NPO法人キャリアbaseの理事に、グロービス経営大学院教員の中村直太氏が就任

NPO法人キャリアbase(所在地:千葉県柏市、代表:草場 勇介)は、2025年3月18日付で、グロービス経営大学院 経営研究科教員 中村直太氏が新理事に就任したことをお知らせいたします。

NPO法人キャリアbase

◆就任の背景

NPO法人キャリアbaseは、2021年から「学校と社会の架け橋に」をスローガンに掲げて活動を開始し、高校生に向けた「個別就労支援」「居場所」「キャリア教育」を軸に活動してきました。活動開始から約3年で、延べ28,000名を超える生徒・教職員へのキャリア教育と、累計330名を超える生徒への個別伴走支援を実施するなど、学校現場からのニーズは年々拡大してきています。

2024年2月からは、『ミナトリープロジェクト』を立ち上げ、ボランティアやプロボノとしてキャリアbaseの活動に参画いただける方の募集をスタート。プロジェクト立ち上げから1年で150名以上の方にご登録をいただいており、キャリアbaseは組織としても急拡大期を迎えています。

高校現場でのガイダンスに参加してくれたミナトリーの皆さま

そのような中で、キャリアbaseでは「寄ってたかってキャリア教育」というスローガンを掲げ、キャリアbase職員だけでなく、さまざまなバックグラウンドを持つ多様な大人が学校現場へ行き、キャリア教育に携わっていく仕組みをつくっています。今回新しく理事となる中村直太氏には、その先駆けとして、学校現場におけるキャリア教育授業、特に、プログラム構築が難しい探究系授業を中心に参画いただいてきました。

中村氏の新理事就任を機に、今後は、通信制高校におけるキャリア教育プログラムの更なる強化や質の向上、そして、キャリアbaseとしての組織力向上も目指してまいります。特に2024年7月から始めた通信制高校内における「校内キャリアサロン事業」は、開始から8か月で22キャンパスに導入され、のべ800名を超える生徒の利用がありました。この校内キャリアサロンにより、これまでリーチできていなかった層への「学校内アウトリーチ」を実現し、2025年度はさらに多くの学校現場から校内キャリアサロンの開催を求められています。

校内キャリアサロン実施の様子

通信制高校に通う生徒の中には、社会的に孤立している状態の生徒も多く、第三者である大人が寄り添う価値を強く感じています。これらの活動を通して、生きづらさを抱える高校生が社会と自分の未来に希望を感じ、意欲を持ち、次に進むことができるよう支援を広めていきます。

◆中村 直太 氏 プロフィール

インテリジェンス(現:パーソルキャリア)で人材紹介事業のキャリアコンサルタントや事業・サービス企画(主にCRM/BPR)を経験後、グロービスに入社。マーケティング、拠点マネジメント、チーム設立などを経て、現在は学習体験企画、デジタルサービスの開発、セミナー開発など多岐に渡る事業活動に従事。

教員としては『クリティカル・シンキング』『リーダーシップ開発と倫理・価値観』『テクノベート基礎』に登壇。個人としては経営者、ベンチャー創業者、NPO代表など”利他的情熱”に生きる人々に伴走し、パーソナルコーチやアドバイザー、社外取締役を務める。

慶應義塾大学大学院理工学研究科修士課程(工学)修了、グロービス経営大学院経営研究科経営専攻修了。共著に『読めば3年後の未来に先回りができる 入社1年目からの「働き方」』(KADOKAWA)がある。

◆理事就任にあたってのコメント

キャリアbaseの活動は、現代社会においてますます重要性を増しています。子どもたちの「生きる力」を育むことで、一人ひとりが自分らしく生きる道を選び、前向きに社会へ踏み出す支援を行うことは、すべての大人の責任であり、希望でもあります。

しかし、高校生を取り巻く環境にはさまざまな課題があります。人間関係、家庭環境、進学や就職、就職後のミスマッチ、社会的孤立。これらは特効薬のない複雑な問題だからこそ、誰かが腰を据えて向き合う必要があります。

進路選択という重要な決断を前に不安を抱える高校生が、自分なりの答えを見出す。安心できる居場所を見つけ、自他とのつながりを取り戻し、目線を未来に向けていく。さまざまな大人の多様で自由な生き方や考え方に触れ、可能性に気づき、自分らしい一歩を踏み出していく。

こうした一つひとつの場面、一人ひとりの自立を支え寄り添う存在がキャリアbaseです。そして、これらの活動は、行政機関や学校、企業、そしてたくさんの大人たち(ボランティア=ミナトリー)による温かい支援に支えられています。これは私たちの誇りであり、推進力でもあります。

私もまた、社会に支えられ、多くの人々に育てていただきながら生きてきました。その恩を返す先は、次の世代にあります。高校生たちの未来は、社会全体の未来そのものだからです。この度、キャリアbaseの一員として、少しずつ社会に還元していく機会をいただけたことに感謝し、最善を尽くします。

◆NPO法人キャリアbase 理事長 草場 勇介 コメント

この度、中村直太氏に理事としてキャリアbaseに参画いただけることとなり、大変嬉しく、また心強く感じております。中村氏との出会いのキッカケは、私が通っているグロービス経営大学院の入学式。入学生代表として挨拶をさせていただく機会があり、その中で私が取り組んでいる事業、これからの志を話した後、すぐに中村氏からご連絡を頂き、ご縁が生まれました。


それから2年、私たちキャリアbaseの高校現場でのキャリア教育に多大な貢献を頂き、我々だけではなく、学校教員にも学びの多い時間を提供してくださっています。また、根底にある中村氏自身の「次の世代に貢献したい」という強いパッションと、接する誰もがファンになっていく高い人間性は、まさにキャリアbaseの在り方を体現するような存在です。


今回の理事就任をキッカケに、キャリアbaseとして、各高校で提供するキャリア教育の更なる質的向上を図るだけでなく、急拡大する組織において、これまでの知見を大いに生かしていただき、すべての高校生がイキイキと生きる社会の実現に向け、これからの道を力強く共に歩んでいきます。

特定非営利活動法人キャリアbase

特定非営利活動法人キャリアbase

NPO法人キャリアbaseは、通信制高校に通う高校生を中心に、社会的自立をサポートする活動として「個別就労支援・居場所・キャリア教育」を行うNPO団体です。

2021年から「学校と社会の架け橋に」をスローガンに掲げ活動を開始し、これまでに、のべ28,000名を超える高校生・教職員へのキャリア教育と、累計330名を超える生徒への個別就労支援を実施してきました。


【団体概要】
団体名:特定非営利活動法人キャリアbase
所在地:千葉県柏市松葉町2-15-13
理事長:草場 勇介
設立:2021年11月
ホームページ:https://career-base.jp/

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学校・大学ボランティア
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会社概要

NPO法人キャリアbase

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URL
https://career-base.jp/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
千葉県柏市松葉町2-15-13
電話番号
-
代表者名
草場 勇介
上場
未上場
資本金
-
設立
2021年11月