Notion、「Notion AI」を正式リリース

ワークスペース上でAIを活用することにより、業務効率化・生産性向上を実現 全てのプランで20回まで無料で利用が可能

Notion Labs Japan合同会社

(米・サンフランシスコ - 2023年2月22日発表)コラボレーションソフトウェア「Notion」を提供するNotion Labs Inc.(本社:米国サンフランシスコ、共同創業者兼CEO:アイバン・ザオ(Ivan Zhao)、共同創業者兼CTO:サイモン・ラスト(Simon Last))は、米国太平洋標準時間 2023年2月22日(日本時間 2023年2月23日)に、「Notion AI」(以下、Notion AI)を正式リリースしました。日本語版を含め、Notionが対応する全ての言語で利用可能です。

(※本資料は2023年2月22日、米国サンフランシスコで発表された内容の抄訳版です。内容・解釈については原文が優先されます。)
 
  Notion AIは、Notionのワークスペース上で利用できるAIサービスです。AIのツールを別に立ち上げることなく、日々使っているワークスペース上でAIを活用でき、業務効率化や生産性向上を実現します。また、これまでNotion上で蓄積してきたナレッジや情報をそのまま活かせるため、AIの価値を最大限に引き出すことができます。ユーザーがより多くの時間を付加価値が高く、クリエイティブな業務に割くことが可能となります。
 
  Notion AIは、ワークスペース上でスペースもしくはスラッシュコマンドを入力するか、編集したい文章を範囲選択することですぐにアクセスできます。主な機能、活用方法は以下のとおりです。
  

  • 情報の整理・要約作成:ページ全体や範囲選択した文章の情報を整理したり、会議の議事録やプロジェクト概要の要約を作成・翻訳することができます。

  • 文章作成の効率化:範囲選択した文章について、文章の改善、スペルや文章の修正、文章量の調整、トーンの変更などができます。

  • 新しいアイデアのヒントを得る:アイデアのブレインストーミングをサポートしたり、メリット・デメリットのリスト化、ブログ、プレスリリース、会議のアジェンダなどさまざまなトピックスに対してドラフトを作成します。

 

 Notionでは、2022年11月に招待制でNotion AIのプライベートアルファ版をリリースしてから、ウェイトリストに登録した約200万人のうち、およそ100万人に利用いただきました。Notionでは、正式リリースに向けてNotion AIが実際にどのように活用されたのかを分析しました。当初、ブログ、プレスリリース、メールなど文章の新規作成での活用が多いと予想していましたが、実際は新規作成での活用はわずかに留まり、作成した文章を編集するための用途が多数を占めました。多くのユーザーが自身で文章を作成し、Notion AIを思考のパートナーや編集者として位置づけたと言うことができます。こうした活用実態を踏まえてNotion AIの設計が全面的に見直され、フォローアップのプロンプトを何度も表示する、より対話形式に近いUIにするなどのアップデートが加わり、正式版に至りました。

 

                <フォローアッププロンプトのイメージ>
 
  Notion AIの料金プランは1人月額US$10で、利用回数に制限はありません。なお、ワークスペースのメンバー1人につき20回までNotion AI の機能を無料でお試しいただけます。
 ※年払いのユーザーは20%の割引が適用され、月額US$8となります。料金の詳細はこちらをご確認ください:https://www.notion.so/ja-jp/pricing


  Notionでは、Notion AIの正式リリース後も、引き続きユーザーの方からのフィードバックをもとにプロダクトを更新していきます。また、Notion AIの機能の拡張も継続的に行い、今後はプロジェクト管理やWikiなどNotionのあらゆるユースケースで活用できるようになる予定です。
 
 
 【ユーザー企業からのコメント(50音順)】
 Notion AIの正式リリースに際して、プライベートアルファ版をお試しいただいた企業様からコメントをいただいています。
 
 株式会社10X Founder, 代表取締役CEO 矢本 真丈様
 弊社は創業来、情報の作成・統合・共有がスムーズな、オープンな社内文化の醸成に努めてきました。中でもNotionはあらゆる議事録や、内的なプロセス、マスタドキュメントを書く・置く場所として中心的な役割を果たしています。今回Notion AIのテストに参加させていただき、特に「既存の情報をAIを通じて再編集する」という領域においてポテンシャルを感じました。具体的にはドキュメントを書き終えたあとにサマリ記述をAIへ託したり、多言語への同時翻訳などのシーンで活躍しています。今後はワークスペース全体の情報をAIが理解し、すでにNotion上に構築された膨大な海の中から、誰でも・かんたんに情報へ到達できるような進化を楽しみにしています。
 
 株式会社PKSHA Technology 代表取締役 上野山 勝也様
 Ivanと数年前にお会いした時には、NotionにAI機能が入るとはほとんど想定していなかったのですが、NotionがAIをNotionらしい UXで導入し、仕事の質とスピードを向上させる機能をローンチしてとても嬉しく思っています。AIにより拡張される今後のNotionが楽しみです。
 
 
 【Notion Labs Inc. 共同創業者兼CEO アイバン・ザオ(Ivan Zhao)のコメント】

 

Notionのミッションは「Making software toolmaking ubiquitous.」誰もが思い描いたソフトウェアを自由自在に組み立てる世界をつくることであり、その実現に向けて今回のNotion AIのリリースは大きな一歩です。
 
 世の中に数多くのAIツールが既に存在しており、今後も数多くの新しいツールが登場するでしょう。Notion AIの特長は、チームが日々使うワークスペース内に組み込まれていることです。日々利用するツール上でAIをそのまま活用できることで、AIはよりその実力を発揮します。
 
 ユーザーの方々と会話をする中で「仕事そのものよりも、『仕事をするための仕事』の方が長い」という声をあらゆる職種の方から聞いてきました。これまで30分かかっていた作業が数秒で終われば、空いた時間で自分のスキルを高めたり、大切なプロジェクトに向き合うことができます。Notion AIが提供する新しい価値を実感いただけると嬉しいです。
 
 【Notion Labs Japan合同会社 ゼネラルマネージャー 西 勝清(にし・かつきよ)のコメント】

 

AIはテクノロジーとユーザーインターフェースが上手く融合してこそ、効果的に活用できます。その点、情報の整理や思考のベースとして活用し、ブロックで自由に組み込めるNotionはAIが実力を発揮するのに最適なツールだと考えます。日常的に使用しているNotion上でAIをすぐに使用することができるので、ツールの切り替えで思考を妨げられることなくAIの力を利用できますし、ユーザー教育も必要ありません。また、Notion上に蓄積したチームの知識・情報を利用し、質の良いアウトプットができます。


昨年11月のプライベートアルファ版のリリース以降、日本でもSNSで多くの方が活用方法を発信してくださったり、コミュニティで勉強会が行われたりとユーザーが熱量を持って活用する様子を見てきました。日本のユーザーの皆さんならではの活用方法を取り入れながら更なる発展をしていくことを楽しみにしています。


  

本発表は、Notionブログでも詳細を公開しています。ブログはこちらからご覧いただけます。
 (https://notion.so/ja-jp/blog/notion-ai-is-here-for-everyone
 Notionの日本語版とその他沢山のリソースやガイドは私たちの日本語版ウェブサイトをご覧ください。(https://www.notion.so/ja-jp
 
 
 【Notionについて】
 Notionは、ドキュメントの作成・共有、プロジェクトの管理、ナレッジの整理 - すべてが一箇所で実現できるコネクテッドワークスペースです。ユーザーは美しいドキュメント、ロードマップ、ナレッジベースなどを作成、カスタマイズすることができ、 チームの生産性向上、コラボレーションの促進・強化、チームでの働き方の改革を加速化させます。Notionは個人ユーザーから、世界中でPixar社、 Headspace社、 Codeacademy社、Loom社などの企業まで世界中で信頼され、愛用されています。
 https://www.notion.so/ja-jp

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会社概要

Notion Labs Japan合同会社

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URL
https://www.notion.so/ja-jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都
電話番号
-
代表者名
西 勝清
上場
未上場
資本金
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設立
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