タンザニアでのラストマイルデリバリー事業のPoCを開始
モビリティを活用したモノのアクセス改善、地域経済の活性化、雇用機会創出の取り組み
WASSHA(ワッシャ)株式会社 (本社:東京都文京区、代表取締役CEO:秋田 智司、以下WASSHA) は、ヤマハ発動機株式会社 (本社:静岡県磐田市、代表取締役社長:日髙 祥博、以下ヤマハ発動機) のグループ会社である株式会社CourieMate (クーリメイト) (本社:静岡県磐田市、代表取締役:松本 弘、以下CourieMate) との間で協業契約を締結し、タンザニアにおけるラストマイルデリバリー事業のPoC(概念実証)を開始いたしましたのでお知らせいたします。
■協業の内容について
WASSHAは、ビジネスを通じて社会課題を解決し人々をエンパワーする「Power to the people」をミッションに掲げ、2013年の創業以来、アフリカで事業を展開しています。アフリカ市場は、急速な人口増加を背景に、テクノロジーを活用した革新的なビジネスを展開するスタートアップが多数勃興し、従来の先進国の発展プロセスを飛び越えたリープフロッグ型の急速な成長を続けています。当社は、12億人を超えるアフリカ市場において一般消費者の購買起点である小売店(以下キオスク)を活用した事業開発に取り組んでまいりました。
現在展開している電力サービス事業(Energy as a Service事業、以下EaaS事業)では、電力供給が安定しない又は電力供給が全く無い地域に住む一般家庭・小規模事業者を対象に、キオスクを介して太陽光充電式のLEDランタンを1日単位でレンタルするサービスを提供しています。タンザニア、ウガンダ、モザンビーク、コンゴ民主共和国の4カ国で事業を行っており、契約キオスク数は2023年2月現在5,000店舗超、現在も増加を続けています。
この拡大するキオスク・ネットワークを活用できる事業の1つとして、物流領域において、消費者の手元まで物品を配送する「ラストマイルデリバリー事業」をウガンダで展開するCourieMateと協業に向けた検討を続けてまいりました。今回の協業契約は、WASSHAがタンザニア全土に持つキオスク・ネットワークやモバイルマネーを活用した決済の仕組みと、CourieMateがウガンダで蓄積したラストマイルデリバリーの運営ノウハウ・経験を活かし、タンザニアを広くカバーするラストマイルデリバリー事業の早期立ち上げを目指すものです。
この協業を通じて、タンザニアにおける物流サービスの発展、モノのアクセス改善による地域経済の活性化、および事業拡大に伴う雇用機会の創出を目指します。
【CourieMateの概要】
- 会社名:株式会社CourieMate
- 代表者:代表取締役 松本 弘 ※ヤマハ発動機より出向
- 本社所在地:静岡県磐田市新貝2500
- 設立:2018年12月 ※2020年11月よりヤマハ発動機グループ会社
- 事業内容:ウガンダでのデリバリー事業
【WASSHAの概要】
- 会社名:WASSHA株式会社
- 代表者:秋田 智司(代表取締役CEO)
- 本社所在地:東京都文京区本郷7丁目3−1 東京大学アントレプレナープラザ305号室
- 設立:2013年11月28日
- 事業内容:キオスクを活用した電力サービス事業
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