【SolidWorks】(株)ターボブレード成功事例「SolidWorksを導入し設計開発期間を3分の1に短縮、 Simulationも徹底活用し設計リスク激減に成功」
大分市に本拠を置き、ターボ機械の開発設計で競争優位な技術力を保有する株式会社ターボブレードにおけるSolidWorks製品の総合的な活用事例のご紹介です。

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「SolidWorksを導入して15年、設計開発期間が3分の1に短縮するとともに、3年前に導入したSolidWorks Flow Simulationを徹底活用して設計リスクの激減に成功」
http://www.solidworks.co.jp/newsarticle/casestudy/turboblade
「タービン設計は、最小限のパラメータ入力だけで羽根ができるプログラムを自社開発していました。しかし羽根は複雑な曲面なので、これを2次元で展開するのは大変な苦労であり、修正もむずかしい。そこで、自社開発プログラムから出力された点群座標や3次元スプラインを使って、ソリッドを生成できる3次元CADとして、SolidWorksを導入しました」と、代表取締役の林正基氏は語る。
同社におけるSolidWorks製品の導入効果は、3点挙げられる。
第1は、開発設計期間の短縮だ。設計の3次元化によって、設計期間は3分の1に短縮した。また、製作図の作成にかかる時間も、SolidWorksの2次元機能を活用することで、4分の1に短縮。2次元CADの時代に2ヵ月かかっていたものが2週間でできるようになった。
第2は、解析の繰り返しによる設計品質の向上である。「SolidWorks Flow Simulation導入後は、顧客が行う実験結果で要件が満たされていないために無償で設計をやり直すという再設計の発生がなくなりました。これは顧客にとっても、開発期間短縮と実験費用削減という大きな効果につながっています」と林氏は言う。
第3の効果は、社内分業化により、多数の案件を同時に進めることができるようになったことだ。林氏が計画設計を行い、おおまかな形状を決めると、他の社員が3次元設計して解析まで行ってくれる。林氏は、「新しいことを考える」ことに専念できるのである。
また、同社ではは女性の力を積極的に活用している。社員は女性ばかり4名。そのうちの3名が設計と解析担当で、もう1名がWeb担当である。女性社員の解析経験はいずれも1年から1年半程度と短い。しかし、週に120ケースぐらいの解析を行い、しかも、ロケットエンジンから風車まで幅広いケースにぶつかるなかで、仕事をしながら急激に解析能力を高めてきた。「CAEでもCADでも、女性は覚えが良いと思います。特に解析は忍耐力が要るので、女性に向いています。これからも、解析事業を伸ばすときには女性を登用するつもり」と林氏。SolidWorks製品が習得しやすいソフトであることも、経験の少ない社員が短期間で力を伸ばすことを支えている。
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「SolidWorksを導入して15年、設計開発期間が3分の1に短縮するとともに、3年前に導入したSolidWorks Flow Simulationを徹底活用して設計リスクの激減に成功」
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林氏は今後も、水力、風力、蒸気、地熱、廃熱など、自然の力を利用したクリーンエネルギーの開発設計に力を入れていく。
「最終的には、地場企業と協力して『再生可能発電』の新産業を作り上げ、大分県発で世界に向けて普及させていきたい」と林氏の夢は広がっていく。
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