AI 駆動のスマート越境 EC 事業を通じて、日本ブランドを世界へ

SUNVIPと上海清月科技、AI駆動の越境EC事業を共同推進

東京 2023年5月15日
AI 時代の幕が開き、世界的に注目される Generative AI によって、米国 OpenAI が開発した ChatGPT を通じて、汎用人工知能(AGI)の実現が急速に進んでいます。

直近、日本政府が AI 戦略委員会を設立し、5 月 11 日に初めての会合が開催され、岸田総理は AI が経済や社会において大きな潜在能力を持っていることを強調しました。

その背景のもと、日本製品を海外市場に展開し、特に中国本土向けに越境EC事業を展開する SUNVIP Network Technology(以下、「SUNVIP」)と、中国のトップセマンティックインテリジェンス企業である上海清月人工知能科技有限公司(以下、「清月科技」)が共同で AI を活用した越境 EC の事業開発を進め、新たな戦略的パートナーシップを構築することを発表しました。

2015 年の設立以来、SUNVIP は日本の中小ブランド製品のプロモーションに力を注ぎ、越境 EC 販売を展開してきました。株主には、アリババ元最高戦略責任者であり、Yahoo中国元 CEO の曾鳴教授、中国有力 EC プラットフォーム唯品会(VIP.com)の創業者株主である呉彬氏、レノボグループ傘下の有力 VC であるレジェンドキャピタル(Legend Capital)、中国の上場ゲーム開発企業游族ネットワーク(YOOZOO)、日本の上場企業ドリームインキュベータ(Dream Incubator)などが含まれています。一方、清月科技の創業チームは、主にマイクロソフトの検索と AI チームの出身者で構成されており、AI研究開発とイノベーションにおいて顕著な成果を上げ、多くの AI 関連特許を保有しています。

両社の協業を推進した在日米国籍の中国人インターネット・AI 起業家の白強(Qiang Bai)氏は、90 年代からインターネットビジネスを開始し、中国最大の AI 企業である科大訊飛の上場を成功させてきました。「今回の協業により、AI を越境 EC 事業に応用し、全く新しい越境 EC モデルを構築することができます。これは、AI の視点から越境 EC を展開し、既存のECプロセスを部分最適化するだけでなく、全体的なビジネスモデルを革新する世界初の試みです。今回の協業は、越境 EC 専用の AI モデルの開発から始まり、日本の中小企業、サードパーティのサービスプロバイダー、購入ユーザーに適応した異なるAI モデルを次々と生み出していく予定です。この新しいモデルの実現は、AI と EC 分野にある日中の専門家集団の協業により、グローバルな越境EC事業への発展に新たな可能性を開くことになるでしょう。」と白強氏は述べています。