第16回キッズデザイン賞 4作品が受賞/コロナ禍のあそび需要に対応した遊具や発想力や創造力を育む 日本文化を感じる園舎など
~ 16 年連続受賞 通算受賞数は102件に!~
- 英明幼稚園 <建築・空間>
【概要】
神奈川県横浜市にある幼稚園の増改築計画。建物と園庭が一体となり回遊性をもつ園舎を計画しました。
点在するあそび空間や遊具はあそびの要素を限定せず、子どもの創造力を掻き立てます。
【計画背景】
園の保育方針は、あそびを媒介にして心、体、頭を育て、豊かな人間関係を築くこと、挑戦する意欲を育てること。全学年の子どもが集まって自由あそびを行う中で、学年関係なくコミュニケーションがとれるあそび空間の提案をしました。また、希薄になっている畳の空間や日本文化の学びを取り入れること、解体するログハウスの部材を遊具や園舎の一部へアップサイクルし、環境問題への取り組みを行いました。
- EGGシリーズ <プロダクト>
【概要】
低年齢児の運動能力に適した機能やサイズに合わせた単品遊具シリーズ。
使い方がわかりやすい雲梯・太鼓橋・滑り台というベーシックな遊具です。アルミ素材により軽量化を図り、管理者は簡単に持ち運べます。
【開発背景】
コロナ禍で外遊びの需要が高まり、低年齢児用の園庭提案が増加傾向にあります。屋外で使用できる耐久性の高い遊具や、設置場所を十分に確保できない施設でも、低年齢児が遊ぶ時間に合わせて遊具を移動できる、軽量な遊具が求められています。また、低年齢児が幼児向けの遊具を使用すると、怪我に繋がる危険性があります。そこで、低年齢児の運動能力に適した機能やサイズに合わせた単品遊具シリーズを開発しました。
- 組み替えステップロッカク・ロの字 <プロダクト>
【概要】
運動発達に合わせて難易度を変えた、様々な種類の運動あそびができる柔らかい低年齢児向けの運動教具。
保育者の身体的・心理的な負担を軽減し、運動あそびの機会が増やせるよう、園でのモニターを繰り返しヒアリングを重ねて検証しました。
【開発背景】
コロナ禍でさらに運動あそびの機会が減少していることが明らかになりました。そのことから運動あそびの機会を増やすため、園での手作り教具をヒントに、あそびが拡がり、取り扱いやすい仕様を追求しました。モニターを繰り返し、教具の収納や、消毒作業の負担などについて「出し入れが簡単にできること」「消毒が素早く容易にできること」など、園で見聞きしたことを反映しながら仕様を検討しました。
- Bブロック研究所 <建築・空間>
【概要】
藤沢市の相模幼稚園の教室を利用してブロックの研究所を開設した園舎改修計画。
創造力にブレーキをかけず思う存分ブロック遊びをして熱中することで、将来創造性豊かな人になってほしいという願いを込めて企画しました。
【計画背景】
今の幼児期の子どもたちは、完成されたものやゲームで遊ぶことが多くなり、ブロックで遊ぶ時間は減っています。創造性を養うブロック遊びは幼児期には欠かすことのできない遊びです。また社会への女性進出で長時間の保育が普通になった今、夕方寂しく園で親の帰りを待つのではなく、逆に子供がまだ迎えに来ないでというくらい楽しく、創作活動に没頭できる空間が施設にあったら良いと考え、企画しました。
- 賞創設以来、16 年連続受賞!通算受賞数は100 件越え!
- キッズデザイン賞について
▼受賞詳細はキッズデザイン賞HP にてご確認ください。
https://kidsdesignaward.jp
- 会社概要について
代表者:代表取締役 徳本 達郎
所在地:東京本社 〒108-0074 東京都港区高輪4丁目24-50
福井本社 〒914-0125 福井県敦賀市若葉町2丁目1770番地
創業:1916年9月(大正5年)
URL:https://www.jakuets.co.jp
「未来は、あそびの中に。」をスローガンに、幼児施設向けの教材や遊具の製造販売をはじめ、園舎の設計施工や、近年は美術館や商業施設などに質の高いあそびの環境をデザインすることで、子どもの成長とともに大きく花開いていく『未来価値』を創造し続ける。
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