最適化するためのサービスをはじめ、病院経営改善のためのサービスの開発・提供を行っていきます。
詳しくは、メダップのウェブサイトをご覧ください。
会社HP:https://medup.jp/
現在、サービスの強化とより多くの医療機関の地域医療連携活動を支援する体制を加速していくため、病院の連携活動を伴走支援するプロフェッショナルサービス(大病院向けエンタープライズカスタマーサクセス)担当者などを募集しております。
本件に関するお問い合わせ先
メダップ株式会社
コーポレートデザイン部
〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町三丁目2番14号
MAIL pr@medup.jp
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