共創を一過性の取り組みから、社会に根づく文化へ。株式会社Party、「coen」が目指す未来を発表
株式会社Party、共創拠点「coen」のコンセプトビジョンを公開
株式会社Party(本社:東京都、以下「Party」)は、共創拠点「coen(コウエン)」が目指す未来と、その実現に向けた考え方をまとめたコンセプトビジョンを公開しました。
私たちが目指すのは、一人ひとりが自分の意思で未来を選び、身近な人と互いの挑戦を支え合える社会です。誰かの挑戦を応援した人が、今度は自ら挑戦者になる。そこで生まれた経験やつながりが、また別の誰かの一歩を支えていく。私たちは、こうして人と想いと仕事が循環していく状態を「幸せの経済圏」と呼んでいます。
coenは、この「幸せの経済圏」を社会の中に形にし、共創を一度きりの出来事ではなく、地域に根づく文化として育てていくための拠点です。
今回、これまでの活動を貫いてきた思想と、共創が生まれ、広がり、次の挑戦へとつながっていく仕組みを、あらためて言葉にしました。

「幸せの経済圏」を形にする、共創の拠点
現代は、一人ひとりが自らの意思で動き、さまざまなことに挑戦できる時代です。一方で、やりたいことがあっても一緒に実現する仲間に出会えなかったり、誰かを応援したくてもどう関わればよいか分からなかったりと、挑戦する人が一人で壁にぶつかることも少なくありません。
だからこそ私たちは、人と人が自然に出会い、互いの想いや得意なことを知り、ともに何かをつくっていく「場」が必要だと考えました。
coenが目指すのは、挑戦する人が仲間と出会い、まだ形になっていないアイデアが具体的な活動へと変わり、そこで生まれた共創が地域や社会に残っていく場所です。カフェのように人が集まり、公園のように自由な発想が生まれ、村のようにお互いを知り、支え合う。
完成されたサービスを一方的に提供するのではなく、関わる一人ひとりが参加者から応援者へ、そして新たな挑戦者へと変わっていく。その循環をつくることこそが、coenの存在意義です。
共創を偶然任せにしない「共創体験ジャーニー」
人が同じ場所に集まるだけで、共創が自然に生まれるとは限りません。
そこでcoenでは、誰かの活動を知ることから始まり、応援へ、応援からつながりへ、そして自らの挑戦へと至る一連の体験を「共創体験ジャーニー」として設計しています。
拠点に関わる人や企業、地域、生産者、つくり手の背景や想いを知る。その中から、自分が共感する活動や応援したい相手を自らの意思で選ぶ。商品やサービスの購入、メッセージ、イベントへの参加といった行動を通じて応援し、それをきっかけに挑戦する人や同じ想いを持つ仲間とつながっていく。そして、これまで応援する側だった人が、今度は自らのアイデアを形にする挑戦者へと進んでいきます。
壁面で紹介する共創ストーリー、つくり手の想いを届ける共創メニュー、応援メッセージ、活動の成果を共有する月次レポート。これらはすべて、この体験を支える仕組みです。
自分の選択が誰の挑戦につながり、どのような変化を生んだのかを知る。応援をその場限りで終わらせず、次の関係や行動へつなげていくことで、共創を日常の習慣にしていきます。

「拠点」「街」「全国」の3つの領域から、共創を育てる
coenは、東京・下北沢を第一拠点に、「拠点」「街」「全国共創」という3つの領域から、共創が生まれ、育っていく環境をつくっています。
日常の中に、共創の入り口をつくる「拠点」
coenを訪れ、これまで知らなかった誰かの想いや活動に触れる。
その出会いから、「少し応援してみたい」「自分にも何かできるかもしれない」という小さな気持ちが生まれます。
coenにあるカフェ&バー、茶室ラウンジ、ポップアップスペースは、そうした気持ちが動き始めるための入り口です。飲食やイベントを楽しみながら、日常の延長線上で人や活動を知り、自分なりの方法で関わることができます。
特別な知識や大きな決意がなくても、立ち寄ること、知ること、購入すること、参加することから共創に加われる。coenは、誰もが無理なく最初の一歩を踏み出せる場をつくります。



拠点で生まれた出会いを、地域の活動へひらく「街」
拠点の中で生まれた出会いやつながりを、その場だけで終わらせず、街へとひらいていきます。
地域の企業や店舗、住民、クリエイターと対話を重ね、その街が大切にしてきた文化や関係性に触れながら、新しい活動をともに育てていく。
その際に大切にしているのは、外から一方的に答えを持ち込むことではありません。そこに暮らし、働き、活動する人たちと同じ目線に立ち、「この街で、何ができるだろう」と一緒に考えることです。
街の中で生まれた小さな挑戦が、誰かの背中を押し、次の出会いや行動につながっていく。そうした循環が日常に根づくことで、共創は一度きりの企画から、その土地を支える文化へと育っていきます。
地域の違いと強みを生かし合う「共創」
街で生まれた出会いや実践をきっかけに、全国の自治体や企業、地域で活動する人たちとの関係も広がっています。
それぞれの土地にある知恵や文化、得意なことを持ち寄り、互いに学び合いながら、その地域にふさわしい取り組みをともにつくる。都市と地域のどちらかが一方的に支援するのではなく、違いや強みを生かし、新しい価値を生み出す関係を育てていきます。
拠点で生まれた一つの出会いを、街の活動へ。
街で育った一つの挑戦を、地域を越えた次の共創へ。
人や地域のつながりを少しずつ広げ、それぞれの場所に新たな挑戦のきっかけを生み出していくことが、coenの考える「全国共創」です。

下北沢から全国へ、共創を文化に
共創を通じて生まれるものは、事業やイベント、商品だけではありません。ともに試行錯誤し、壁にぶつかり、それを乗り越え、喜びを分かち合う。その過程で築かれた関係は、活動が終わったあとも残り続けます。私たちは、共創によって生まれるつながりそのものが、一人ひとりの「人生の財産」になると考えています。
誰かの挑戦が誰かの幸せにつながり、その姿を見た人がまた次の挑戦を始める。この循環が繰り返されることで、共創は特別な出来事ではなく、その土地に根づく文化へと変わっていきます。
Partyは、下北沢での実践を通じて、挑戦する人と応援する人が出会い、共創が生まれ続ける仕組みを育てていきます。完成された形をそのまま全国へ移すのではなく、それぞれの地域の文化や人、課題に合わせ、地域の担い手とともにつくっていきます。
全国どの場所にいても、生まれ育った環境によらず、誰もが『共創』の文化を享受できる幸福度の高い社会へ。coenを通じて、私たちは「幸せの経済圏」と共創の文化を広げていきます。
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