子育て向け決済サービスを提供する金融教育スタートアップMEMEがプレシリーズAファーストクローズにて資金調達を実施

2025年4月に学校向け集金・会計サービス「スクペイ」の更なるアップデートへ

株式会社MEME

株式会社MEME(本社:東京都中央区、代表取締役・齋藤舞、以下MEME)は、この度イノベーションディスカバリー2号投資事業有限責任組合(栖峰投資ワークス)、FINOLAB1号投資事業有限責任組合とIceblue Fund有限責任事業組合を引受先とした第三者割当増資により、プレシリーズAファーストクローズの資金調達を実施いたしました。今回の調達により調達累計額は1.75億円に達しました。


■ 資金調達の背景と目的

MEMEは、「新しい価値を創造し、人々の豊かな未来に向き合い続ける」をミッションに親子向けお金のアプリ「manimo」をリリースし親子のお金の流れをシンプルにするサービスを運用してまいりました。子育て中の保護者の方や学校教育現場から、子育てに関わるお金のやり取りが煩雑であるとの声を多くいただきました。こうした課題に応えるべく、家庭と教育現場を繋ぐサービス「スクペイ」を2024年4月に正式リリースいたしました。

リリース直後から多くの学校や自治体様にご利用いただき、リリースから半年ほどで約70校に導入されました。現在は、約4万人の保護者様が学校への教材費、遠足費、給食費などのお支払いにご利用いただいております。また、MRR成長率は33%を達成しており、2025年の全国展開を目指して、サービス機能のさらなるアップデートと営業体制の強化を進めてまいります。

■ 学校の集金業務をシンプルにする「スクペイ」について:

「スクペイ」は、公立の小中学校向けの集金決済サービスです。子どもたちの教育に専念すべき教職員が、銀行口座登録用紙の回収や振替データの作成、入金データの確認などの業務に追われ、日々の業務が圧迫されています。その結果、教職員の約8割がこれらの業務に負担を感じているという実態があります。

「スクペイ」は集金業務をデジタル化することで、教職員の業務負担を軽減します。学校は「スクペイ」を通じて保護者に請求書を発行でき、保護者はスマホで請求を受け取り、そのまま支払いが可能です。銀行口座(※)を設定することで銀行即時決済が可能になり、コンビニ支払いを選択する場合は、最寄りのコンビニエンスストアで現金によるお支払いがご利用いただけます。さらに、「スクペイ」の特徴として、利用料のみでご利用いただけるため銀行口座からの決済手数料は一切かかりません。

※銀行口座の接続数は現在約350行。

「スクペイ」は、保護者の口座情報や個人情報を学校側で入力・表示することなく、安全にご利用いただけます。また、集金画面はシンプルで直感的に操作できる設計となっており、「スクペイ」の帳簿に自動反映されるため、残高の確認はもちろん、収支管理まで一元的に行うことが可能です。


■ サービスサイトのリニューアル

本日、「スクペイ」のサービスサイトを全面リニューアルいたしました!今回のサイトリニューアルに伴い、2025年度からアップデート予定の学校や保護者をサポートする業者向けのアップデート情報を随時公開してまいります。

「スクペイ」の詳細は、以下URLをご参考ください。

https://sukupay.jp


■ 引受先コメント

栖峰投資ワークス株式会社

Principal  川村 邦光 様

公立の小中学校を中心とした先生方の疲弊は年々高まりを見せています。先生お一方お一方の業務負荷は限界域に達する中、採用試験合格後の辞退者が続出する例もあるなど、その働き方に疑問符が投げかけられています。これは本来、教職員の方々が担う教務の他に、校納金集金業務を始めとするバックオフィス系業務まで一手に担わないといけない現状が、現場を一層逼迫させていると考えています。このような課題に対してMEMEさんの提供する「スクペイ」は校納金の集金・会計管理業務のDXを目指しており、教職員を取り巻く環境に光を当てるができるのではないかと感じました。

一方で、子育て世帯のパパママにとっても、より利便性の高いサービスを利用することで、校納金管理の煩わしさから解放され、日々の生活によりゆとりをもたらしてくれるものと期待しています。

齋藤さん率いるMEMEさんが、公立学校と子育て世帯のパパママのお金の流れを大きく変えていく、そんな未来を信じて精一杯サポートさせていただきます!

FINOLAB1号投資事業有限責任組合

株式会社FINOLAB Chief Investment Officer 小原 武史 様

齋藤さんとは、2022年の弊社主催イベントである「FINOPITCH2022」にご登壇いただいたのが最初の出会いとなります。当時からはピボットされ「スクペイ」を主力事業として展開されていますが、その頃から一貫して親子を取り巻くお金の“不”に着目されて、自らも子供を持つ親として、利用者に寄り添ったサービスを開発されています。教職員の多忙が社会問題となっている中、「スクペイ」で教職員の業務の効率化を目指すという同社の思いに共感しました。

今後は金融知見の共有や地方へのサービス展開にあたってサポートさせていただきたいと思っており、素晴らしいビジョンの達成に向けて伴走できることを楽しみにしております。

Iceblue Fund有限責任事業組合

“教育者たち"の時間確保が逼迫し、本質的に大切な子供たちと向き合う時間や質担保が難しくなってしまっていることが顕著に社会問題化している今、MEME社の提供するソリューションはまさにとても必要だと感じています。

スクペイを皮切りにした展開で、教育者たちや保護者たちが、時間創出やストレス削減により心も豊かになった状態で向き合うことができるようになり、子どもたちの幸福度や可能性がまたさらに高まっていく。

そんな世の中を、子どもたちのキラキラした可能性を信じて止むことのない、齋藤舞さん率いるチームと一緒に創っていけることを心から楽しみにしています。


株式会社MEME 代表取締役 齋藤 舞 コメント

本ラウンドのファーストクローズでは、以前から事業面でサポートしてくださった方々が「株主」という新しい形でMEMEの応援団として参画していただけたことを、大変感慨深く嬉しく思っております。

創業以来、子育て周りの「お金の負」に向き合ってまいりました。学校教育に対して疑問を抱いている中で見えてきたのは、教職員の「働き方」や子育て周りの「環境」の課題です。

スクペイを運営してから半年以上が経過しましたが、向き合えば向き合うほど、学校の教育現場や子どもたちを取り巻く環境にはまだ多くの課題が残っている一方で、MEMEだからこそできることもたくさん見えてきています。

私は、子どもたちの1年は大人の10年に匹敵するくらい価値があると考えています。少しでも早く、より多くの教職員の方々が日本の子どもたちの教育に専念できる時間を創出できるよう、MEMEメンバーと株主が一体となって事業を推進していきます。


■株式会社MEMEについて

所在地:東京都中央区日本橋浜町2丁目29−1NSK日本橋浜町ビル2階

代表者:齋藤 舞

事業内容:子ども向け金融教育/キャッシュレス事業

URL:スクペイ:https://sukupay.jp/ / manimo :https://manimo.jp

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会社概要

株式会社MEME

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URL
https://www.memetech.co.jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区日本橋浜町2-29-1 NSK日本橋浜町ビル2階
電話番号
-
代表者名
齋藤 舞
上場
未上場
資本金
100万円
設立
2021年03月