11/3~5に兵庫県内の大学の学園祭にて「性教育カフェ」を開催しました!
「性について相談しよう!」というアクションを起こすには勇気が必要です。
そこで、NPO法人HIKIDASHIでは誰でもふらっと立ち寄れて、正しい性の知識を学んだり気軽に性の相談ができる場を設けたいと思い、昨年8月から若者向けの「ユースカフェ」を始めました。今年度からは若者に限らず広くどなたでもお立ち寄りいただける「性教育カフェ」として、どちらも出張型で開催しています。
そしてこの度、11月3日~5日の3日間、兵庫県内の大学の学園祭で「性教育カフェ」を開催することができ、大学生に限らず幅広い年代の皆さまにご来場いただけました。
【開催日時と場所】
11月3日(祝)10:00~15:30
:神戸学院大学ポートアイランドキャンパス(神戸市中央区)
11月4日(土)10:00~16:00
:神戸学院大学有瀬キャンパス(神戸市西区)
11月5日(日)10:00~15:00
:兵庫県立大学姫路工学キャンパス(姫路市)
【内容】
・性教育に関する書籍の展示やリーフレット配布
・月経用品の展示や説明
・コンドームの展示や使用方法の説明
・その他、性に関する質問や相談への対応 等
※スタッフは保健師、助産師、看護師、薬剤師、思春期保健相談士、養護教諭等の有資格者が対応しました。
【来場者数】
3日間で延べ約170名
【アンケート結果】
解答者約30名
この度の「学園祭」のような幅広い年代層の方が気軽に足を運ぶ場所と性教育カフェの親和性は高く、より多くの方々へ性に関する正しい知識を提供できるための方法として非常に手応えを感じました。一方で「性教育」と聞くだけで入室することを躊躇う人も一定数いらっしゃいました。そんな方にも気軽に立ち寄っていただけるよう、今後更に工夫をしていきたいと思っています。
また、神戸学院大学では今回が2年目の開催となり、昨年に引き続いて足を運んでくださる方も多かったことが印象的で、「昨年も教えてもらったのに忘れていることも多かった」「昨年もゆっくり話を聞いてもらえたのでまた来ました」というお声があり、このような場所が他に無いことが感じられました。今回のようなスポット開催は、月経用品やコンドーム、書籍の紹介や使い方指導等に興味を示していただきやすいものの、継続的に知識を提供出来たり、相談したい時に立ち寄れるためには、もっと定期的な性教育カフェの開催の必要性を改めて感じました。
【ご支援のお願い】
性教育カフェの運営は、今年度は一部「ひょうごコミュニティ財団」様からの助成金を活用していますが、まだまだ充分な資金があるとは言えません。
当事業や当法人の持続可能な活動を応援してくださる方は、ぜひ下記サイトからご支援をお願いいたします。
すべての画像