【ドローンで地域課題を解決へ】東庄町×国際ドローン協会が包括連携協定を締結
ドローンを利用した地域課題解決のための第一歩
2024年6月25日に東庄町(町長:岩田 利雄)は、町内の廃校を利活用し、ドローン資格主格のための教習所を運営する一般社団法人国際ドローン協会(本社:東京都江東区 代表理事:榎本 幸太郎)(以下、「国際ドローン協会」)と包括連携協定を締結しました。
国際ドローン協会とは、今までも農薬散布の2機同時飛行や中学生の通学路巡視といった実証実験を行い、多岐にわたりドローンの可能性を見出してきました。
この協定により、東庄町と国際ドローン協会は、協力して東庄町の課題を解決し、より良い住みよい町づくりを目指して取り組むこととなります。
協定の締結式は、東庄町役場で行われ、双方が持つ知識やリソースを有効活用して町の課題に取り組むことを発表しました。
今後は大規模な農薬散布やドローンパイロットの育成事業を推進する予定です
協定の内容
(1) 災害時に関すること。
(被災状況の確認、安全な避難経路の確認、支援物資の輸送、情報伝達の
補助、罹災証明書の写真撮影等)
(2) 地域の安心安全に関すること。
(産廃不法投棄、野犬関係、現況確認(小規模開発・公害)、有害鳥獣
対策、太陽光パネル(屋根)設置検査、道路・橋梁等の現況確認、空き家
の調査、配水池の調査、通学路の監視、買い物補助、在宅ケアの方への医
療品の輸送、安否確認等)
(3) 地域経済の支援に関すること。
(水稲病害虫一斉防除、遊休農地の調査、各種イベント補助、町民のパイ
ロット育成、就労支援等)
(4) 教育・文化・未来に関すること。
(ドローンの町としてのイメージの定着、実証実験(運輸関係)、地域
クラブの設立、キャリア教育、遺跡調査、ドローン教室の開催等)
東庄町(とうのしょうまち)について
東庄町は、東京から約80キロメートル圏の千葉県北東部にあり、成田空港からは約1時間の場所にあります。
東庄町では、町内にある廃校を利活用して開校したドローンの教習所「東庄町ドローンパーク」で、「農業×ドローン」「福祉×ドローン」「教育×ドローン」「地域おこし×ドローン」といった様々なドローンの活用を行っています。
「ドローンを使って何かしたい!その何かを考えられる、叶えられるまち」
それが東庄町です。
【東庄町ドローンパークとは】
「東庄町ドローンパーク」は、2022年11月に国際ドローン協会と廃校になった小学校の跡地利活用に関する契約を締結し開校した、ドローンの教習所です。
「ドローンを通じて関わる人の人生を豊かにする」を理念に掲げ、一等、二等無人航空機操縦士の資格取得ができる国土交通省登録講習機関の「無人航空機教習所」として開設しました。
他にも、民間ドローンスクール、ドローンの整備工場である修理技術センター、薬剤散布事業、スマート農業支援、CM・映画・ドラマの撮影を行う空撮事業部が統合された、複合ドローン施設として運営されています。
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