NPO法人結び手 東洋大学での特別講義と女性自立支援プロジェクトに関する新たな協業の開始
東洋大学のゼミ生が結び手と協業し、女性の自立支援プロジェクトに参加。インドの貧困地域での取り組みを支援し、日本での販売先開拓を目指す
この度、東洋大学経済学部国際経済学科「経済発展論A」(担当教員:吉田 敦)の講義において、NPO法人結び手の代表福岡が特別講演を行いました。この講義は、教授吉田敦の担当する「ゼミナールIVA」の学生たちも参加し、200名の学生が参加する盛況のうちに進行しました。
講演では、結び手設立の背景やインドの貧困地域での女性と子どもたちの課題、外部環境が原因で努力できない人々に対して機会を提供するという結び手の活動について深く掘り下げました。特に、女性の自立支援活動と基礎教育の重要性にフォーカスを当て、参加者からは多くの質問とコメントが寄せられ、福岡代表が丁寧に回答しました。
講演の中で、代表福岡は「やりたいことが見つからない方、個性がないと感じる方、行動力がないと感じる方に、それぞれは個性や特徴であり社会で調和を基に生きるためには誰も劣ってはいない」と強調し、すべての人に前を向いて生きる勇気を与えました。
講義終了後、ゼミ生たちは結び手が行う女性の自立支援プロジェクトに
協力を開始することを決定しました。プロジェクトでは、貧困地域のお母さんたちが作るブロックプリントを使用した封筒やペーパーバッグの製作に関わり、これらを日本国内で販売するための商品開発や学園祭等での販売活動を支援します。
この協業は、代表福岡が一時帰国中に東洋大学の学生の一人がゼミの話題として提案し、吉田教授が迅速に受け入れて実現したものです。今後、結び手と東洋大学のゼミ生たちは、共に社会的な課題解決に向けての活動を進めていく予定です。
今回の特別講義と新たな協業の開始は、学問と実社会との橋渡しを目指す東洋大学の教育方針と結び手のミッションが一致しました。これからの展開が期待されます。
NPO法人結び手とは
NPO法人結び手は、「世界から外部環境が原因で努力できない人をゼロにする」をミッションとして2021年に設立され、インド国内7地域で25団体以上と共に活動を展開するNPO法人です。ビハール州・ラジャスタン州を中心に1,080名の子ども達に勉強する機会を提供しています。インド在住の代表福岡を初めインド国内で国籍を問わず課題解決することを目的とするNGO団体です。
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