G-STAR RAW×ラ・トラッペ 修道士のためにサステイナブルなデニムの修道服をデザイン

オランダのデニムブランドG-Star RAWとオランダのビール醸造所「ラ・トラッペ」の修道士が、特別なコラボレーションを開始しました。両ブランドとも持続可能性を重視していることから、G-Starは修道士のために持続可能なデニムガウンをデザインしました。このガウンは、Cradle to Cradle Gold Certified®（クレードル・トゥ・クレードル・ゴールド認証）を受けたデニムのみで作られており、修道士の哲学、トラピストビール、G-Star RAWと完全にマッチしています。

 価値観の共有
G-Starとラ・トラッペの修道士のコラボレーションは、クラフトマンシップへの愛情だけでなく、両社がサステイナビリティの分野における責任感によって支えられています。例えば、修道士のビールの製造工程では、水と原材料の再利用が非常に重要です。G-Starも、リサイクル素材の使用、再利用のためのデザイン、可能な限り多くのCradle to Cradle Certified®認証を受けた素材を使用することによって、この循環的なアプローチを適用しています。
Cradle to Cradle Certified® デニムの修道服
修道服にはCradle to Cradle Gold Certified®のデニム生地を使用しました。この生地はオーガニックコットン100％で、有害な化学物質を使わずに染色し、水を一切無駄にすることなくウォッシュ加工を施しました。
ローブの上に着用するスカプラリオは、本来、作業の際にローブを保護する役割を持っています。スカプラリオは深いブルーのKir Denim O(キール・デニム・オーガニック)、ローブは無染色のエクリュ色のデニムで作られており、修道士の一生を左右する革製のストラップが付いています。

サスティナブルなカットパターン
この服のパターンは何世紀も前に作られているもので、80年前に記録されたユニークな古代の手書きの本にも見られ、G-Starのデザインチームがこれを忠実に美しく手掛けました。印象的なフードのデザインは、厳格な推進力で知られるオランダの建築における伝統主義運動であるボッシェスクールを参考にしています。ちなみに、カッティングパターンも持続可能なものになっていますが、これは素材の残量ができるだけ少なくなるように正確に組み合わされているからです。

『これらの修道服と用いられているサステナブルな素材が、地球とそこに住む人々への敬意を表していると信じています。これは、人と地球のために良いことをすることを中心とした、私たちの修道士としての生き方に完全に一致しています』
  - コニングスホーヴェン聖母修道院副院長/ラ・トラッペ所長、アイザック司祭

『ラ・トラッペの修道士のように、クラフツマンシップとサステナビリティはG-Star RAWの一部です。また、意外性のある印象的なコラボレーションも大好きで、特に素晴らしいメッセージを伝えることができればなおさらです。持続可能なデニムの修道服はその象徴です』
 - G-Star RAW, チーフ・エグゼクティブ・オフィサー、グウェンダ・ヴァン・フリート

 G-Star RAW x ラ・トラッペ コラボレーションは12月13日からスタート。 本コレクションは日本未展開アイテムとなります。


G-Star RAW Cradle to Cradle Certified® gold fabrics and products 
G-Star RAW 秋冬21-22コレクションから、Cradle to Cradle Certified®のゴールド認定を受けた生地と製品をご紹介します。
 

 

オフィシャル画像は下記リンクよりダウンロード頂けます。
https://drive.google.com/drive/u/0/folders/1Yuci7fvgC5IPP2W6GV_ozQBka6eSbAG9

G-Star RAW について：
1989年以来、G-Star RAWはデニムデザインの限界を押し広げ、未来に対する独自のビジョンを明示し、先駆的なスタイルを通じてストリートに「ラグジュアリーデニム」を導入してきました。
『ハードコア・デニム』という、デニムに対するこだわりを表現するという理念とデニムに限界はないという強い信念のもと、ジースターは、細部に至るまでそのクラフツマンシップを発揮し、デニムを別次元にまで昇華しています。
革新性、持続性そして創造性をコアとし、人と地球に敬意を払いながら、常に次世代デニムを追求しています。


ラ・トラッペについて：
ラ・トラッペ・トラピストはベルケル・エンショート社の本格的なオランダビールです。1884年以来、コニングスホーヴェン修道院で醸造されています。今でもトラピスト修道士の監督と責任の下で行われています。収益の一部は慈善団体に寄付されています。これらの原則により、平穏で豊かな歴史を持つ、正直でオリジナルなビールが保証されているのです。


Cradle to Cradle Products Innovation Instituteについて：
Cradle to Cradle Certified® は、循環型製品経済のために設計された世界で唯一の認証であり、素材の健康、水の管理、社会的正義、素材の再利用、持続可能なエネルギーに焦点を当てています。


サーキュラリティについて：
自然界には廃棄物はなく、すべての材料が循環して再利用されています。サーキュラリティは、この自然の原理を模倣しています。