パラリンピアンが子どもたちへ「夢の力」を伝えるプロジェクト「二條実穂 Dream Power Project 2024」を実施 ~札幌市に加え旭川市・深川市が新たに対象地域に、規模を拡大~
株式会社シグマクシス・ホールディングス(本社:東京都港区、代表取締役社長:太田 寛、コード番号:6088 東証プライム、以降、当社)は、「二條実穂 Dream Power Project 2024」を、札幌市、旭川市、深川市の小中学校32校で実施することを決定いたしました。
「二條実穂 Dream Power Project 2024」は、シグマクシス・グループ所属アスリートであり、パラリンピアン(車いすテニス、2019年5月現役引退)の二條実穂が、小中学生へ「夢の力」を伝える授業を行う活動です。「夢の力」をテーマにした講演や意見交換を通じて、夢を持つことや諦めずに挑戦することが人生の大きな力になることを伝えるとともに、多様性の尊重についての理解を深めることも目指しております。
本プロジェクトを開始した2023年度は、札幌市内の小学校(高学年対象)・中学校の計32校・累計約6,000名に対して授業を行い、訪問先の各校から「子どもたちの心に残る力強いメッセージをもらった」「生徒のみならず、教職員にとっても有意義な時間であった」「継続的な開催をお願いしたい」等のコメントを多数いただきました。
当社は本活動を継続することが未来社会づくりの一翼を担うと考え、2024年度は札幌市に加えて旭川市、深川市へ対象地域を拡大して実施します。訪問先は、札幌市教育委員会、旭川市教育委員会、深川市教育委員会との連携のもと、各市内の小学校(5年生・6年生)・中学校・中等教育学校・義務教育学校・特別支援学校を対象に募集を行い、抽選により決定しました。5月14日(火)の深川市内学校での授業を皮切りに、2025年1月までの9ヶ月で計32校の小中学校に対し授業を行います。
シグマクシス・グループは、「CREATE A BEAUTIFUL TOMORROW TOGETHER (美しい明日を共に創る)」というパーパスを軸とした企業理念を掲げております。二條実穂(車いすテニス)のほか、齋田悟司(車いすテニス)、土田真由美(車いすバスケットボール)、江島大佑(パラ水泳)の4名がアスリートとして所属し、競技への取り組みのほかパラスポーツの認知向上やバリアフリー社会の実現を目指した活動にも参画しています。本プロジェクトを通じて当社は、未来を担う子どもたちが夢を持ち、多様性を理解し、いきいきと暮らすことができる、豊かな社会創りに貢献してまいります。
以上
■プロジェクト概要
名 称 |
二條実穂 Dream Power Project |
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趣 旨 |
元プロ車いすテニスプレイヤーの二條実穂が、未来を担う子どもたちに向け、自らの経験をもとに授業を実施します。夢を持つこと、諦めずに挑戦することの大切さを伝えるとともに、多様性に関する気づきや、お互いを尊重しあうことの大切さへの理解を生み出す場となることを目指します。 |
■二條実穂 Dream Power Project 2024 実施要項
対 象 |
北海道札幌市、旭川市、深川市の小学校(5年生・6年生)・中学校・中等教育学校・義務教育学校・特別支援学校 |
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実 施 校 |
全32校(上記の対象校からの応募、抽選により決定) |
授業内容 |
「夢の力」をテーマとした講演、質疑応答、ディスカッションなど |
日 程 |
〔深川市〕2024年5月14日(火)〜5月15(水) 〔札幌市〕2024年6月24日(月)~6月26日(水)、9月18日(水)~9月20日(金)、10月8日(火)~10月9日(水)、11月11日(月)~11月13日(水)、12月18日(水)~12月20日(金) 〔旭川市〕2025年1月20日(月)~1月22日(水) |
※2024年度実施校の募集期間は終了しました。
■二條 実穂 (にじょう みほ) プロフィール
北海道深川市生まれ。大工として働いていた23歳の時に、建築現場の足場から落下し脊髄を損傷、車いす生活に。退院後すぐに始めた車いすテニスで徐々に活躍の場を広げ、数多くの世界大会に出場するプロのプレイヤーとして活動。
2016年リオデジャネイロパラリンピック ダブルス4位入賞。2016年に旭川市体育協会 スポーツ栄誉賞を受賞。同年、旭川観光大使に就任。講演や競技の体験教室、イベントへの参加などパラスポーツ振興にも積極的に取り組む。2019年5月に現役を引退。引退後も講演や車いすテニス教室等の活動に加え、東京2020大会でのテレビ中継の競技解説や東京都のパラ応援大使を務めるなど、パラスポーツの発展・振興やバリアフリー推進に貢献するための活動を広く行っている。
【主な戦績(抜粋)】
2013年:Kitakyushu Open/シングルス:優勝、ダブルス:優勝
2014年:New Zealand Wheelchair Tennis Open/シングルス:準優勝、ダブルス:優勝
2015年:Osaka Open/シングルス:優勝、Peace Cup/シングルス:優勝、ダブルス:優勝
2016年:Israel Open/シングルス:入賞、ダブルス:優勝、リオデジャネイロ パラリンピック/ダブルス:4位入賞
2018年:Kitakyushu Open/シングルス:準優勝、ダブルス:優勝、Kanagawa Open/ダブルス:準優勝
■二條実穂からのコメント
プロとして活動した現役時代から多くの皆さまに支えていただいた恩返しとして、これからの未来を創っていく子どもたちへのエールとなるよう力を届けたい。そうした想いのもと、小中学校などを対象に授業を行う 「二條実穂 Dream Power Project」を、2023年に立ち上げました。
この授業では、夢を持つこと・諦めずに挑戦することの大切さや、多様性の尊重についての理解を深める大切さを自分が経験してきたことやアスリートとしての体験をもとに伝えています。これまで自分自身が周りの人々から頂いた言葉で勇気付けられてきたように、私の話を聞いてくれた子どもたちの心に何か一つでも残るものがあり、それが前を向くきっかけや、夢に近づく一歩となればうれしいです。子どもたちが自分の持っている可能性を信じ、希望を持って生きることができるよう、尽力したいと考えています。
■シグマクシス・グループについて
シグマクシス・グループはコンサルティング事業と投資事業の連携のもと、様々な産業および企業の価値創造、社会課題を解決する新たな市場や事業の創出を行っています。コンサルティング事業は、デジタル経済下で企業が取り組むべき主要なトランスフォーメーションとして、生産性革命によって大幅な業績向上を実現する「デジタル・トランスフォーメーション」、新たな成長エンジンとなるビジネスモデルを成長市場で構築する「サービス・トランスフォーメーション」、経営プラットフォームを変革する「マネジメント・トランスフォーメーション」を掲げ、多様な能力を擁したプロフェッショナルが、企業の課題解決と新価値の創造、企業間を連携した新事業や産業の共創に取り組んでいます。投資事業は、高度なデジタル技術の活用や、「まちづくり」「食・健康」など、リジェネラティブ&ウェルビーイング領域の投資案件を中心に手掛け、コンサルティング事業との連携により投資先企業の成長および企業価値向上を支援しています。
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