伝統的工芸品の祭典 第二回「銀座名匠市」を松屋銀座で開催!
銀座で出会う。全国から約100産地の作り手が集結する6日間。
一般財団法人 伝統的工芸品産業振興協会(所在:東京都港区)は 2月23日より28日まで、東京銀座の「松屋銀座」にて展示販売会「第二回 全国伝統的工芸品祭 銀座名匠市」を開催します。
ぜひ貴媒体にてご紹介いただければ幸いです。
特設サイト: https://meishoichi2024.kougeihin.jp/
全国約100産地の伝統的工芸品が集うこの祭典は毎年2月に東京都内で行われる恒例イベントですが、昨年より新たな会場である松屋銀座にて「銀座名匠市」と装いも新たに開催しております。
日本各地の「伝統的工芸品」や「ふるさと工芸品」の展示販売に加え、熟練の作り手による技の実演やワークショップも毎日実施。さらに今回は、著名人によるインスタライブやガイドツアーも開催いたします。
魅力のぎっしり詰まった「銀座名匠市」にぜひ足をお運びください。
■ 開催概要
主催: 一般財団法人 伝統的工芸品産業振興協会
会期: 2月23日(祝・金) - 2月28日(水)
各日 午前11時 - 午後8時
※25日(日)は午後7時30分まで、最終日は午後5時閉場
会場: 松屋銀座 8階イベントスクエア
URL: https://meishoichi2024.kougeihin.jp/
入場無料
■明日から一生使いたい逸品が勢揃い。
全国各地から約100産地の作り手が集結する「銀座名匠市」では、明日から使える選りすぐりの逸品が勢揃いします。産地の皆さんとの会話も楽しみながら、お気に入りのアイテムを見つけましょう。
< 出展作品の一部ご紹介 >
■イベントも充実
https://meishoichi2024.kougeihin.jp/event/
●技の実演
彫刻や螺鈿、こけし製作や陶磁器のろくろ成形など、職人が毎日さまざまな実演を披露します。磨き抜かれた匠の技をぜひ間近でご覧ください。
●ワークショップ
お子様にも挑戦いただけるワークショップを毎日開催します。空きがあれば予約なしでも参加いただけます。
●篠原ともえさんのインスタライブ配信
2/23(祝・金) 19:00頃~
@kougei_event
会期初日には、ゲストとしてお迎えするデザイナー/アーティストの篠原ともえさんが、萩原健太郎さんとともに会場からインスタライブをお届けします。工芸品に魅せられ様々な産地を巡ったエピソードを語ります。当日は着物で参加予定。ぜひご視聴ください。
篠原ともえ(Shinohara Tomoe)
デザイナー/アーティスト。1995年歌手デビュー。文化女子大学(現・文化学園)短期大学部服装学科デザイン専攻卒。メディアでの活動を経て、現在はデザイナーとして活動。2020年アートディレクターの池澤樹とともにクリエイティブスタジオ「STUDEO」を設立。2022年デザイン・ディレクションを手掛けた革の着物作品がニューヨークADC賞(銀・銅)、東京ADC賞を受賞。
Official Website https://www.tomoeshinohara.net
●萩原健太郎さんの銀座名匠市ガイド
2/23(祝・金)・24(日)
14時〜 / 16時〜
工芸や民藝に豊富な知識を持つ萩原健太郎さんをガイドに会場をまわるツアー。なぜその土地で工芸品が生まれ育まれてきたかのストーリーや、萩原さんならではの豆知識、おすすめ品などをご紹介しつつ、会場をご案内します(参加無料/予約不要)。
萩原健太郎(Hagihara Kentaro)
文筆家。日本文藝家協会会員。デザイン、インテリア、北欧、民藝などの周辺の執筆を中心に活動。著書に、『暮らしの民藝 選び方・愉しみ方』『にっぽんの美しい民藝』『北欧の日用品』(エクスナレッジ)、『民藝の教科書①~④』(グラフィック社)、『伝統こけしの本』など。また、ライフスタイルブランド「あたら-もの」のディレクター、アパレルブランド「SOCIETY OF LOCAL ARTS」のクリエイティブアドバイザーなどを務める。
https://www.flighttodenmark.com/
■特別インタビュー「○○に出会う」
工芸品との新しい出会い方をたくさんご用意している「銀座名匠市」。
その特設サイト https://meishoichi2024.kougeihin.jp では、伝統的工芸の「品」そして「匠」に出会う、記事コンテンツを公開中。篠原ともえさんと伝統工芸との新しい出会いの様子をお伝えしています。伝統工芸との出会い方・楽しみ方のヒントを得て、「銀座名匠市」をさらにお楽しみいただければ幸いです。
第一弾: 「品」に出会う編
https://meishoichi2024.kougeihin.jp/interview/01/
第二弾: 「匠」に出会う編
★2/16(金)公開予定★
■能登半島地震 被災産地支援について
このたびの地震により、日本の漆器を代表する輪島塗を中心に、能登半島および周辺の伝統的工芸品の産地において、多くの関係者が被災されました。ご自宅のほか、工房や貴重な道具、お店や大量の在庫なども失い、厳しい寒さのなか過酷な避難生活を強いられるなど、言葉では言い表すことのできない状況が続いています。
経済産業大臣の指定を受けた伝統的工芸品は現在241品目を数え、長い歴史を経て全国各地で高度な技術、技法により作られ、今日まで使い続けられてきましたが、暮らしの変化による需要の減少や後継者の確保難、原材料の枯渇や価格高騰による入手難など、産業全体として直面する課題は少なくありません。
このような厳しい状況の中で、更に追い打ちをかけるこの震災は、被災地の伝統的工芸品の存続の危機であり、日本の伝統的工芸品全体への影響もはかり知れません。
銀座名匠市では、被災した産地支援のための募金を会場にて受けつけます。皆さまから寄せられました募金は、全額を被災した輪島塗をはじめとする伝統的工芸品の産地組合へお送りいたします。
皆さまのご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。
なお、当初より予定しておりました輪島塗「沈金」の実演も実施予定です。伝統工芸士による技の披露をぜひお楽しみください。
■銀座名匠市 出品工芸品
https://meishoichi2024.kougeihin.jp/items/
岩手県 秀衡塗/岩谷堂簞笥/南部鉄器
宮城県 仙台箪笥/宮城伝統こけし
秋田県 川連漆器/樺細工/大館曲げわっぱ/秋田杉桶樽/秋田銀線細工/川連こけし
山形県 置賜紬/山形鋳物
埼玉県 秩父銘仙/春日部桐簞笥
千葉県 房州うちわ
東京都 村山大島紬/本場黄八丈/多摩織/東京手描友禅/江戸指物/江戸和竿/東京銀器
江戸木目込人形/江戸節句人形/江戸木版画/江戸べっ甲/江戸硝子/江戸表具
神奈川県 鎌倉彫/小田原漆器/箱根寄木細工
新潟県 村上木彫堆朱
長野県 南木曽ろくろ細工
山梨県 甲州水晶貴石細工/甲州手彫印章/甲州印伝
岐阜県 一位一刀彫/岐阜和傘
静岡県 駿河竹千筋細工/駿河蒔絵/駿河塗下駄/浜松注染そめ/掛川手織葛布
みくりや染織
愛知県 三州鬼瓦工芸品/名古屋仏壇/三河仏壇
富山県 高岡漆器/井波彫刻/高岡銅器/越中和紙
石川県 牛首紬/輪島塗/山中漆器/金沢箔
福井県 若狭塗
滋賀県 信楽焼/上丹生木彫/輪奈ビロード
京都府 西陣織/京友禅/京小紋/京漆器/京仏壇/京仏具/丹後藤布
大阪府 大阪泉州桐簞笥
奈良県 奈良筆/奈良墨
和歌山県 紀州墨・彩煙墨/棕櫚たわし・棕櫚ほうき
鳥取県 石見焼/出雲石燈ろう/出雲めのう細工
広島県 熊野筆/戸河内刳物/宮島焼
山口県 萩焼/大内塗
徳島県 阿波和紙
愛媛県 大洲和紙
福岡県 久留米絣/小石原焼/博多人形/八女提灯
佐賀県 伊万里・有田焼
長崎県 波佐見焼/三川内焼
鹿児島県 本場大島紬/薩摩焼/薩摩深水刃物/甲冑/薩摩つげ櫛
※経済産業大臣指定伝統的工芸品のほか、全国各地の「ふるさと工芸品」も含みます。
※出品工芸品・実演・体験・イベントの内容・実施日時などは、状況により変更する場合がございます。
※画像はイメージとして掲載しています。実際の商品・風景とは異なる場合がございます。
※画像素材のご提供は個別にご対応させていただいております。上記アドレスへお問合せください。
<一般財団法人 伝統的工芸品産業振興協会とは >
一般財団法人 伝統的工芸品産業振興協会は、日本の伝統的工芸品産業を振興するため1975年に経済産業省の支援を受けて設立されました。日本各地には陶磁器、漆器、染織、和紙など多様な工芸品があり、なかでも経済産業大臣の指定を受けている伝統的工芸品は現在241品目に亘ります。
当協会は、各種事業を通して全国の伝統的工芸品産業の振興を図るとともに、産地と使い手をつなげる「伝統工芸 青山スクエア」(東京都港区赤坂8-1-22)https://kougeihin.jp/ を運営しています。
※「伝統的工芸品」とは経済産業大臣の指定を受けた工芸品。伝統的に使用されてきた原材料で、伝統的技術・技法によって製造されている、主要な製造工程が手作りによるもの、などいくつかの要件をクリアした工芸品。
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