【日本陸上競技連盟】セイコーゴールデングランプリ、「男子100mだけでなく、200mも注目です!」。北京五輪銅メダリスト塚原直貴氏、リオ五輪日本代表藤光謙司選手がトークショーでみどころを語る

5月19日(金)、神奈川のラゾーナ川崎ルーファ広場にて「セイコーゴールデングランプリ陸上 2017 川崎」を記念したトークショーを開催しました。

ゲストで登壇したのは、北京オリンピック男子4×100mリレー銅メダリストの塚原直貴さんと、今回のゴールデングランプリ男子200mにも出場するリオデジャネイロオリンピック男子200m日本代表の藤光謙司選手。
 

男子100mの観戦のポイントについて、塚原さんは、「リオ五輪銀メダリストのジャスティン・ガトリン選手(アメリカ)は、今年35歳。同世代の方々には応援の星ですね。30代半ばでトップの舞台で活躍しているというのは、僕も見習いたかったところです」。

そして、日本人初の9秒台への期待について、「ケンブリッジ飛鳥選手(Nike)とサニブラウン アブデルハキーム選手(東京陸協)の2人はしっかりマークしてください。アジア人としては、すでに9秒台を出している蘇炳添選手(中国)を超えないと、ガトリン選手などトップ選手の背中は近づかないと思いますが、今シーズンのガトリン選手はまだ調子が上がってきていないので、ここで一矢報いるような走りができるといいですね。日本の観客の皆さんが見守る中で、日本人初の9秒台を出してほしいです」。
 

 

今回が5回目の出場になる藤光選手は、「この大会はすごくエンターテイメント性がある大会。観ている観客の皆さんも楽しいと思いますし、競技者もすごく楽しめる大会なので、毎年楽しみにしています」。

直前に迫ったレースについては、「調子自体は悪くはないと思っています。この冬は、これまでやってこなかったいろんな取り組みをしてきたので、その進化を見せることができるレースになればと思っています。男子100mの9秒台に世間の注目が集まっていますが、200mでも19秒台にすごく近づいているところです。今回は19秒台を持つ海外選手も出場します。その選手にどれだけついて行って勝負できるのかにも注目していただきたいです」
 


そして、藤光選手と同世代の塚原さんは、「藤光選手は僕の1つ下で誕生日も5月で同じ。高校時代からの長い付き合いです。今年のロンドン世界選手権を目指して、いいステップアップの大会にしてほしい」とエールを送りました。

トークショーの後の塚原さんと藤光選手による握手会にも長い列ができ、握手や記念撮影をしながら、終始笑顔でファンの皆さんとの交流も行われていました。

セイコーゴールデングランプリ陸上 2017 川崎は、5月21日(日)川崎市等々力陸上競技場にて開催されます。


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上場
未上場
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-
設立
1925年03月