インテリジェント ウェイブ、IP放送システムを統合監視・管理する新製品EoM SmartOrchestratorを発表
~システム全体を俯瞰し、端末デバイスを含めたネットワーク全体の監視・制御が可能に~
株式会社インテリジェント ウェイブ(本社: 東京都中央区、代表取締役社長: 佐藤邦光、以下IWI)は、2021年11月より、IP化された放送システムの統合監視・管理を実現する新製品EoM SmartOrchestratorを販売開始したことを発表します。
【EoM SmartOrchestrator開発の背景】
放送業界では放送システムのIP化によりシステム構成や機器配置の柔軟性が高まり、リモートプロダクション等に際してフレキシブルな対応が可能となりました。しかし、システムに柔軟性が得られた反面、複雑化するシステムを運用するためにシステム全体の統合監視・管理が必要となったことも事実です。このような課題を解決するためにIWIはEoM SmartOrcehstratorを開発しました。
【EoM SmartOrchestratorの特長】
1. 端末機器を含むシステム全体の把握
- 標準的なプロトコルだけでなく、放送向けプロトコル※にも対応することで、ネットワーク上の端末デバイスを含めたシステム全体の構成や状況を把握します。
※対応済みの放送向けプロトコル
① AMWA NMOS IS-04/05/06
② SMPTE ST 2110
③ SMPTE ST 2059(PTPの放送向けプロファイル)
<トポロジー表示>
2. ドリルダウンによる素早い原因特定
- システム全体を俯瞰した監視・運用を実現できるだけでなく、問題発生時にはドリルダウンによる素早い原因究明が可能となります。
- IWIが提供するEoM(IPフロー監視ソリューション)と組み合わせてご利用いただくことで、ネットワーク上のデバイスと紐づけられたIPフロー監視が可能となります、これによりIPパケットレベルに至る監視が可能となります。
<IPフロー監視との連携>
3. 柔軟な拡張性と統一されたビュー
- ネットワーク上の各デバイスの監視・制御を行う『コントローラ』を分散配置することで、スモールスタートでの製品導入・システム規模に応じた柔軟な拡張が可能となります。
- 全体の制御を行う『マネージャ』で『コントローラ』を制御し情報の収集を行うことにより、システム運用者に統一されたビュー(WEB画面)を提供します。
- 独自プロトコルで通信を行うデバイスについても、製品にアドオン可能なアダプタを導入することで柔軟に対応することができます。
<主要コンポーネント『コントローラ』と『マネージャ』>
4. 特定ベンダーに依存しない製品
- 他社システムや特定ベンダーのプロトコルに依存しない構成となっています。
- 放送向けプロトコルの規格追加や変更などへ追随するだけでなく、お客様から頂戴したご要望の実装についても積極的に検討してまいります。
- 100% 自社開発の製品であるため、タイムリー且つ柔軟なサポートを提供することが可能です。
【EoM SmartOrchestrator 提供と今後の開発予定】
EoM SmartOrchestratorは11月初旬からお客様に提供できる準備が整っており、現在は大手放送システム開発事業者との接続検証テストを行っています。今後は放送事業者様からのご意見やご要望をお聞かせいただき、次期バージョンの開発計画を策定していく予定です。100%自社開発の製品である優位性を活かし、柔軟なシステム開発を行っていきます。
製品ページ:https://www.iwi.co.jp/products/broadcasting/eom-smartorchestrator.html
また、本製品は2021年11月17日(水)から19日(金)まで幕張メッセで開催される「Inter BEE 2021」に出展します。その他IP伝送の品質維持に必要なソリューションも併せてご紹介する予定です。
イベントページ:https://www.inter-bee.com/ja/forvisitors/exhibitor_info/detail/?id=463
【株式会社インテリジェント ウェイブ(IWI)について】
IWIは、決済、金融、セキュリティ分野を含む、企業のビジネスリライアビリティ(※) を支えるITサービス会社です。
ペイメント決済システムにおけるオンラインネットワーク基盤のシステム構築を中心に、証券市場向け超高速株価情報システムなど、金融業界向けの大量データをリアルタイムかつ正確に処理するシステムの開発・構築・保守を手がけ、国内における高いシェアを獲得しています。また自社開発の内部情報漏洩対策製品をはじめ、海外の先進的なソリューションを国内に紹介普及させていく情報セキュリティ対策事業も、その領域を大幅に拡大させています。
また、「次代の情報化社会の安全性と利便性を創出する」を経営理念に、高速、安全、高品質で利便性の高いIT基盤を提供し、企業のデジタルトランスフォーメーションを支援しています。2019年より東京証券取引所市場第一部に上場しています。
https://www.iwi.co.jp
※ビジネスリライアビリティ:顧客事業の信頼性および当社事業の信頼性を高め続けること (当社の造語)
※記載の商品名、会社名は各社の商標または登録商標です。
【本件に関するお問合せ先】
株式会社インテリジェント ウェイブ 第三システム開発本部
Tel:03-6222-7051
Email:eom@iwi.co.jp
放送業界では放送システムのIP化によりシステム構成や機器配置の柔軟性が高まり、リモートプロダクション等に際してフレキシブルな対応が可能となりました。しかし、システムに柔軟性が得られた反面、複雑化するシステムを運用するためにシステム全体の統合監視・管理が必要となったことも事実です。このような課題を解決するためにIWIはEoM SmartOrcehstratorを開発しました。
【EoM SmartOrchestratorの特長】
1. 端末機器を含むシステム全体の把握
- 標準的なプロトコルだけでなく、放送向けプロトコル※にも対応することで、ネットワーク上の端末デバイスを含めたシステム全体の構成や状況を把握します。
※対応済みの放送向けプロトコル
① AMWA NMOS IS-04/05/06
② SMPTE ST 2110
③ SMPTE ST 2059(PTPの放送向けプロファイル)
<トポロジー表示>
NMOS, SNMP, OpenFlowなどの様々なプロトコルを組み合わせて、端末デバイスを含むシステムのネットワーク全体のトポロジ(構成情報)を自動的に検出し、それらの情報を基に各デバイスを監視および制御します。
2. ドリルダウンによる素早い原因特定
- システム全体を俯瞰した監視・運用を実現できるだけでなく、問題発生時にはドリルダウンによる素早い原因究明が可能となります。
- IWIが提供するEoM(IPフロー監視ソリューション)と組み合わせてご利用いただくことで、ネットワーク上のデバイスと紐づけられたIPフロー監視が可能となります、これによりIPパケットレベルに至る監視が可能となります。
<IPフロー監視との連携>
EoMでは放送プロトコル(SMPTE2110-20/-30/-40, 2022-2/-7, AES67, NMI, NMOSなど)のIPフロー以外にも、時刻同期のためのPTPやレシーバのデバイスがIPフローを受信するためのIGMPなどのパケット情報の収集も行います。そのため、ネットワーク細部の状態確認が可能となります。
3. 柔軟な拡張性と統一されたビュー
- ネットワーク上の各デバイスの監視・制御を行う『コントローラ』を分散配置することで、スモールスタートでの製品導入・システム規模に応じた柔軟な拡張が可能となります。
- 全体の制御を行う『マネージャ』で『コントローラ』を制御し情報の収集を行うことにより、システム運用者に統一されたビュー(WEB画面)を提供します。
- 独自プロトコルで通信を行うデバイスについても、製品にアドオン可能なアダプタを導入することで柔軟に対応することができます。
<主要コンポーネント『コントローラ』と『マネージャ』>
『コントローラ』を分散配置することで、スモールスタートでの製品導入・システム規模に応じた柔軟な拡張が可能となります。また、『マネージャ』が『コントローラ』を制御し情報を収集することで、全体を統一したビュー(WEB画面)が管理者に提供されます。
4. 特定ベンダーに依存しない製品
- 他社システムや特定ベンダーのプロトコルに依存しない構成となっています。
- 放送向けプロトコルの規格追加や変更などへ追随するだけでなく、お客様から頂戴したご要望の実装についても積極的に検討してまいります。
- 100% 自社開発の製品であるため、タイムリー且つ柔軟なサポートを提供することが可能です。
【EoM SmartOrchestrator 提供と今後の開発予定】
EoM SmartOrchestratorは11月初旬からお客様に提供できる準備が整っており、現在は大手放送システム開発事業者との接続検証テストを行っています。今後は放送事業者様からのご意見やご要望をお聞かせいただき、次期バージョンの開発計画を策定していく予定です。100%自社開発の製品である優位性を活かし、柔軟なシステム開発を行っていきます。
製品ページ:https://www.iwi.co.jp/products/broadcasting/eom-smartorchestrator.html
また、本製品は2021年11月17日(水)から19日(金)まで幕張メッセで開催される「Inter BEE 2021」に出展します。その他IP伝送の品質維持に必要なソリューションも併せてご紹介する予定です。
イベントページ:https://www.inter-bee.com/ja/forvisitors/exhibitor_info/detail/?id=463
【株式会社インテリジェント ウェイブ(IWI)について】
IWIは、決済、金融、セキュリティ分野を含む、企業のビジネスリライアビリティ(※) を支えるITサービス会社です。
ペイメント決済システムにおけるオンラインネットワーク基盤のシステム構築を中心に、証券市場向け超高速株価情報システムなど、金融業界向けの大量データをリアルタイムかつ正確に処理するシステムの開発・構築・保守を手がけ、国内における高いシェアを獲得しています。また自社開発の内部情報漏洩対策製品をはじめ、海外の先進的なソリューションを国内に紹介普及させていく情報セキュリティ対策事業も、その領域を大幅に拡大させています。
また、「次代の情報化社会の安全性と利便性を創出する」を経営理念に、高速、安全、高品質で利便性の高いIT基盤を提供し、企業のデジタルトランスフォーメーションを支援しています。2019年より東京証券取引所市場第一部に上場しています。
https://www.iwi.co.jp
※ビジネスリライアビリティ:顧客事業の信頼性および当社事業の信頼性を高め続けること (当社の造語)
※記載の商品名、会社名は各社の商標または登録商標です。
【本件に関するお問合せ先】
株式会社インテリジェント ウェイブ 第三システム開発本部
Tel:03-6222-7051
Email:eom@iwi.co.jp
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