世界初の定常核融合炉実現を目指す株式会社Helical Fusion、“EY Innovative Startup 2024” を受賞

イノベーションを推進するスタートアップ企業として認定

株式会社Helical Fusion

世界初の定常核融合炉実現を⽬指し、ヘリカル型核融合炉の開発を進める株式会社Helical Fusion(本社:東京都中央区、代表取締役:⽥⼝昂哉・宮澤順⼀、以下「Helical Fusion」)は、EY新日本有限責任監査法人(以下、EY)が企画し、日本全国のスタートアップの中から今後著しい成長が期待される企業を表彰する “EY Innovative Startup 2024” に選出されたことをお知らせいたします。

“EY Innovative Startup”は、優れたスタートアップ企業を正当に評価することでさらなる成長を支援し、経済活性化につながるイノベーションを促進することを目的に2017年より開催されています。受賞企業は、EYのネットワーク・ナレッジ、外部有識者の意見を参考に選出され、革新性、成長性、社会性の3つの評価基準によって決定しており、今回は9分野より15社が選ばれています。


  • Helical Fusionについて

世界の人口は2050年までに約17億人増加すると予測*され、世界的な電力需要の急増に対し、既存発電方法のみで応えることは厳しい見通しです。核融合発電は、太陽の輝きと同じ原理を使ったクリーンで安全性の高い発電方法であり、海水からほぼ無尽蔵に採取可能な燃料を用いることからも、こうした世界的な課題を抜本的に解決する技術として期待されています。日本は、エネルギー自給率が 13.3%**という低水準にあり、依然化石エネルギー依存度が80%を超えるため**、将来的なベースロード電源確保を視野に研究開発が進んできました。

Helical Fusionは、磁場閉じ込め⽅式で核融合(フュージョンエネルギー)の社会実装を⽬指す⽇本発のスタートアップです。

次世代のエネルギー源として、世界では60年以上かけて様々な核融合⽅式が開発されています。 

⽇本では、DNA に似た⼆重らせん構造の超伝導ヘリカルコイルを⽤いて⾼温のプラズマを安定に閉じ込めるヘリカル⽅式が⽣まれ、⼤きく育まれてきました。我々はこのヘリカル⽅式にさらなる独⾃の最先端技術を取り⼊れた、世界初の定常核融合炉の開発を⽬指しています。

直近では、商用炉実現に欠かせない高性能な高温超電導導体の独自開発について、昨年10月に日本政府の核融合関連補助金(SBIR Phase 3)にも採択され、今年2月には通電試験を成功させるなど、開発を加速させています。


(注釈)

*国際エネルギー機関(IEA)年次報告書「2023年版世界エネルギー見通し」(World Energy Outlook 2023)

**経済産業省資源エネルギー庁 「令和4年度エネルギーに関する年次報告 (エネルギー白書2023)」


  • 参考リンク

EY Innovative Startup 2024 特設ページ

https://24houritpeople.com/innovative-team/ey2024/


  • 会社概要                                    

会社名: 株式会社Helical Fusion

事業内容:商用核融合炉および関連技術の開発

設立: 2021年10月

Webサイト https://www.helicalfusion.com 


  • 本件に関するお問合せ                              

担当:株式会社Helical Fusion 広報担当

連絡先:contact@helicalfusion.com 

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会社概要

株式会社Helical Fusion

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URL
https://www.helicalfusion.com/
業種
電気・ガス業
本社所在地
東京都中央区銀座 1-12-4 N&E BLD. 6F
電話番号
-
代表者名
田口 昂哉
上場
未上場
資本金
-
設立
2021年10月