【大阪・関西万博閉幕1周年】ヨルダン・パビリオン、来場者満足度第1 位・BIE公式参加者褒賞2部門受賞のレガシーを未来へ。
日本各地に広がる文化交流ー万博で生まれた友情を2027年の横浜へ。

2025年10月13日に閉幕した大阪・関西万博から1年。
同博覧会の閉幕1周年にあたり、ヨルダン・パビリオンが残した成果と、閉幕後も日本各地へ広がる文化交流の取り組みを紹介します。
ヨルダン・ハシェミット王国のヨルダン・パビリオンは、来場者満足度ランキング総合第1位、博覧会国際事務局(BIE)の公式参加者褒賞2部門受賞という成果を残しました。
ヨルダンから運ばれた世界遺産ワディ・ラムの砂を使った体験型展示をはじめ、ファッション、芸術、ウェルビーイングを通じた多彩な文化交流は、多くの来場者の心に印象を残しました。
閉幕後もその交流は続いています。ヨルダン・パビリオンの関係者による「ヨルダン・キャラバン」は、日本各地の50以上のイベントに参加。地域社会や次世代との新たなつながりを育んできました。
そして2027年、横浜で開催される国際園芸博覧会「GREEN×EXPO 2027」へ。
ヨルダン・パビリオンは、184日間の万博で生まれた出会いを一過性のものとせず、日本とヨルダンの未来につながる文化交流として受け継いでいきます。
来場者満足度総合第1位ー五感で体験するヨルダンの魅力
ぴあ株式会社が発行した『大阪・関西万博ぴあ完全攻略編』に掲載された、2,000人以上の来場者への出口調査に基づく「パビリオン満足度ランキング」で総合第1位に選ばれました。
来場者の関心を集めたのは、ヨルダンの歴史や文化を五感で体験できる展示です。
その中でも、世界遺産ワディ・ラム保護区から運ばれた砂が広がる空間は、ヨルダン・パビリオンを象徴する展示となりました。
来場者は素足でヨルダンの砂に触れ、映像や音、香りを通じて、遠く離れたヨルダンの雄大な自然や豊かな文化を五感で体感しました。その唯一無二の体験は多くの人々を魅了し、会期中には最大240分待ちを記録するなど、高い関心を集めました。
ヨルダン・パビリオンが大切にしていたのは、単に展示を鑑賞するだけではなく、実際にその国の自然に触れ、文化を感じ、そこに暮らす人々の温かさに心を寄せることでした。
そうした体験を通じて、地理的な距離を越え、ヨルダンという国をより身近に感じていただくとともに、人と人との心のつながりを育む場となりました。


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BIE公式参加者褒賞2部門受賞ー国際的にも高い評価
2025年10月12日に開催されたBIEデー表彰セレモニーにおいてヨルダン・パビリオンは公式参加者褒賞の2部門で受賞しました。
受賞内容
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・テーマ解釈(Theme Development) |
モジュール型パビリオン部門金賞 |
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・持続可能性(Sustainability) |
モジュール型パビリオン部門持続可能性賞 |
ヨルダンの歴史、文化、自然、そして未来への展望を表現した展示が国際的に評価されました。
来場者満足度総合第1位とBIE公式参加者褒賞2部門受賞は、ヨルダン・パビリオンが残した代表的な成果です。
文化と芸術、ウェルビーイングを通じた特別な交流
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内田恭子氏とともに、砂漠で心を整えるマインドフルネス
2025年9月7日、フリーアナウンサーでマインドフルネストレーナーとしても活躍する内田恭子氏を迎え、特別イベント「ワディ・ラム砂漠にて、マインドフルネスで旅をするひとときを。」を開催しました。ヨルダンから運ばれた赤い砂が広がる展示空間で、参加者は内田氏の導きにより、呼吸や五感に意識を向け、自分自身と静かに向き合う時間を過ごしました。
テーマは「ゆるめる・ほどく・てばなす」素足に触れる砂の感触、ホワイトセージの香り、静かに響く声。ヨルダン・パビリオンならではの体験を通じて、心と身体を整えるひとときが生まれました。
この企画は、ヨルダンの自然や文化を、現代のウェルビーイングという新たな視点から紹介する機会となりました。
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コシノジュンコ氏がプロデュース、砂漠を舞台にファッションショー
2025年10月12日、万博閉幕を翌日に控えたヨルダン・パビリオンでは、世界的ファッションデザイナーのコシノジュンコ氏本人を迎え、同氏がプロデュースするファッションショを開催。ヨルダンから運ばれた22トンの砂が広がる展示空間を舞台に、モデルたちはコシノ氏が手がけた衣装をまとい、音楽やダンスを取り入れたパフォーマンスを披露しました。ヨルダンの自然と日本の伝統美が出会い、異なる文化の魅力が一つの空間で表現されたこのショーは、ヨルダン・パビリオンが大切にしてきた文化交流と相互理解を象徴する取り組みとなりました。


万博閉幕後も続く交流ー日本各地へ広がるヨルダン・キャラバン
大阪・関西万博の閉幕後も、ヨルダンと日本の交流は続いています。ヨルダン・パビリオンの関係者による「ヨルダン・キャラバン」は、日本各地を巡り、50以上のイベントに参加しました。
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大阪府|万博記念公園での文化交流ーヨルダンの伝統と日本の庭園文化が出会う
2026年7月2日、万博記念公園では「ヨルダン・キャラバン・プロジェクト」が開催され、万博閉幕後も続く日本とヨルダンの文化交流が披露されました。
会場では、ヨルダンの伝統舞踊「ダブケダンス」の公演や体験、ミュージシャンによる演奏、ワディ・ラムの砂に触れる体験、ヨルダン料理の提供など、多彩なプログラムを実施。来場者が音楽や食文化を通じてヨルダンの魅力に親しむ機会となりました。
また、同年3月には、ヨルダン・パビリオンから寄贈された世界遺産ワディ・ラムの砂と約6,000万年前の鉱石を用いた枯山水モニュメントが、万博記念公園の日本庭園に設置されました。
ヨルダンの雄大な自然と日本の伝統的な庭園文化が融合したこのモニュメントは、万博で生まれた両国の友情を形として残し、文化交流の歩みを次世代へと伝える象徴となっています。
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大阪府堺市|伝統文化の交流と展示物の継承ー万博の記憶を地域の文化資産へ
大阪府堺市とヨルダン・パビリオンは、大阪・関西万博を通じて、両国の伝統文化を生かした独自の交流事業を展開しました。堺の伝統産業である「堺五月鯉幟」を取り入れた制作ワークショップでは、平和への願いや未来への思いを表現。また、ヨルダンの砂漠空間を茶室に見立てた「乾坤茶会」では、日本の茶道文化とヨルダンの自然が融合し、国境を越えた文化交流が実現しました。
こうした取り組みを契機に、ヨルダン・パビリオンから堺市へ、世界遺産ワディ・ラムの砂が寄贈されました。2026年1月28日には展示物の譲渡に関する覚書が締結され、万博で使用された砂は、堺市の百舌鳥古墳群ビジターセンターで新たな展示物として受け継がれています。
世界遺産ワディ・ラムの砂が、世界文化遺産・百舌鳥古市古墳群ゆかりの地で紹介されることは、両地域の歴史と文化を結ぶ象徴的な取り組みです。万博会場で生まれた交流は、閉幕後も日本とヨルダンの友情を伝え続けています。
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徳島県|ヨルダンからの贈り物ー万博の展示が新たな交流の舞台へ
大阪・関西万博を契機に生まれた徳島県とヨルダンの交流は、閉幕後も受け継がれています。2025年10月、ヨルダン・パビリオンの展示物が徳島県へ譲渡されました。背景には、上板町立高志小学校とヨルダンの子どもたちによる、藍染め文化などを通じた交流がありました。
2026年10月10日から、あすたむらんど徳島では特別展示「未来を紡ぐヨルダンからの贈り物~大阪・関西万博から徳島へつなぐ文化と交流~」を開催。大型羊毛タペストリーやワディ・ラムの赤い砂に加え、火打ち石の音に反応してアラビア文字が日本語に変化する体験型展示も再現されています。
2027年3月22日まで開催予定の同展は、万博の記憶を受け継ぎ、子どもたちが異文化に触れる新たな学びの場となっています。
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鳥取県|砂が結んだ友情ー「サンド・アライアンス」から体験施設へ
鳥取県とヨルダン・パビリオンの交流は、鳥取砂丘とワディ・ラムの砂という共通点から始まりました。2025年4月23日、鳥取県の平井伸治知事とヨルダン・パビリオンのシファ ズグール政府代表代行が「サンド・アライアンス(砂同盟)」の協定に調印。砂を通じた国際交流が実現しました。
さらに2026年1月31日、鳥取県境港市の夢みなとタワーに「大阪・関西万博記念とっとりサンドパビリオン」が開設されました。施設では、ヨルダン・パビリオンで実際に使用された赤い砂と、鳥取県ゾーンで人気を集めたプロジェクションマッピングなどを組み合わせ、万博の体験を再構成しています。
砂をきっかけに生まれた友情は、万博閉幕後も人々が訪れる体験施設へと発展し、両地域の交流を象徴するレガシーとなっています。
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次世代へ|子どもたちが紡ぐ日本とヨルダンの友情
万博を通じて生まれた文化交流は、次世代を担う子どもたちへも広がっています。徳島県上板町立高志小学校では、内閣官房の「万博国際交流プログラム」の一環として、ヨルダンのフィーファ小学校とオンライン交流を実施。互いの暮らしや文化を紹介し、両地域に共通する藍染め文化についても学び合いました。
2025年5月7日には高志小学校の児童約40人がヨルダン・ナショナルデーに参加し、ヨルダン国歌を披露。さらに2026年7月3日には、ヨルダンの伝統音楽団・舞踊団が同校を訪れ、児童33人が伝統音楽や民族舞踊を体験しました。
こうした継続的な交流は、言葉や文化の違いを越えて互いを理解し、万博で生まれた友情を次世代へと受け継ぐ機会となっています。
万博がつないだ絆ー未来へのメッセージ

シファ ズグール(Shifa Zghoul)大阪・関西万博ヨルダン・パビリオン政府代表代行
大阪・関西万博は、ヨルダンにとって、私たちの歴史や文化、そして未来への希望を世界に伝える特別な機会となりました。
ヨルダン・パビリオンを訪れてくださった多くの日本の皆様、世界各国の皆様に、心から感謝申し上げます。私たちは、ヨルダンという国が持つ豊かな歴史、文化、自然、そして人々の温かさを、できる限り身近に感じていただきたいと願いながら、パビリオンをつくり上げました。
ヨルダンの砂に触れ、伝統文化に出会い、私たちの国に関心を寄せてくださった一人ひとりの姿は、今も私の心に残っています。
来場者満足度総合第1位、そしてBIE公式参加者褒賞2部門受賞という評価は、ヨルダン・パビリオンに携わったすべての関係者にとって、大きな誇りです。しかし、私たちが何よりも大切にしているのは、万博を通じて生まれた人と人とのつながりです。異なる言語を話し、異なる文化の中で暮らしていても、互いを知ろうとする気持ちがあれば、心を通わせることができます。
万博の閉幕後も、日本各地でヨルダンの文化を紹介し、地域の皆様や子どもたちと交流を続けることができたことを、大変嬉しく思っています。
ヨルダンは、歴史を通じてさまざまな文化が行き交ってきた国です。だからこそ、文化を通じて人々を結び、対話を重ね、平和への理解を深めることの大切さを、私たちは強く感じています。
2027年のGREEN×EXPO 2027では、自然や環境、持続可能な未来という新たなテーマのもと、ヨルダンの魅力をさらに多くの方々にお伝えできることを期待しています。
大阪・関西万博で出会った皆様に、再びお会いできる日を楽しみにしています。
そして、日本とヨルダンの友情が、これからも世代を越えて受け継がれていくことを、心から願っています。

山田健仁(やまだたけひと)大阪・関西万博ヨルダンパビリオンPRエグゼクティブ/ヨルダン・ハシェミット王国観光大使
私の心にもっとも深く刻まれているのは、数字や賞の輝きだけではありません。遥かヨルダンから海を越えて運ばれてきたワディ・ラムの砂。
その一粒一粒には、悠久の時を重ねてきた大地の記憶が宿っています。その砂に触れ、言葉や国境を越えて笑顔を交わす人々の姿に、私は国と国を結ぶものの本質を感じました。
セレンディピティ。思いがけない出会いが、いつしかかけがえのない友情へと変わっていく。
コシノジュンコ氏のファッションショーがヨルダンの砂の上で実現したことも、忘れがたい思い出です。異なる文化が一つの空間で出会い、美しい表現へと昇華されていく。それは、芸術が持つ、人と人の心を結ぶ力を感じる、まさに時を寿ぐひとときでした。
万博は終わっても、友情に閉幕の日はありません。あの日、ヨルダンの砂の上で生まれた数えきれないほどの出会いを、単なる記録ではなく、いつまでも心に残る『記憶の栞』として大切にしていきたいと思います。そして2027年、横浜の花博という新たな舞台で、ヨルダンと日本の友情が再び美しい花を咲かせることを、心から楽しみにしています。」
GREEN×EXPO 2027へ。万博で生まれた友情を未来へ
大阪・関西万博で築かれたヨルダンと日本のつながりは、2027年、横浜で開催される国際園芸博覧会「GREEN×EXPO 2027」へと引き継がれます。ヨルダンは同博覧会への参加を表明しており、2026年8月には公式参加契約の締結も発表されています。
GREEN×EXPO 2027は、2027年3月19日から9月26日まで、神奈川県横浜市で開催される国際園芸博覧会です。テーマは「幸せを創る明日の風景」。ヨルダン・パビリオンが大阪・関西万博で大切にしてきた、自然や文化を通じて人々を結ぶという思いは、次の博覧会へと受け継がれていきます。大阪で生まれた出会いが、横浜で新たな交流へと発展することが期待されています。
本リリースに関する注記
※本リリースは、2025年大阪・関西万博ヨルダン・パビリオンの広報を担当した株式会社モダニスアンドカンパニーが、閉幕1周年を記念して発信するものです。
※掲載写真は、特段の記載がない限り、実際のヨルダン・パビリオンおよび関連イベントを撮影したものです。
※来場者満足度ランキング総合第1位は、ぴあ株式会社『大阪・関西万博ぴあ完全攻略編』掲載の調査結果に基づくものです。
※BIE公式参加者褒賞の受賞内容は、2025年大阪・関西万博におけるヨルダン・パビリオンの受賞実績を示しています。
※本リリースに記載するイベントの開催日、役職および活動内容は、特段の記載がない限り、それぞれの実施・在任当時の情報です。
※掲載写真・文章等の無断転載、改変および商業利用はご遠慮ください。報道目的での使用については、広報窓口までお問い合わせください。
株式会社モダニスアンドカンパニー
株式会社モダニスアンドカンパニーは、京都を拠点に、ラグジュアリー、ホスピタリティ、観光、文化芸術分野を中心とした戦略的PR・マーケティングを手がけるコミュニケーションカンパニーです。
国内外のメディア、企業、文化人、政府・観光関連機関とのネットワークを生かし、ブランド戦略の立案からメディアリレーションズ、国際イベント、文化交流事業まで幅広く展開しています。
2025年大阪・関西万博では、ヨルダン・パビリオンの運営・広報に携わり、ヨルダン・ハシェミット王国の魅力を日本国内外へ発信しました。
日本と世界を結び、文化やブランドが持つ本質的な価値を社会に届けることを目指しています。
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