【乾燥肌実態調査】20〜50代女性の9割が乾燥肌を自覚

〜頬・口まわり・くちびるの乾燥が全年代で増加、ケア不足とのギャップが明らかに〜

株式会社AZB

2025年11月27日 10時00分

■ 調査背景

季節を問わず「顔の乾燥」に悩む女性が増えています。とくに秋冬は粉ふき・皮むけ・メイクのりの悪化などが起こりやすく、生活に影響が出ることもあります。
医療提携サロン「ノーファンデ肌サロン S:RA（エスラ）中目黒」は調査データをもとに、20〜50代女性の乾燥実態を分析しました。その結果、多くの女性が乾燥を自覚している一方で、「正しいケアが分からない」「続かない」「効果を実感できない」など、対策が十分に行われていないことが明らかになりました。

■ 調査サマリー（顔の乾燥に限定）

・20〜50代女性の約70〜90％が顔の乾燥を自覚
・冬季（12〜2月）に頬・口まわり・くちびるの乾燥が特に悪化
・原因は暖房・紫外線・加齢・生活習慣など複合的
・「保湿を重視したい」約8割に対し、十分なケアができているのは約3割
・スキンケア選びは「保湿力×価格」「低刺激」「成分重視」などコスパ志向が強まりつつある

■ 1. 顔の乾燥肌の自覚状況と季節性

女性全体の約88％が「顔が乾燥する」と回答。
「一年中乾燥する」「季節で乾燥が悪化する」を合わせると7割超です。

年代別の特徴：
・20代：3割が「一年中乾燥」
・30代：乾燥が肌悩みの最多
・40〜50代：約75〜80％が秋冬の乾燥を強く実感

乾燥を強く感じる月は12〜2月が最多で、10〜4月まで長く乾燥を意識する傾向でした。

■ 2. 乾燥しやすい顔の部位と症状

特に乾燥を感じやすい	症状
頬・口まわり	粉ふき・かゆみ・つっぱり感・メイクがのらない
くちびる	皮むけ
目まわり	細かいシワ・かゆみ

見た目への影響だけでなく、「外出したくない」など心理面に影響する人もいました。

■ 3. 顔の乾燥を招く主な原因

乾燥を悪化させる要因は以下の通りです。

環境要因
・暖房による湿度低下
・冬季の乾燥した外気
・紫外線ダメージ

生理的要因
・加齢による皮脂分泌の低下（20代がピーク）
・セラミド量の低下（30代以降で顕著）
・ターンオーバーの乱れ

生活習慣
・睡眠不足
・栄養不足
・水分不足
・ストレス
・強い摩擦や過度な洗顔

顔の乾燥は、複数の要因が積み重なって起きることが分かっています。

■ 4. ケアの実態と“続かない理由”

「保湿を大事にしたい」人は多いものの、実際に十分なケアができているのは約3割でした。

使用が多いアイテム
・化粧水・乳液
・クリーム
・美容液
・リップクリーム

ケアを続けられない主な理由
・スキンケアの選び方が分からない
・面倒に感じる
・効果が分かりづらい
・コストが気になる

必要性を理解しながらも、行動が続かない“意識と実践のギャップ”が存在しています。

■ 5. 今後求められる乾燥対策

求められている情報：
・乾燥の原因と根本改善の方法
・乾燥しにくい肌を育てる生活習慣
・保湿ケアの最適なタイミング
・季節に合わせたケア方法

ニーズとしては、
・“保湿＋バリア機能強化”
・“保湿＋エイジングケア”
・簡単で続けやすいケア
・外側と内側の両面からのアプローチ
が挙がり、根本的な乾燥対策への関心が高まっています。

■ ノーファンデ肌サロンS:RA 代表コメント

「多くの女性が乾燥を気にしながら、具体的にどう改善すべきか分からず悩んでいる状況が見えてきました。乾燥はメイクのりだけでなく、肌トーンや気分にまで影響するため、早めの根本ケアが大切です。
S:RAでは、角質ケア・真皮層ケア・高濃度美容成分の導入を組み合わせ、“乾燥しにくい肌を育てる”施術を行っています。クリームに頼るだけでなく、肌本来の力を引き上げていくことが重要だと考えています。」