「秘密分散技術」を医療AIプラットフォームに利用すべく医療AIプラットフォーム技術研究組合(HAIP)に参画
情報を暗号化した上で分散管理する「秘密分散技術」によりデータの保護、データの利活用を追求する株式会社ZenmuTech(ゼンムテック、以下、ZenmuTech、代表取締役社長CEO:田口 善一、本社:東京都中央区、証券コード:338A)は、医療AIプラットフォーム技術研究組合(略称「HAIP」)に、組合員として加入しました。
HAIPは、医療AIプラットフォームの社会実装を促進し、医療の質の向上や医療関係者の負担の低減、そして医療DXの実現や「医療分野におけるSociety 5.0の実現」に貢献することを目指しています。
ZenmuTechは、「秘密分散技術」を医療AIプラットフォームのサービス事業基盤や開発基盤に適用することによるセキュアなネットワークソリューションおよびAI開発環境のサービス展開検討・検証を行います。
これにより、医療AIサービス*¹をより広げて発展させるための業界共通の基盤技術の研究開発を一層加速することが期待されています。
*¹ より安全で高精度な医療の実現、医師や看護師等の医療従事者の根本的な負担軽減の実現等に寄与するサービスであって、画像・生体情報・病理・生化学検査等の多様なデータを獲得・統合し、個々の患者の症状・変化をAIによるデータ解析を行うなどにより、診断の高精度化、人的過失の防止、最適治療法の選択等を補助する情報を医療現場に提供するサービス等をいいます。
【HAIPについて】

HAIPは、内閣府戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第二期 AI(人工知能)ホスピタルによる高度診断・治療システムから生まれた技術研究組合です。
医療AIサービスの普及・発展に資する業界共通の基盤技術としての、医療AIプラットフォームの研究開発を行います。
■ AI開発基盤
多くの臨床情報や健診情報などのデータを活用して、医療AIのモデリング支援や、医療AIの開発を可能にします。
■ ラボ基盤
AI開発基盤等で開発されたAI等、利用者視点の外部評価を必要としているものを搭載し、複数の協力機関の医療関係者など、専門的な第三者による、利便性や性能等の評価を可能にする基盤です。
■ サービス事業基盤
様々な医療AIサービスを提供するカタログサイトや、医療AIサービスのコンテナ搭載、様々なデータ連携を可能にするオーケストレーション機能等を有し、医療AIサービスを医療機関等に提供します。
【ZenmuTechについて】

株式会社ZenmuTech
本社所在地:東京都中央区銀座8-17-5 THE HUB 銀座OCT 804
設立:2014年3月4日
事業内容:秘密分散技術を用いたデータ保護ソリューションの提供
証券コード:338A
URL : https://zenmutech.com/
秘密分散技術は、データを「それ自体は意味を持たないいくつかの分散片」に分け、それぞれの分散片を別の環境で管理することで、データの保護と安全性を高める技術です。
ZenmuTechは、ZENMU-AONTの秘密分散技術をSDKとして提供するZENMU EngineやPCからの情報漏洩を防ぐ 「ZENMU Virtual Drive」をはじめとする自社製品を開発・販売し、多くの企業様にご利用いただいております。
また、秘密計算の分野では、産総研との協働による研究や社会実装に向け、秘密計算データベースプラットフォーム「Query Ahead」を提供しています。
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