“ラーメン×AIロボット”のジャパン・カルチャーがアメリカ進出!シアトルのらーめん山頭火に人と空間を認識するAIサイネージ連携おもてなしロボット設置
~日本発の最先端コンテンツが、グランドオープン後、早くも大盛況~
日本国内でも有数のロボットアプリ開発・導入実績をもつ株式会社ヘッドウォータース(本社:東京都新宿区、代表取締役:篠田庸介、以下 ヘッドウォータース)は、Plenty USA Inc.(本社:東京都品川区、代表取締役社長:米田純)が2017年8月5日(現地時間)、アメリカのシアトルに新規オープンした「らーめん山頭火 University Village店」に、Microsoft社のマルチタッチコラボレーションデバイスであるSurface HubとコミュニケーションロボットのSotaを組み合わせた新しいロボット体験を創出するサービスをPlenty USAと共同開発しました。
「らーめん山頭火」は、”らーめん文化を世界に広めるパイオニア”として国内外で大きな人気を博しています。国内19店舗、海外8ヶ国38店舗展開する現在でも、日本・北海道というルーツを大切にし、本場の味へこだわりを持つと同時に、全世界共通でアイヌ文化を店舗デザインに反映させています。
一方ヘッドウォータースは、200件以上の独自のコミュニケーションロボットアプリ開発の実績とノウハウを有し、コミュニケーションロボットの更なる有効活用場面創造に取り組んでいます。これまでには、2017年2月より本格展開している居酒屋くろきん神田本店の「飲みニケーションロボット席」や、ラーメン店「鶏ポタTHANK」のポイントカードに替わるサービス「コグニメン for 鶏ポタ」など、より身近に、新しい方法でロボットが活躍できるアプリを数多く手掛けてきました。
今回、「らーめん山頭火 University Village店」に導入された本サービスは、来店したお客様に北海道から始まった「らーめん山頭火」のストーリーやアイヌ文化、そして商品について、楽しくかつインタラクティブに知っていただくことを目的とし、店舗入り口のウェイティングスペースに設置されました。
AI機能連携マルチタッチ式大画面ディスプレイに、55インチのMicrosoft Surface Hubを採用。パネル上で来店客がコンテンツを選んでドラッグ&ドロップすると、動画や画像が表示されるSurface Hubアプリを開発。また、パネルには2つのHDカメラが内蔵されており、Microsoft Azure のAI機能である 「Cognitive Services」の「Face API」によって、カメラが捉えた来店客の特徴と待合状況の人数による空間自動解析を行います。そして、パネルの横に設置されたヴイストン株式会社が提供する卓上ロボット「Sota」が、自動解析したデータを基に、約200パターンのレコメンドパターンに自動分類し、音声自動レコメンドを行います。
ロボットが発話する内容、商品コンテンツ、レコメンデーション内容は、ヘッドウォータースが開発するクラウドロボティクスサービス「SynApps(シナップス)」で管理しており、Microsoft Azure のAI機能である 「Cognitive Services」の「Bing Speech API」を活用することで英語音声での発話を実現し、Azure IoTHubを活用する事で、ディスプレイとロボットのAIデータ連携も、SynAppsで一括制御を行っており、タッチパネルで商品がどれだけ選ばれているかなどのデータ分析する事も可能です。
人気ラーメン店での待ち時間を楽しいものにしてくれる本サービスは、アメリカではまだあまり例がない、日本発の新しいロボットとのコミュニケーションを体験できるコンテンツとして、8月5日のグランドオープンより家族連れを中心に好評いただいています。
今後は、ジャパン・カルチャーを打ち出し、海外で増えていく日本食レストランとの差別化を図っていくとともに、Microsoft Surface Hubから得られる来店客のデータとPOSを連動させ、マーケティングデータとして活用していきたいと考えています。そして、接客におけるフルオートメーション化を視野に入れ、さらなるコンテンツの開発に注力していく予定です。
ヘッドウォータースは、独自のコミュニケーションロボットアプリを提供していくとともに、コミュニケーションロボットの更なる有効活用場面を創造していきます。
■概要
「らーめん山頭火 University Village店」の店頭入口(ウェイティングスペース)に設置された、大型タッチパネルとコミュニケーションロボットを組み合わせて新しいロボット体験を創出するサービスです。
来店客がパネル上でコンテンツを選んでドラッグ&ドロップすると、動画や画像が表示されます。また、パネルに内蔵されたカメラが来店客やウェイティングスペース状況の特徴を捉え、大画面デバイス「Surface Hub」の表示を変換し、パネルの横に設置されたロボットが来店客の年齢・性別、待合人数状況を加味した上で、商品を音声でレコメンドします。
▶イメージ動画:https://youtu.be/_p_hu6GVA3c
▶サービス紹介ページ:http://www.headwaters.co.jp/service/ai/santouka_america_robot.html
■SynApps(シナップス)概要
様々なクラウドサービスやIoTデバイス、AIサービスと連携する事で、運用性と拡張性の高さを実現したクラウドロボティクスサービスです。2016年4月より提供を開始しています。
紹介サイト: http://www.headwaters.co.jp/service/pepper/synapps.html
【店舗概要】
店舗名:らーめん山頭火 University Village店
住所:2626 NE Village Lane,Seattle, WA 98105
営業時間:11:00-22:00
席数:60席
オープン日:2017年8月5日(アメリカ現地時間)
■らーめん山頭火 概要
1988年、北海道旭川で創業。すべてとんこつスープをベースとしたラーメンを提供しており、代表的なメニューである「しおらーめん」は、小梅がトッピングと、最後の一滴まで飲める白濁の豚骨スープを生かした、シンプルな味付けが特徴です。
■Plenty USA Inc. 概要
URL:http://www.plenty-usa.com
https://www.santouka-usa.com/
所在地:東京都品川区上大崎2-25-5 久米ビル6階
設 立:2013年4月
資本金:$1,100,000
代表者:代表取締役社長 米田純
事業内容:和食の海外展開
■株式会社ヘッドウォータース 概要
URL:http://www.headwaters.co.jp
所在地:東京都新宿区新宿2-16-6 新宿イーストスクエアビル7F
設 立:2005年11月
資本金:1億 4,374万円
代表者:代表取締役 篠田庸介
事業内容:ロボットアプリ開発、システムインテグレーション
【お問い合わせ先】
株式会社ヘッドウォータース 担当:塩澤、依光
TEL:03-5363-9361 Email:info_robot@ml.headwaters.co.jp
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