mint、ESGに関する活動方針と3点の取り組みを実施

mint(本社：東京都渋谷区、ジェネラル・パートナー：白川智樹、木暮圭佑）は、創業期に特化したベンチャーキャピタルの役割として、弊社及び弊社が運用するファンドのESGに関する活動方針を明らかにするとともに、3点の取り組みを実施いたします。

■ESGへの活動方針
ESGはアセットオーナーや上場企業にとどまらず、スタートアップにおいても重要性が増していくなか、創業期のスタートアップ支援を行うベンチャーキャピタルとして、投資先企業とともに正しくESGの理解を深める必要性があると考えています。創業期に特化したベンチャーキャピタルの役割として、投資先企業の長期的な事業成長および企業価値向上、長期の組織運営や将来の機関投資家との対話に備え、ESGに関する基礎的な考え方の土台づくりを支援することが、投資先およびスタートアップエコシステムに対する貢献に繋がると考えています。
以上を踏まえて、3点の取り組みを実施いたします。

■ESGへの取り組み

1.   「ESGポリシー」の策定
弊社及び弊社が運用するファンドを対象としたESGポリシーを策定しました。弊社の投資意思決定については、ESGポリシーに基づいて実施します。
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1.(背景)
近年、機関投資家をはじめとした国内外の投資業界において、環境・社会・コーポレートガバナンス（以下「ESG」）の重要性が益々認識されています。スタートアップ企業においてもESGを意識した経営がスタンダードとなるなかで、創業期のスタートアップ支援に特化したベンチャーキャピタルの役割として、投資先企業に対して会社設立直後からESG経営を意識した支援を行うことで、スタートアップエコシステム全体におけるESGの普及と啓蒙に取り組んでまいります。本ポリシーは、これに関する当社の方針を明らかにするものです。

2.(適用範囲)
本ポリシーは、当社および当社が運用するファンドに適用するものとします。

3.(環境に対する責任)
生物多様性の喪失、大気・水質、土地の汚染、廃棄物の産出、非再生資源の枯渇などの主要な環境課題に配慮し、環境法令を遵守します。

4.(社会に対する責任)
企業が及ぼす人権への影響を充分に理解し、人事慣行における差別の禁止、児童労働の不使用など、人権の侵害に加担しない環境体制づくりに努めます。

5.(コーポレートガバナンス)
現地と国内の労働関連法を遵守し、安全かつ健全な労働条件の提供を行い、労働の強制及び雇用と職業における差別の撤廃に努めます。

6.(腐敗・贈収賄の撤廃)
会社従業役員・顧客・取引先・地域社会といった、いかなるステークホルダーに対し、強要や贈収賄を含むあらゆる腐敗の防止に取り組むことを努めます。

7.(普及活動)
当ポリシーを軸として自社及び投資先企業に対し、投資検討段階から投資後の経営支援の一環として、情報の積極的な共有や勉強会等を通じた啓蒙活動を行います。

8.(投資先企業との伴走) 
ESGに向き合う投資先企業とともに施策の実行及び改善に取り組んで参ります。

9.(ファンド出資者への報告)
当社のESGに関する組み込みや、その過程及び結果についてはファンド出資者へ報告を致します。

10.(ポリシーの変更)
ESG要素を含んだ投資活動及び経営を継続的に推進していくため、本ポリシーを定期的に見直し、状況に応じた変更を行います。
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2.投資先企業とともにESG普及・啓蒙を目指す「ESG条項」
賛同を頂いた投資先企業に対しては投資契約書に「ESG条項」を導入し、投資先企業とともにスタートアップエコシステムに対してのESG普及・啓蒙活動を実施します。

3. 「勉強会/エンゲージメントシート」によるESG理解の促進
創業期のスタートアップはESGに関する取り組みが未整備である状況であることを考慮し、ESGに取り組む土台作りを目的として、投資先企業を対象とした勉強会を定期的に開催します。その際に、弊社がESGポリシーに則り作成したエンゲージメントシートを活用することで、分かりやすく理解が深まる機会となることを目指します。

■会社概要
・mint
代表者：白川智樹、木暮圭佑
所在地 東京都渋谷区東二丁目25番3号 WAVE渋谷5F
URL：https://mint-vc.com

mintは、プレシード・シード期に特化した独立系ベンチャーキャピタルです。創業準備中/創業期の起業家向けの無料オフィス支援プログラム「FLAP」、投資先企業が入居可能なコワーキング・オフィス「GUILD SHIBUYA」「HATCH」、創業期のCTOやリードエンジニアが集まるコミュニティ「PROP」を運営しており、起業家同士・先輩経営者・各分野のプロフェッショナルのコミュニティを通じた、創業支援を目指しています。