【速報】珠洲市の要請を受け、トイレトレーラー再派遣
同じエリアに、異なる災害での派遣は、プロジェクト発足後、初。
一月一日発災した能登半島地震からの復旧・復興活動にようやく目処がつき始めた能登半島に記録的な大雨が襲い、石川県能登地方では、各地で川の氾濫や土砂災害が相次ぎました。
前線や低気圧の影響で、石川県の能登地方では21日、線状降水帯が発生するなど記録的な大雨となりました。
22日朝、低気圧が近づいた影響で再び大雨となり、珠洲市や能登町、七尾市、それに志賀町で氾濫が発生しました。
一般社団法人助けあいジャパン 災害派遣トイレネットワーク「みんな元気になるトイレ」では、、能登半島豪雨で被災した珠洲市からの要請を受け、参加自治体とともに以下の支援を調整・実行しています。
①能登半島地震被害で継続支援中だった4台の支援継続および再配置(移設)
→神奈川県鎌倉市、山梨県北杜市、静岡県西伊豆町、福島県棚倉町
②支援終了で撤収したトイレトレーラー3台の再派遣|9月23日(月)出動・設置
→京都府亀岡市、静岡県富士市、群馬県大泉町
③今後の支援継続に必要な各種サポート
→補水先確保、給水車手配、点検・修繕等のサポート提供の準備を進めています。
④派遣調整
→まだ孤立・断水地域があることから、珠洲市との連絡・調整を続けるとともに、追加派遣を念頭にネットワーク参加自治体と対応にあたります。
※輪島市への派遣について
能登半島地震の支援として、現在も1台が支援継続中でもあり、輪島市とも連絡を取り合っています。
「相当の被害、多くの孤立地域があり、状況把握から必要あれば派遣要請したい」との輪島市からの連絡を参加自治体と共有、これらを踏まえた準備を進めています。
現時点では被害状況の全容把握に至っておらず、今後も情報を随時更新してまいります。
災害派遣トイレネットワーク「みんな元気なるトイレ」
http://corp.tasukeaijapan.jp/toilet/
【2024年9月30日追記】
①9月30日(月)の派遣状況
12台中8台は、震災から支援継続していた車両になります。※珠洲市派遣の鎌倉市(市役所)、西伊豆町(宝立浄水場)、泉佐野市(みさきデイサービス)の3カ所は復旧とのことで、来週、引き上げの調整を開始します。
■輪島市支援:4自治体
・9月末で支援終了予定、延長要請があり受託:高知県高知市、富山県魚津市
・10月末まで支援予定、そのまま継続:福岡県須恵町
・新規派遣(再派遣):新潟県見附市 9月28日出発、13:00頃設置予定
■珠洲市支援: 7自治体
・9月末で支援終了予定、延長要請があり受託:鎌倉市、西伊豆町、泉佐野市
・10月末まで支援予定、そのまま継続:北杜市、棚倉町
・再派遣:富士市、亀岡市、大泉町※派遣、終了、引き上げは、日々変化します。
②トピックス・本日、輪島市へ派遣の1台(新潟県見附市)は、15:30頃到着・設置済みです。・震災から輪島市町野町・東陽中学校で支援を続けていた福岡県須恵町の車両が能登豪雨で被災、床上まで泥が堆積。 現在、清掃し被災者、関係機関、支援団体、学校職員等、多くの方に使用され地域を支えてるとのことで支援続行。・1月-8月累計支援|延べ29万人/128万回、少ない車両で3万回、最多は13万回の支援実施
今後も情報を随時更新してまいります。
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