日常も断水時も安心・安全で美味しい水を提供。「地下水×炭酸水自販機による分散型防災水インフラ」がフェーズフリーアワード2026入選-ウォーターポイント株式会社-
平時の収益と日常メンテナンスで、災害時の飲料水・生活用水を支える。各賞は9月18日発表予定

ウォーターポイント株式会社(本社:広島県広島市、代表取締役社長:小早川克史、以下「当社」)が提案する「地下水×炭酸水自販機による分散型防災水インフラ」が、一般社団法人フェーズフリー協会による「フェーズフリーアワード2026」の事業部門に入選しました。2025年に入選した充電式浄水器「Lifewater Jug」に続き、2年連続の入選です。
本システムは、平時には地域住民へミネラル水や炭酸水を提供し、その売上と日常運用によって設備を維持します。災害時には地下水等の地域水源を逆浸透膜(RO膜)で浄化し、避難者へ飲料水と生活用水を供給します。「美味しい水を選ぶ」という日常の価値が、「地域で水を確保する」という非常時の機能を支える、フェーズフリー型の分散水インフラです。
入選対象から「オーディエンス賞」を決める一般投票は、2026年9月1日13時まで実施されています。「防災の日」を機に、当社は水を備蓄するだけではなく、地域で日常的に生み出し、災害時にも使える状態を保つ新しい水インフラのあり方を発信します。
投票概要
· 対象:フェーズフリーアワード2026 事業部門 入選対象
· 対象名:地下水×炭酸水自販機による分散型防災水インフラ
· 投票締切:2026年9月1日(火)13:00
· 投票方法:オーディエンス登録後、事業部門から1票を投票
· 投票ページ:https://aw.phasefree.net/audience-vote/
※オーディエンス登録をしていない投票は無効です。同じ部門に複数回投票した場合は、最後の投票のみが有効となります。
今後のアワード日程
· 各賞のWeb発表:2026年9月18日(金)13:00予定
· 授賞式・パネルディスカッション:2026年9月26日(土)13:00予定
※2026年9月1日時点では「入選」であり、各賞の受賞は未決定です。日程は主催者の公式サイトに基づきます。変更される場合があります。
備蓄だけでは埋めにくい、災害時の「水の空白」
災害時の水確保には、備蓄水、給水車、防災井戸、非常用浄水装置など複数の手段が必要です。しかし、備蓄水には保管場所と入替費用がかかり、量にも限りがあります。給水車は道路や物流の状況に左右され、防災井戸の水は生活用水に用途が限られる場合があります。また、非常時専用設備は、平時に使われないことで、故障の発見や操作訓練が遅れる懸念があります。
そこで当社は、地域の身近な場所に小規模な水拠点を分散して設け、平時から使い続ける構想を提案します。水自販機を日常的なサービスとして稼働させることで、収益、保守、利用者の習熟を生み出しながら、非常時の給水能力を維持します。
なぜ「水自販機」が防災インフラになるのか
· 収益性:ミネラル炭酸水やミネラル濃度を選べる水を提供
· 維持管理:日常的に稼働・点検するため、非常時だけ使う設備より状態を把握しやすい
· 操作習熟:地域住民が普段から利用するため、非常時にも使い方で迷いにくい
· 水源分散:地下水やプール水等、地域にある水源を活用し、断水リスクを分散
· 飲用化:RO膜で代替水源を浄化し、生活用水だけでなく飲料水の供給を可能にする

仕組み:平時と災害時で、同じ設備の役割を切り替える
平時:選べる美味しい水を提供し、設備を毎日動かす
平時は、水道水または地下水を原水とし、マイクロフィルター、活性炭、RO膜で処理します。RO処理した水に海洋深層水由来のミネラルを加え、ミネラル水や炭酸水として提供。利用者はマイボトルを持参し、純水、ミネラル濃度、炭酸の有無などを選べます。買い物、運動、散歩、レジャーの途中で気軽に利用でき、使い捨て容器の削減にもつながります。
日々の販売による収益を、保守点検、フィルター交換、水質管理などの維持費に充てます。設備を毎日動かすため、不具合を早期に発見しやすく、施設運営者と利用者の双方が操作に慣れます。地下水を平時から利用するモデルでは、上水道使用量の低減も期待できます。
災害時:地下水を浄化し、飲料水と生活用水を地域へ
断水時は、井戸からくみ上げた地下水を貯水槽へ送り、原水の状態に応じてろ過・紫外線処理等を行ったうえで、水自販機のRO膜で高度に浄化します。停電時はLPガス発電機や蓄電池等の代替電源で設備を稼働させ、避難者へ飲料水と生活用水を供給する構成を想定しています。
企画書のモデルケースでは、飲料水4トン、生活用水36トン、合計40トンの供給能力を想定しています。これは構想上の一例であり、実際の供給量は井戸の揚水能力、原水水質、貯水量、処理設備、電源、運用時間等に応じて個別に設計します。
※実際に使用できる原水および処理条件は、原水水質、設備仕様、自治体・施設管理者との運用計画により異なります。災害時の飲用供給は、必要な水質確認と衛生管理のもとで行います。

2つの導入モデル
· モデル1:平時は水道水を使ってミネラル水・炭酸水を販売し、災害時に地下水へ切り替える。既存施設へ導入しやすい構成
· モデル2:平時から地下水を処理して販売し、災害時も同じ水源を使う。日常的な水源確認と上水道使用量の低減を両立する構成
いずれも、井戸を大規模に集中させず、小規模な拠点を地域内に複数配置する考え方です。地域ごとの取水可能量を踏まえた設計と継続的な地下水位管理により、地盤沈下や水源枯渇のリスクに配慮します。

設置を想定する場所
· 屋内:市区町村庁舎、公民館、道の駅、スポーツセンター、文化センター、商業施設
· 屋外:スポーツ公園、防災公園、農業公園、学校、工場、交通拠点
· 官民連携:自治体の防災計画と、施設側の平時サービス・事業運営を組み合わせた導入
代表コメント
代表取締役社長 小早川克史は、次のようにコメントしています。
「非常時だけ使う設備は、維持費をかけ続けながら、いざという時に本当に動くかという課題を抱えます。私たちが大切にしているのは、平時に美味しい水を選ぶ喜びや利便性を提供し、そこで生まれる収益によって保守を続け、設備も人も日常的に準備された状態を保つことです。普段の豊かさと災害への備えを分けないからこそ、水インフラは持続できます。地下水と水自販機を組み合わせ、地域ごとに自立して水を確保できる小さな拠点を全国へ広げてまいります」
今後の展開
当社は、この「地下水+水自販機」を、新しい水インフラづくりの出発点と位置付けています。
人口減少が進む日本では、これまでと同じように、大規模な浄水場と長距離の水道管だけですべての地域を支え続けることが、次第に難しくなっていきます。老朽化する施設や管路を更新しながら、災害による断水にも備え、将来にわたって地域の水を守るためには、水インフラそのもののあり方を変えていかなければなりません。
私たちが目指すのは、地域にある水源を活用し、平時から水自販機として利用・収益化・維持管理しながら、災害時には飲料水と生活用水を供給する、小規模分散型の水インフラです。地域の中に小さな水拠点が点在し、それぞれが日常的に使われ、もしもの時には地域住民の命と暮らしを支える。この仕組みを日本各地に広げていきます。
代替水源と水自販機の組み合わせは、決してゴールではありません。人口減少社会と頻発する災害に立ち向かい、地域が自ら水を確保できる未来をつくるための第一歩です。
当社は、自治体、地域企業、施設運営者と力を合わせ、水源調査、設備設計、平時のサービス、収益の仕組み、水質・設備管理、非常時の運用までを一体化します。実証で終わらせず、持続可能な事業として社会に根付かせる。大規模集中型の水道を補完し、地域ごとに自立して水を守ることのできる、災害に強い小規模分散型水インフラを日本につくってまいります。
ウォーターポイント株式会社について
ウォーターポイント株式会社は1972年創業。「安心・安全な水の創造」を使命に、逆浸透膜(RO膜)を用いた水自動販売機、宅配水、浄水器、水処理プラント、給排水設備等を展開する水の総合企業です。水自動販売機の累計導入実績は、2026年6月に3,600台を達成。また、ミネラル濃度や炭酸の有無を選べる炭酸水自動販売機の本格販売を開始しました。平時の利便性と非常時の水確保を一体で考え、地域に分散した持続可能な水インフラの構築を進めています。
会社概要
· 商号:ウォーターポイント株式会社
· 代表者:代表取締役社長 小早川 克史
· 設立:1972年3月
· 資本金:2,000万円
· 本社:〒733-0821 広島県広島市西区庚午北4丁目2-13
· 事業内容:逆浸透膜製品・プラント、水自動販売機、ボトルドウォーター、給排水・空調換気・消防・浄化槽設備
関連URL
フェーズフリーアワード2026 入選対象ページ:
https://aw.phasefree.net/entry_work/pfaw2026b171/
オーディエンス投票ページ:
https://aw.phasefree.net/audience-vote/
会社概要:
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