EOと経済産業省が初の交流イベントを開催
― 起業家と行政の共創により、日本経済の次章が始動 ―
2026年3月10日、経済産業省別館7階イベントスペース「ベツナナ」にて、世界的起業家組織EO(Entrepreneurs’ Organization)と経済産業省による初の公式交流イベントが開催されました。本イベントは、実際に事業を創り、成長を牽引してきた起業家コミュニティと、日本の産業政策を担う行政機関が一堂に会し、相互理解と共創を目指す新たな試みとして実施されたものです。
EOは、世界約70か国・220支部、約20,000名の起業家が所属する国際的な経済団体であり、日本国内には18支部・約1,500名の経営者が在籍しています。EOは、経営者同士が実体験に基づく学びや課題を共有し合うことを通じて、企業成長のみならず、地域経済や社会全体への価値創出を志向してきた実践型の経済団体です。
当日は、EO Japan Regional Chairであるバリューマネジメント株式会社代表取締役、他力野淳氏が登壇し、EOの成り立ちや理念、そして起業家コミュニティとして果たしてきた役割について紹介しました。これに対し、経済産業省からは商務情報政策局デジタル人材政策室長の迫田章平氏が登壇し、日本経済の持続的成長に向けた行政の取り組みや課題意識を共有しました。
異なる立場にある二団体が共に開催する本イベントは、政策と現場、制度と実践をつなぐ「架け橋」としての意義を持ちます。行政が描く政策ビジョンと、起業家が現場で培ってきたリアルな知見が交わることで、単なる意見交換に留まらず、次の行動や連携へと発展する可能性を秘めた場となりました。
後半のパネルディスカッションでは、起業家と行政が率直な対話を行い、相互理解を深めるとともに、日本の産業・人材・イノベーションの未来について活発な議論が交わされました。本イベントは、起業家と行政が対等なパートナーとして連携し、日本の未来を共に創っていくための第一歩となる機会となりました。
【EO(Entrepreneurs’ Organization)について】
EO(Entrepreneurs’ Organization)は、「起業家の可能性を最大限に引き出し、世界を前進させる」というPurposeのもとに活動する、起業家・経営者によるグローバルネットワークです。年商1億円以上で強い成長意欲と起業家精神を持つ経営者を対象としており、創業者に限らず、事業承継を担うアトツギ経営者も参加しています。
会員企業の売上規模は年商1億円から1,000億円まで幅広く、業種も製造業、IT、医療、教育、サービス業など多岐にわたります。会員の1割以上が上場企業の経営者であり、EO入会を契機に大きな成長を遂げる企業も数多く存在します。
現在、EOは世界70か国以上、約220支部に展開し、会員数は約20,000人を数えます。日本国内では18支部、約1,500人の経営者が所属し、「EO Globalを牽引し、日本経済の未来を拓く!」をスローガンに、次世代の経済を担う起業家の成長と連携を推進しています。
【経済産業省について】
経済産業省は、日本の産業・経済政策を担う中核機関として、2024年に新たに策定したMission・Vision・Valueのもと、日本経済の持続的な発展に取り組んでいます。
MISSIONには「未来に誇れる日本をつくる」を掲げ、単なる経済成長にとどまらず、次世代に引き継ぐことのできる社会と産業の実現を目指しています。VISIONでは「つながりを力に、進化し続ける」とし、官民連携や多様な主体との協働を通じて、変化し続ける社会に対応する姿勢を示しています。
また、VALUESとして「本質的な課題に挑戦する」「自由に個の力を発揮する」「多様な力をかけ合わせる」の三つを掲げ、職員一人ひとりが主体性と創造性を持って行動することを重視しています。これらのMission・Vision・Valueは、経済産業省別館1階の展示スペース「ベツイチ」に掲示されており、一般の方も自由に閲覧することができます。