スプリックス基礎学力研究所:世界11ヵ国22,000名の子ども・保護者に学習調査を実施 日本の子どもの約3割はなりたい職業がない・決まっていない! 

世界ではIT関連の関心が高いが、日本では未来を見据えた教育の必要性が浮き彫りに ~日本は勉強をおもしろいと思う割合が11カ国中最下位で、得意な科目がない割合は1位~

 株式会社スプリックス(本部:東京都豊島区/代表取締役社長:常石博之)が運営するスプリックス基礎学力研究所は、グローバルにおける日本の教育実態を把握すべく、世界11ヵ国において子ども・保護者を対象に学習に関する「意識調査」、および基礎学力を測る「学力調査」を実施いたしました。各国1,000名ずつ、合計22,000名の子ども・保護者へのリサーチ結果から得られたデータを全4回にわたり公表しています。さらに、スプリックス基礎学力研究所公式Twitter(@SprixBasri)、公式Facebookにて、一部の調査結果に加え、補足データや最新情報も併せて掲載しております。
 今回は調査の番外編として、子どもの勉強の捉え方や習い事、なりたい職業について発表します。これまでの調査では基礎学力や教育のデジタル化に関して、日本の課題が浮き彫りになってきましたが、今回の調査では子どもの学外での学びの現状と共に、子どもの勉強や将来に対する不安が明らかになりました。

※本リリースに関する内容をご掲載の際は、必ず「スプリックス基礎学力研究所調べ」と明記してください。
 

日本の子どものなりたい職業の上位にYouTuberが入り、ポーランド、アメリカ、タイでも人気の職業に
 一方でなりたい職業がないと答えた日本の子どもは約3割で11カ国中最も高い

 日本の子どものなりたい職業では、「スポーツ選手」が最も高く、「医者・看護師」、「YouTuber」「ゲームクリエイター」と続きました。「YouTuber」は日本以外にもタイ、マレーシア、ポーランド、アメリカ、でも上位にあがっており、動画配信サービスの活性化により世界的にも人気が高い次世代の職業と言えます。また、BATHやユニコーン企業で注目される中国、インドでは、「技術者・エンジニア」などのテクノロジーを担っていく職業が注目されており、一方GAFAなどの企業の印象の強いアメリカでは「コンピュータープログラマー」が上位に食い込んでいます。どちらの職業においても、日本はなりたい職業ベスト5に入っておらず、職業への憧れに対する差があることも伺えます。

 一方で日本の子どもは「なりたい職業がない・決まっていない」と答えている傾向にあり、11カ国中で最も高くなっています。11カ国全体が1割未満であるのに対し、日本では約3割がないと答えており、将来を見据えられる力を身に着けていくことが大切になっています。そのためには、将来について考えるきっかけを与えられるような勉強やコンテンツ・場の提供が必要と考えられます。

②日本の子どもが勉強をおもしろいと思っているのは約6割未満で、11カ国中最下位
 テストを好きではない理由として「結果が悪いから」が11カ国中最も多く、自己肯定感の低さが明らかに

 子どもに学校の勉強がおもしろいと思うかを調査したところ、おもしろいと感じている日本の子どもは約6割にとどまり、11カ国中最下位となりました。10位のポーランドも約7割が勉強をおもしろいと感じており、日本の子どもが世界と比べてみても圧倒的に低いことが分かります。

 また日本の子どもがテストを好きではない理由として、「結果が悪いから」「テストがおもしろくないから」が多くあがり、11カ国平均よりも上回りました。特に「結果が悪いから」は11カ国中最も多く、学力テスト結果が11カ国中4位である一方で、自己肯定感の低さからテストを好きでないと思っていることが伺えます。

得意科目が一つもないと答えた日本の子どもの割合が、11カ国中最も高い
 さらに学校外での学習時間は平均1.1時間で、11カ国中最下位に

 子どもに得意だと思う教科を調査したところ、日本の子どもは体育以外のすべての科目において、11カ国全体よりも低くなりました。特に主要科目である国語、外国語、理科、社会の差が大きくなっています。さらに、得意科目が「一つもない」と答えた日本の子どもが11カ国全体の平均の約3倍となり、11カ国中で最も高い割合となっています。日本の子どもは勉強に対する苦手意識が強いため、得意な科目を作ることで、勉強への意欲を高めることが大切であると伺えます。

 また、学校の授業以外の勉強時間を比較すると、日本の子どもは11カ国中最も少ないことが分かりました。学力調査上位のインドや中国が2時間以上であることと比べると、日本は約1時間しかなく、学外での学習時が短く、学校での学びに頼っている現状が伺えます。このように、学校のテストがおもしろくなく、得意な科目も少ないうえ、学校以外の勉強時間も少ないという現状が、将来の夢がないことにもつながっていると考えられ、学習塾を始めとした学外での学びの楽しさを得ることが必要と考えられます。

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【調査概要】
調査地域:日本・アメリカ・中国・インド・イギリス・フランス・ポーランド・タイ・インドネシア・マレーシア・ミャンマー
調査対象:子ども:6歳~15歳 (各国1,000名・11ヵ国の11,000名)
     保護者:上記子どもの保護者(各国1,000名・11ヵ国の11,000名)
調査手法:インターネット調査
調査内容:「意識調査」:子ども、保護者を対象に実施した学習に関するアンケート
     「学力調査」:子どもを対象に実施した50問の計算に関する基礎的なテスト
実施期間:2020年8月~9月
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【スプリックス基礎学力研究所 所長 梅田修平よりコメント】

「将来の夢」が無い子どもは約3割にのぼり、調査した11ヵ国中最も高いことが明らかになりました。同時に今回のリサーチ結果で、日本の子どもは「最も自分の学力に自信が無い」「最も勉強をおもしろいと思っていない」「最も得意教科が無い」ことも分かっています。
日本の子ども達に自己肯定感を持たせ、自信をもって勉強に取り組んでもらうことで、自分が望む将来の選択肢を拡げていくためには、すべての土台となる基礎学力を定着させることが重要と考えます。
教育×ICTがゴールではありません。しかしながら、世界ではこの活用が一般化しており、日本の子どもの2人に1人もタブレット等で「もっと勉強したくなる」と回答しています。生徒一人ひとりに最適化した学習を提供できるICTのメリットを活かした、効率の良い基礎学力の育成が必要です。

【スプリックス基礎学力研究所 概要】
スプリックス基礎学力研究所は、「基礎学力」にフォーカスするかたちで、「子どもたちの学力を正しく評価し、着実に定着させること」を目的に創設いたしました。同所は、「基礎学力」を定着させることは、学力向上のスタートラインに立つことであり、それがあってはじめて子どもたちの将来の選択肢が拡がって、人生の新たなステージを享受できると考えております。日本のみならず、世界中の子どもたちに「基礎学力」を定着させるべく、研究および開発を進めていくことをミッションとしている研究所です。
名称  :スプリックス基礎学力研究所
代表者 :所長 梅田 修平
URL  :https://sprix.jp/basri/
公式SNS:Twitter https://twitter.com/SprixBasri
     Facebook https://www.facebook.com/SprixBasri

【TOFAS(Test of Fundamental Academic Skills)概要】

基礎学力を「評価」する小中学生向けの国際基礎学力検定。正しく基礎学力を測ることを目的にしており、オンラインの検定のため誰でもどこでも受検が可能です。また、日本以外の子どもたちだけではなく、アメリカを含む世界各国の子どもたちと同じテストを受けられます。
公式Webサイト:https://sprix.jp/tofas 

【株式会社スプリックス 概要】
名称 :株式会社スプリックス
本社 :東京都豊島区西池袋1-11-1 メトロポリタンプラザビル 12F
代表者:代表取締役社長 常石 博之
URL :https://sprix.jp/

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