洪水時、工場等からの「油」流出を防ぐ新製品
過去の水災害でも対応実績豊富な「膜や」が開発した「陸上用オイルフェンス」
大型膜面構造物(テント構造物や土木資材)などを手がける「膜や」の太陽工業株式会社(東京本社:東京都世田谷区、大阪本社:大阪市淀川区、社長:荒木秀文)は、この度、大雨などによる洪水発生時に工場などから油の流出を防ぐ「陸上用オイルフェンス」(特許出願中)を製品化いたしました。
太陽工業が製品化した「陸上用オイルフェンス」は、焼入れ加工の冷却用油槽を備えた鉄工所や製造設備で機械油を使用する工場などに、シート状の「膜面」を施設の外壁に沿わせて形成し、水に浮かんだ油が周辺地域に流出する事を防ぐ水防ツールです。
シート状の「膜面」は、化学繊維に塩化ビニール樹脂等をコーティングした素材で、(補足:計画に応じて、「膜面」の内側に油吸着層を装着した複層タイプも供給可能です)洪水時に裾部分が浮き上がる事を防止するウェイトや、迅速な設営を行うための吊り下げ用部材を装着。1枚当たりの大きさは1人で持ち運び可能なサイズとし、隣の「膜面」とはマジックテープなどで連結し大面積を形成します。
これらの「膜面」は通常時は折り畳んでコンパクトな状態で保管、緊急事態が発生する際に展開させ、あらかじめ建物外壁部分に設置されたワイヤーなどに吊り下げる事で洪水発生に備えます。
なお、「陸上用オイルフェンス」は昨年8月に発生した佐賀豪雨による油流出事故など、近年多発する災害への備えとして考案したもので、今年3月に特許出願し、製品化に至りました。
当社は、これまで西日本豪雨災害(2018年)で岡山県真備町の河川仮復旧工事に採用された「コンクリートキャンバス」をはじめ、津波災害などの復旧現場で活躍する連続箱型鋼製枠「マックスウォール」や、土のうに代わる水防ツールとして開発した「(三角水のう)デルタチューブ」など、豊富な水防製品を取り揃えてきました。
今回新たに製品化した「陸上用オイルフェンス」も、多発する水害への対策強化の一環であり、太陽工業株式会社では、今後もハードソフト両面から企業・自治体が取り組む災害への備えを支える事で、人々が安心して暮らせる社会の実現を目指していく考えです。
~今回、製品化した「陸上用オイルフェンス」の詳細情は以下の通りです~
【陸上用オイルフェンス】
【その他水防製品の一例】
太陽工業は西日本豪雨災害(2018年)で岡山県真備町の河川仮復旧工事に採用された「コンクリートキャンバス」をはじめ、津波災害などの復旧現場で活躍する連続箱型鋼製枠「マックスウォール」や、土のうに代わる水防ツールとして開発した「(三角水のう)デルタチューブ」など、豊富な水防製品を取りそろえてきました。
シート状の「膜面」は、化学繊維に塩化ビニール樹脂等をコーティングした素材で、(補足:計画に応じて、「膜面」の内側に油吸着層を装着した複層タイプも供給可能です)洪水時に裾部分が浮き上がる事を防止するウェイトや、迅速な設営を行うための吊り下げ用部材を装着。1枚当たりの大きさは1人で持ち運び可能なサイズとし、隣の「膜面」とはマジックテープなどで連結し大面積を形成します。
これらの「膜面」は通常時は折り畳んでコンパクトな状態で保管、緊急事態が発生する際に展開させ、あらかじめ建物外壁部分に設置されたワイヤーなどに吊り下げる事で洪水発生に備えます。
なお、「陸上用オイルフェンス」は昨年8月に発生した佐賀豪雨による油流出事故など、近年多発する災害への備えとして考案したもので、今年3月に特許出願し、製品化に至りました。
当社は、これまで西日本豪雨災害(2018年)で岡山県真備町の河川仮復旧工事に採用された「コンクリートキャンバス」をはじめ、津波災害などの復旧現場で活躍する連続箱型鋼製枠「マックスウォール」や、土のうに代わる水防ツールとして開発した「(三角水のう)デルタチューブ」など、豊富な水防製品を取り揃えてきました。
今回新たに製品化した「陸上用オイルフェンス」も、多発する水害への対策強化の一環であり、太陽工業株式会社では、今後もハードソフト両面から企業・自治体が取り組む災害への備えを支える事で、人々が安心して暮らせる社会の実現を目指していく考えです。
~今回、製品化した「陸上用オイルフェンス」の詳細情は以下の通りです~
【陸上用オイルフェンス】
- 製品名:陸上用オイルフェンス
- 用 途 :大雨などによる洪水発生時に、油が周辺地域に拡散する事を抑制する。
- 対象施設:焼入れ加工の冷却用油槽を備えた鉄工所や製造設備で機械油を使用する工場等
- 使用素材:材質=化学繊維に塩化ビニール樹脂等をコーティングした膜素材
(計画に応じて、施設側の面に油吸着層を装着した複層タイプも供給可能) - 仕 様 :膜面の上辺部には建物内に設置したワイヤーと取り合う「吊り下げ用部材」を膜面の裾部には洪水時に浮き上がる事を防止するウェイトを装着。さらに、膜面の連結部分にマジックテープを使用。
【その他水防製品の一例】
太陽工業は西日本豪雨災害(2018年)で岡山県真備町の河川仮復旧工事に採用された「コンクリートキャンバス」をはじめ、津波災害などの復旧現場で活躍する連続箱型鋼製枠「マックスウォール」や、土のうに代わる水防ツールとして開発した「(三角水のう)デルタチューブ」など、豊富な水防製品を取りそろえてきました。
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