オーステッド・ジャパン、再生エネ人材育成を目指す「グリーンエネルギー奨学金プログラム」を開始

洋上風力発電大手日本法人のオーステッド・ジャパン(本社：デンマーク王国フレゼリシア)と駐日デンマーク王国大使館は、今春に募集を開始した再生可能エネルギー人材の育成を目指す給付型奨学金「オーステッド・ジャパン グリーンエネルギー 奨学金プログラム（Ørsted Japan Green Energy Scholarship Program）（略称GESP）」において、第１回の奨学金支給対象者を決定したことをお知らせします。

オーステッドはこの度、日本における再生可能エネルギーと洋上風力産業の成長、および人材育成を支援する活動の一環として「グリーンエネルギー奨学金プログラム」をデンマーク王国大使館と共に開始しました。同プログラムでは、再生可能エネルギー分野で将来活躍することを志す学生を対象に給付型の奨学金を支給いたします。

初回となる今年は、木更津工業高等専門学校、秋田工業高等専門学校、ならびに、秋田県立大学の学生計５名への支給を決定しました（うち、男性3名、女性2名）。オーステッドはこれまで米国や台湾においても奨学金プログラムを開始しており、日本でのグリーンエネルギー奨学金プログラムの実施は今回が初めてとなります。

オーステッド・ジャパン 代表取締役社長 ヘンリエッテ・ホルム(Henriette Holm)のコメント：
「洋上風力発電のグローバルリーダーとして、オーステッドは次世代の洋上風力発電のプロフェッショナルのための機会創出に取り組んでいます。オーステッドは当該奨学金により学生の学習の幅が広がり、新たなキャリア形成の機会に繋がることを期待しています。また、本プログラムを起点に再生可能エネルギー分野への学生の興味を刺激し、長期的には日本の再生可能エネルギーの発展に繋がることを目指しています。」

デンマーク王国大使館　上席商務官　田中いずみのコメント：
「デンマークは2050年に再生可能エネルギー100％を目指しています。デンマーク大使館としても、日本での再生可能エネルギーの普及において、人材育成は極めて重要であると考えています。この度オーステッドと共同で実施する奨学金プログラムによって、日本の将来を支える学生たちが再生可能エネルギーを身近に感じ学ぶ動機付けになれば幸いです。」

■「オーステッド・ジャパン グリーンエネルギー奨学金プログラム」
（Ørsted Japan Green Energy Scholarship Program）（略称GESP）概要
＜目的＞
奨学金を通じた再生可能エネルギー分野における将来の研究者やリーダー、貢献者の育成と支援
＜対象研究分野＞
再生可能エネルギーの普及に繋がる分野。理系科目全般および社会学も含む
＜対象者＞
対象分野で学業に励む公立学校（大学および工業高等専門学校）に所属する学生
＜奨学金金額＞
上限500,000円（全額給付型、単年度）

詳細については、下記までお問い合わせください。
オーステッド・ジャパン　[e-mail]


オーステッドについて
オーステッドのビジョンは完全にグリーンエネルギーで動く世界です。弊社は、沖合および陸上の風力発電所、太陽光発電所、エネルギー貯蔵施設、再生可能水素・グリーン燃料施設、バイオエネルギープラントの開発、建設、運営を行っています。オーステッドは、気候変動対策の世界的リーダーとして「CDP気候変動Aリスト」に登録されており、「科学ベースの目標イニシアチブ(SBTi)」によって検証された科学ベースの正味ゼロ排出目標を持つ世界で初めて検証されたエネルギー企業でもあります。デンマークに本社を置くオーステッドは約8,000名の社員を雇用しています。オーステッドは、ナスダック・コペンハーゲン（オーステッド）に株式上場しています。2022年のグループの売上高は1,323億デンマーククローネ(178億ユーロ)でした。ウェブサイト、https://orsted.com/ をご覧になるか、フェイスブック、リンクトイン、インスタグラム、ツイッター（X）でフォローしてください。