ランクセス、「小澤国際室内楽アカデミー奥志賀」の講習会及び演奏会への支援を11年間継続

~東京での演奏会を2年ぶりに開催及びオンライン配信も実施~

ランクセス株式会社

ドイツの特殊化学品メーカー、ランクセス(LANXESS)の日本法人 ランクセス株式会社(本社:東京都千代田区丸の内、代表取締役社長:ジャック・ペレズ)は、世界的な指揮者である小澤征爾氏が立ち上げた特定非営利活動法人「小澤国際室内楽アカデミー奥志賀(以下、OICMA)」が9月に開催した講習会及び演奏会を本年度も支援し、同アカデミーへの支援が11年目となったことを発表しました。今年度は、国内から17名の受講生が参加し、2021年9月14日に東京での演奏会を開催し、10月にはオンラインでのアーカイブ配信を実施しました。昨年は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受け中止となったことから、東京での演奏会は2年ぶりとなりました。OICMAは、アジア圏の才能ある若手音楽家に弦楽四重奏を学ぶ機会を提供することを目的に、2011年に設立されたアカデミーです。

芸術・科学分野における優秀な若者の育成は、持続可能な社会の発展に重要な役割を果たしています。ランクセスは、社会的責任(CSR)活動の一環として同アカデミーを設立時より11年間継続して支援し、その活動のサポートを行ってまいりました。OICMAはこれまで、過去10年間に延べ243名(今年度を含む)に上る日本、中国、韓国など、アジアの若手音楽家の育成に取り組み、高い実績を積んでいます。ランクセスと同アカデミーは、2021年1月から12月までの1年間を期間とする支援契約を締結し、本年1月より支援を開始しています。

今年度は、昨年に引き続き新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受け、アジア圏の受講生の招聘は中止となりました。一方で、国内を対象に事前にオーディションにより選抜された受講生が参加し、奥志賀にて講習会を実施しました。また、2021 年9 月12 日(日)に長野県の奥志賀高原・森の音楽堂にて演奏会を開催したほか、東京でも2年ぶりとなる演奏会を第一生命ホール(東京・中央区)にて開催しました。東京会場では、定員数約767名の会場を300名限定で開催し約250名の観客が来場しました。さらには2021年10月2日から8日には期間限定で、オンラインでのアーカイブ配信を行い、約500名が視聴し、若い才能ある音楽家による力強い演奏が観客及び視聴者を魅了しました。

このたびの支援継続について、アカデミーの理事長である小澤征爾氏は、次のように述べています。「クヮルテットは、ソロやオーケストラを問わず、弦楽器奏者のすべての基本。だから、世界に通用する一流の弦楽器奏者を育てるには、トップレベルの指導者による集中的なクヮルテットの実習が欠かせない。この信念のもとで、私たちはもう25年間、毎夏、奥志賀高原でクヮルテットの勉強会を続けています。従来、このような教育プログラムを支援してくれるところは少なく、オーケストラやオペラではなく弦楽四重奏となると尚更です。そして、このような状況下でも変わりなく支援してくださったランクセスに心から感謝しています」

また、ランクセス株式会社の代表取締役社長であるジャック・ペレズは、次のように述べています。「今年は2年ぶりとなる東京での演奏会が実現し、若い才能ある音楽家の皆さんに演奏の場が提供されたことを大変うれしく思います。そして、今年もランクセスが小澤征爾氏率いるOICMAへの支援を継続できることを、大変光栄に思います。ランクセスは、同アカデミーへの支援を通じて若い才能を育て、社会の発展の基盤となる若者の育成を推進していきます」
 

第一生命ホールでの演奏会の様子 (C)Michiharu Okubo OICMA2021第一生命ホールでの演奏会の様子 (C)Michiharu Okubo OICMA2021

奥志賀高原・森の音楽堂での演奏会の様子 (C)Michiharu Okubo OICMA2021奥志賀高原・森の音楽堂での演奏会の様子 (C)Michiharu Okubo OICMA2021


<2021年「小澤国際室内楽アカデミー奥志賀」概要>
◇講習会
【日 程】 2021年9月7日(火)~9月11日(土)
【場 所】 都内会場及び奥志賀高原・森の音楽堂
【指 導】 小澤征爾、原田禎夫(チェロ)、川本嘉子(ヴィオラ)、フェデリコ・アゴスティーニ(ヴァイオリン)

◇演奏会
【会 場】 奥志賀高原・森の音楽堂
【日 程】 2021年9月12日(日) 15:30開演
【会 場】 第一生命ホール (東京都中央区晴海)
【日 程】 2021年9月14日(火) 19:00開演

◇オンラインアーカイブ配信 (有料)
【日 程】 2021年10月2日(土)~10月8日(金)

◇演目
受講生によるクヮルテット及び合奏
弦楽合奏 エルガー:序奏とアレグロ Op. 4他

■小澤国際室内楽アカデミー奥志賀について
同アカデミーは、1996年に「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」の室内楽勉強会を前身として始まりました。2005年からは、スイスにも同様のアカデミーである「Seiji Ozawa International Academy Switzerland」を設立し、ヨーロッパで学ぶ音楽学生対象の室内楽アカデミーとして成果を上げています。2011年には、アジアにも広く視野を広げ、アジアの音楽学生にも開かれたアカデミーとして、「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」から独立し、NPO法人「小澤国際室内楽アカデミー奥志賀」として設立されました。
OICMAに関する詳しい情報は、公式ウェブサイトをご覧ください。
www.ozawa-academy.com

■ランクセスの教育支援プロジェクト
ランクセスグループは、2008年に世界的な教育イニシアチブを発足させ、今年で12年目を迎えました。日本では、東日本大震災により被災した子どもたちの支援を目的に、2011年よりセーブ・ザ・チルドレンの活動を支援しています。被災地の復興が進む中、子どもたちへ、さらなる支援の拡充を目指し、2014年から宮城県内で、2017年からは岩手県内で化学実験教室を開催するプロジェクトを実施してきました。

■ランクセスのSDGs(持続可能な開発目標)への取り組み
2015年に国連持続可能な開発サミットで採択されたSDGs「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」における17の目標では、4番目に「質の高い教育」という目標を掲げています。ランクセスグループでは、2015年の制定当初からSDGsに掲げる17全ての開発目標に取り組むことを表明し、事業活動、社会貢献活動を通して推進してまいりました。
ランクセスの持続可能な開発目標(SDGs)を推進する活動への貢献については、以下のURLにてご確認いただけます。 
http://lanxess.co.jp/jp/sustainability-japan/sdgs-j-j/

# # #

ランクセスについて:
ランクセスは、世界33カ国で事業を展開する大手特殊化学品メーカーです。2020年の総売上は61億ユーロにのぼり、全世界の従業員数は約 14,800人です。主な事業は、中間体、添加剤、特殊化学品及びプラスチックの開発、製造とマーケティングです。ランクセスは、持続可能性に優れた企業を選定する「ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス」のワールド・インデックス(DJSI World)、ヨーロッパ・インデックス(DJSI Europe)および「FTSE4Good」の構成銘柄です。
ランクセスについての詳細は同社URLにてご確認下さい。
www.lanxess.co.jp
 

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ビジネスカテゴリ
化学
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

ランクセス株式会社

2フォロワー

RSS
URL
http://lanxess.co.jp/jp/home-japan/
業種
製造業
本社所在地
東京都千代田区丸の内1-6-5 丸の内北口ビル23階
電話番号
03-5293-8000
代表者名
ジャック・ペレズ
上場
未上場
資本金
4億円
設立
2004年07月