宇宙×ロボットスタートアップのGITAI、自律ロボットによる宇宙組み立て作業の地上実証に成功

2021年に予定する国際宇宙ステーション船内での技術実証に向け着実に前進

宇宙用作業代替ロボットを開発するGITAI Japan株式会社(東京都目黒区、CEO:中ノ瀬翔)は、開発中の単腕型作業ロボットS1による宇宙組み立て作業の地上実証に成功し、その動画を公開しました。
近年加速する宇宙開発において注目される分野の一つに、宇宙組み立て(In-Space Assembly)があります。打ち上げのサイズに制約がある宇宙において、狭いスペースに収まるパーツから大きな構造物を組み立てるもので、ロボット技術の活用が期待されている分野です。

この度、GITAIが開発した単腕型作業ロボットS1によって、宇宙組み立て作業を模擬した一連のタスクを地上で遂行することに成功しました。実施したタスクは柱状のパーツから架台を立ち上げ、パネル状のパーツを組み付けるもので、太陽光発電システムやアンテナ、望遠鏡のミラーなど、広い面積をもつ構造物の組み立て作業を模擬しています。
 

S1による宇宙組み立て作業模擬タスクの実施状況(GITAI社内にて撮影)
動画URL: https://youtu.be/336qeBxN-Bk


この地上実証におけるロボットの動作は自律的で、目標の認識、動作計画などもリアルタイムに行われています。これまでにスイッチ類の操作やケーブルの抜き差しなどの作業の自律化を行ってきましたが、より複雑な作業の自律化を実現したものです。また、技術的挑戦としてツール(ドライバ)をつかった作業も取り入れており、ロボットアームの汎用性、多能性を確認することができました。

GITAIでは、2021年に国際宇宙ステーション(ISS)の船内においてS1の技術実証を実施する予定です。実施場所となるNanoracks社の商用モジュールBishopは12月6日に打ち上げに成功し、すでにISSに到着しています。打ち上げる機体の製造や安全審査も順調に進んでおります。今回、自律的な宇宙組み立て作業の技術成立性を地上実証で確認したことにより、宇宙実証に向けて大きく前進いたしました。
引き続き、地球低軌道船外、さらには月面での宇宙組み立て作業についても地上での実証を目指し、宇宙における作業コストを100分の1にするというビジョンの達成のため、開発を進めてまいります。

関連プレスリリース:GITAIとNanoracks、ISSのBishop船内でGITAIロボットによる技術実証を発表(2020年9月10日)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000042239.html

GITAIは、各宇宙領域で需要のある作業を遂行可能なロボットを実現していくことで、宇宙での作業コストを100分の1に下げることを目指す宇宙ロボットベンチャーです。主に①宇宙ステーション船内外の作業、②軌道上サービス(衛星への燃料補給・修理、宇宙デブリ除去サービス)におけるドッキング・修理・メンテナンス作業が可能な船外ロボットアーム、③月面探査・基地開発作業の各領域の汎用作業のロボット化を目指し、独自の汎用型宇宙ロボットの開発を進めています。

社名:GITAI Inc.(米国本社) 、GITAI Japan株式会社(日本支社)
CEO:中ノ瀬翔
URL:https://gitai.tech/
問い合わせ先:info@gitai.tech
公式Facebookページ:https://www.facebook.com/GITAI-1515952648445089/
公式Twitterアカウント:https://twitter.com/GITAI64818084
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