ユニファイドコミュニケーションズ、延岡市が実施する液浸サーバーの実証実験に参画
~延岡市内におけるITインフラの環境負荷低減促進への第一歩~
ユニファイドコミュニケーションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:大田 保紀 以下、ユニファイドコミュニケーションズ)は、宮崎県延岡市、旭化成ネットワークス株式会社(本社:宮崎県延岡市、代表取締役社長:堀越 岳、以下 旭化成ネットワークス)およびトゥモロー・ネット株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役:李 昌珍、以下 トゥモロー・ネット)共同で、液浸冷却技術を活用したコンテナ型データセンターの実証検証を開始したことを発表します。本検証は、延岡市にある旭化成ネットワークスの延岡データセンターを拠点に、脱炭素化および高効率ITインフラの実現を目指す地域連携型の取り組みです。その中でユニファイドコミュニケーションズは液浸冷却コンテナ型データセンターに設置される液浸サーバー上に、AI監視カメラ機能を提供し、延岡駅前のエンクロスの来場者数カウントを実施します。
■ 延岡市との連携の背景
延岡市は、九州地方における先進的なデジタルインフラ整備と脱炭素社会の実現を目指すモデル都市として、官民連携による取り組みを積極的に進めています。なかでも、地域に根ざしたデータセンターの利活用や、再生可能エネルギーを活用した環境負荷の少ないICTインフラの構築は、重要な施策の一つです。こうした地域の取り組みに共鳴し、ユニファイドコミュニケーションズは延岡市および旭化成ネットワークス、トゥモロー・ネットと連携のもと、次世代型ITインフラの共創を目指しています。
■ ユニファイドコミュニケーションズの取り組み
今回の実証では、液浸冷却技術を採用したコンテナ型ITインフラの冷却性能、省エネ効果、運用性、環境負荷低減などを、多角的な観点から検証します。
ユニファイドコミュニケーションズはこれまで、通信ネットワークの開発およびIP電話インフラの開発に注力してきました。本プロジェクトにおいてネットワーク関連の開発の経験を活かし、液浸冷却を利用した最先端のAI監視カメラサービスの設計・開発・評価を通じ、延岡市および旭化成ネットワークス、トゥモロー・ネットとの連携のもと、次世代データセンターインフラの社会実装に向けた技術検証を進めてまいります。
■ 今後の展望
ユニファイドコミュニケーションズは今後も、旭化成ネットワークスをはじめとするパートナー企業と連携し、液浸冷却技術を活用したエネルギー効率の高いITインフラの実用化に貢献してまいります。
とくに、AI監視カメラおよびエッジコンピューティング用途をクラウドサービス化しての提供を通じて、持続可能なIT社会の実現と地域社会との共創を目指します
■ 問い合わせ先
担当:事業開発部 安藤 竜一
ryuichi.ando@unified.co.jp
【ユニファイドコミュニケーションズについて】
ユニファイドコミュケーションズは、設立以来、多彩なコミュニケーションテクノロジーで様々なネットワーク開発、コンタクトセンターサービスの開発、および独自製品の開発と販売の実績を積み重ねて参りました。今後は、生成AIを含む、最先端のAI技術を活用した「新世代のAI関連サービス」の開発を中心に事業展開していく計画です。


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