PinS2026「転校生」は中村ケンゴ氏に決定!
小中学校に“転校生”として滞在する「教えない教育」で児童生徒と育む関係性
特定非営利活動法人インビジブル(所在地:東京都中央区銀座一丁目22番11号 銀座大竹ビジデンス2階/理事長 山本曉甫)は、富岡町教育委員会からの委託を受け、『プロフェッショナル・イン・スクール2026(以下:PinS2026)』を実施します。本プロジェクトでは、アート・建築・音楽などクリエイティブな職種のプロフェッショナルを、富岡町立富岡小学校・富岡中学校に「転校生」として招聘します。
PinS2026では、美術家の中村ケンゴ(なかむら・けんご)氏を「転校生」として、2026年8月25日から2027年3月上旬までの間、定期的に学校に通いながら児童生徒と共に学校生活を過ごします。中村氏は学校行事や授業にも参加しながら、児童生徒との関係性を育み、最終的に校内に1点以上の作品を残す予定で活動に取り組みます。(作品規模・設置方法は調整の上決定)。
Eメールの顔文字など現代社会を象徴するモチーフを、伝統的な日本画の技法で描く中村氏。その中村氏が「転校生」として学校に通うことで、児童生徒にどのような変化が生まれるのか、ぜひご注目ください。
プロフィール
中村ケンゴ(なかむら・けんご)|美術家

Eメールで使われる顔文字、ワンルームマンションの間取り図、マンガの吹き出しやキャラクターのシルエットなど、現代社会を表象するモチーフや、美術史上のさまざまなイメージを用いたユニークな絵画を日本画の技法で制作。
主な展覧会に「日本×画展(にほんガテン!) しょく発する6人」(横浜美術館 2006年)、「手塚治虫×石ノ森章太郎 マンガのちから」(東京都現代美術館 2013年)、「モダン・ジャパニーズ・ジャパニーズ=スタイル・ペインティング 1994-2014」(掛川市二の丸美術館 2015年)、「Nouvelle ère du Japon-日本の新たな時代」(Galerie taménaga France 2015年)、「モダン・ラヴァーズ」「JAPANS」(メグミオギタギャラリー 2018年)など。共編著『20世紀末・日本の美術—それぞれの作家の視
点から』(アートダイバー)。多摩美術大学大学院修了。
大阪生まれ、東京在住。
9月25日から東京では8年ぶりの個展「かたちのことば、絵のこころ。」(メグミオギタギャラリー)が
開催予定。
【中村氏コメント】
まさか21世紀になって、もう一度小中学校に通うことになるとは思ってもみませんでした。全国にはさまざまなアートプロジェクトがありますが、PinSプロジェクトは、その中でも教育と地域、そして表現者のあり方を問い直す、とてもラディカルな試みだと感じています。富岡町という場所で、子どもたちや地域のみなさんと時間をともにしながら、一人の転校生として、絵描きである自分をもう一度生き直してみたいと思っています。
PinSプロジェクトとは

PinSプロジェクトは、富岡町立富岡小学校・富岡中学校(以下:富岡小、富岡中)に、アーティスト、建築家、音楽家など、クリエイティブな分野のプロフェッショナル(専門家)が「転校生」として学校を“仕事場”とし、児童生徒と共に学校生活を過ごす活動です。2学期の始業式に「転入」し、修了式まで毎月数日ずつ通学します。転校生は、自身の作品制作に取り組みながら、授業を受けたり、部活動に参加したり、給食や休み時間を過ごしたりと、学校での日常を共有します。
本プロジェクトでは「教えない教育」という学校生活の中で偶然性が生まれる環境づくりを目指しています。これは、大人が知識や技術を教え過ぎず、児童生徒一人ひとりが洞察力や発想力、創造性を能動的に発揮できる機会を探ろうとする試みです。関わる人すべてが学び合いの媒介者となる、多世代教育の実践といえます。
【実施概要】
プロジェクト名:プロフェッショナル・イン・スクール 2026(PinS 2026)
実施期間:2026年8月25日(2学期始業式)~2027年3月上旬(3学期終業式前後)
招聘アーティスト:中村ケンゴ(美術家)
主催:富岡町教育委員会
企画・運営:NPO法人インビジブル
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