キャップジェミニ、Ciber Inc.の北米ビジネスの買収を提案
【2017年4月10日:パリ&コロラド州デンバー発】
キャップジェミニとCiber Inc.は、キャップジェミニが北米におけるCiber社のオペレーションを5000万USドルで買収することについて両社が合意、契約を締結したことを発表しました。今回キャップジェミニが買収する資産は、Ciber社の北米ビジネスの大部分、クライアントに焦点を合わせた各種資産、従業員、各種オペレーションを対象としたもので、その売上は2億7500万USドルとなります。今回の買収には、Ciber社の特定の負債ならびにCiber社のインターナショナルオペレーションは含まれません。
テクノロジーサービスとITスペシャリストのプロバイダーであるCiber社の北米ビジネス買収は、キャップジェミニの北米における自動車、通信、メディアなどのセクターの主要Fortune 1000企業に対するプレゼンスを強化します。この買収でキャップジェミニのコンサルタントはアメリカで約2000人、インドで約1000人増加します。
今回の買収はすでにCiber社の取締役会で承認を得ており、米国連邦破産法第11条の下でCiber社の資産売却を通して行われる予定です。これに対しキャップジェミニは、ストーキング・ホース買収者となることに同意しています。今回のプロセスが順調に進められることを前提として、買収手続きは2017年の第2四半期末までには終了する予定です。
2018年の1株当たりの利益(EPS)の増加
キャップジェミニは、2017年末までに統合プロセスと再建行動計画の大部分を実行し、2018年上半期のキャップジェミニの1株当たりの利益の増加が期待できます。Ciber社の現在の営業損失が2017年のキャップジェミニ・グループ全体の営業利益※に与える影響は、20ベーシスポイント以下に抑えられる見通しです。これについて、キャップジェミニは、2017年内に6.10ユーロ近くの標準EPS※の実現を目標にしています。
※マークの付いた用語ならびにGAAPに基づかない指標は、キャップジェミニの登録文書にて定義付けしています。
単純明快な統合
買収した資産は、キャップジェミニのテクノロジー&エンジニアリング・サービス(ソジェッティ)の既存のUSオペレーションと統合されます。この方法は、Ciber社のオペレーションの黒字転換を促し、Ciber社の堅牢な顧客基盤を活用する、単純かつ充実した統合プロセスとオーバーヘッドコストの合理化につながります。
買収したビジネスと過去10年間力強い成長と営業利益をもたらしてきた既存のソジェッティオペレーションの北米における統合は、ソジェッティのフットプリントを拡大し、北米の主要マーケットのお客様に対するローカルデリバリー能力を補完するものとなるでしょう。今回の買収を通じて、北米におけるソジェッティのビジネスは50%増を見込んでいます。これは、キャップジェミニの北米ビジネスの15%以上にあたります。
キャップジェミニについて
キャップジェミニは、2017年に創業50周年を迎え、従業員数19万人以上、40か国にビジネスを展開する、世界有数のコンサルティング、テクノロジー&アウトソーシングサービスプロバイダーです。グループの2016年のグローバルでの売上は125億ユーロを達成しました。お客様とともに、お客様のニーズに合わせて、お客様によるイノベーションと競争力の実現を可能にするビジネス、テクノロジー&デジタルソリューションを開発し、提供しています。完全な多文化組織であるキャップジェミニは、独自の作業形態である Collaborative Business ExperienceTMを開発し、独自のデリバリーモデルRightshore®を活用しています。
詳細は、以下をご覧ください。
https://www.capgemini.com(キャップジェミニ)
https://www.jp.capgemini.com(キャップジェミニ株式会社)
Rightshore®はキャップジェミニの登録商標です。
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