中小企業向け契約書レビューAIクラウドを提供する株式会社リセが、大和企業投資株式会社、グローバル・ブレイン株式会社、株式会社マネーフォワードから総額5.5億円の資金調達を実施
契約書レビューAIクラウド「LeCHECK(リチェック)」を開発提供する株式会社リセ(東京都渋谷区、代表取締役社長 藤田 美樹)は、大和企業投資株式会社、グローバル・ブレイン株式会社、株式会社マネーフォワードを引受先とした第三者割当増資により、総額5.5億円の資金調達を実施しましたのでお知らせいたします。調達した資金により、一層のプロダクト開発強化、販売強化、人材採用強化を行ってまいります。
■資金調達の背景と目的
現在、法務業務において「脱ハンコ・ペーパーレス化」が加速しているものの、多くの中小企業においては効率化のためのDX(デジタル・トランスフォーメーション)化システムの導入および運営コストが課題となっている中で、中小企業向けにリーズナブルな価格で提供している契約書レビューAIクラウド「LeCHECK」は、昨年と比して導入企業数が大幅に増加しています。
これらを背景に、株式会社リセは、この度の資金調達によりレビュー対象の契約類型数の追加や、他社サービスとの連携強化などにより、さらなる「中小企業向けの機能強化」を図るとともに、中堅・中小企業に対する販促アプローチ、人材採用などを加速させます。さらに、株式会社マネーフォワードとは業務提携を行い共に、中堅・中小企業に法務部門におけるDX(デジタル・トランスフォーメーション)を推進し、より高度な業務効率化、生産性向上の実現を目指します。
■引受先からのコメント
(順不同)
大和企業投資株式会社 代表取締役社長 平野 清久氏
他業務を兼務しながら少人数での法務対応を強いられている企業のご担当者へ、合理的な価格で使いやすいリーガルテクノロジーを届けたいというリセ社の理念に共感しました。非常にパワフルで、経験豊富な弁護士でもある藤田社長とリセのチームであれば、必ずや「LeCHECK」を大きなサービスへと成長させ、社会へ良いインパクトを与えることが出来ると考えています。その成長を、大和証券グループも全力でサポートしていきます。
グローバル・ブレイン株式会社 代表取締役社長 百合本 安彦氏
「中堅中小企業のみなさまに、質の良い法務サービスを合理的な価格で提供したい」、 藤田CEOから初回面談時にいただいたこのコメントを印象深く覚えています。
一度巻き起こると莫大な損害賠償が発生する企業間紛争は取引契約が基となるため、契約内容が紛争の結果に直結しますが、中堅中小企業では契約書のレビューを1人で行っている会社が多く存在する一方で、高額なレビュー料金から契約の都度外部の弁護士にチェックを外注するのが難しい現状です。
リセが提供する「LeCHECK」はこれまで中堅中小企業が抱えてきた法的紛争リスクのペインの解決するプロダクトであり、国内外の紛争専門家である弁護士を中心に法務の非専門家でも理解のしやすい修正文や解説を行える機能を実装していることが大きな強みです。
グローバル・ブレインは、企業間紛争を担当された藤田CEOの深い業界理解、非専門家であっても分かりやすい契約書レビュー機能を低価格で提供できるサービス作り上げた高い技術力を評価し、当社に出資を決定いたしました。
本出資を通じて、グローバル・ブレインの持つリソースを最大限活用し、リセの事業拡大に向けた支援を行ってまいります。
株式会社マネーフォワード 代表取締役社長 辻 庸介氏
当社は、『マネーフォワード クラウド』の提供を通じてバックオフィス業務の効率化だけではなく、そこで働く人々が生き生きと働ける環境を作りたいと考えています。その想いは、リセさんの「リーガルテクノロジーを通じて、全ての企業の法務を充実させ、紛争の少ないスムーズな社会を実現したい」という想いと重なり、とても共感しました。
今回の出資を通じて、当社が提供する『マネーフォワード クラウド契約』との販売・プロダクト面における連携を推進し、企業の法務における課題解決に尽力していきたいと考えています。
■中小企業向けの契約リスク対策DXオンラインセミナーをマネーフォワードと合同開催
株式会社マネーフォワードとの協働第1弾として、2021年12月13日(月)に中小企業向けに契約におけるリスク対策や効率化方法を徹底解説する無料オンラインセミナーを開催いたします。「契約書チェックに不安がある」「管理体制の準備が追いつかず、結局属人化から抜け出せていない」といった課題に対して、本セミナーでは、企業間紛争を専門にしてきた株式会社リセ代表取締役社長・弁護士藤田の経験を交えて、契約書チェックのポイントや、契約書レビューAIクラウド「LeCHECK(リチェック)」の活用による効率化方法、2022年1月から施行される電子帳簿保存法に対応した紙と電子の契約書を一元管理できる「マネーフォワード クラウド契約」の活用法など、中小企業でも実践できる契約リスク対策としてのDXをご案内いたします。
セミナー概要
- セミナー名:中小企業の契約リスク対策としてのDXとは
- 対象者:中小企業にて法務業務をされている方、営業責任者、経営者
- 開催日:2021年12月13日(月)13:00-14:00
- 場所:オンライン(ZOOM)
- 参加費:無料
- 参加URL:http://lisse-law.com/column-seminar/20211213/
■株式会社リセの概要
代表藤田が弁護士事務所時代に見た、「まじめな中小企業が搾取される事例」や「日本の法分野におけるテクノロジー導入の遅れ」の課題解決を目的に、2018年6月に株式会社リセを設立し、藤田自身の経験と企業法務の各分野のトップ弁護士に協力をいただき契約書レビューAIクラウド「LeCHECK」などを開発提供しています。
代表取締役社長 藤田 美樹プロフィール
東京大学法学部卒業、Duke大学ロースクール卒業(LLM)、司法試験合格、司法修習を経て、2001年西村総合法律事務所(現西村あさひ法律事務所)入所。 米国留学、NY州法律事務所勤務を経て2013年パートナー就任。 2018年退所、株式会社リセ設立
■LeCHECKの特徴
弁護士に契約書を1通レビューしてもらうには、短い定型的なものであっても平均3万円ほど、英文契約書においては10万円以上かかるのが一般的で、中堅中小企業にとっては外注依頼がしにくいという現状があります。「LeCHECK」においては、契約書の作成からレビュー、翻訳、管理やノウハウ共有までを実現するサービスとして、月額2万円(翻訳機能や英文レビュー機能を含める場合は月3万円)という業界最低価格水準(当社調べ)価格で提供しています。いままで様々な理由で法的助言を受けられていなかった少人数法務の中小企業で多くの導入が進んでいます。(LeCHECK紹介ページ:https://lisse-law.com/lecheck/)
- 契約書とチェック箇所を左右に並べて確認できるなどのシンプルなレイアウト設計
- 20名以上の専門弁護士の協力の元提供する高品質なレビューAI機能
- 電子帳簿保存法にも対応した契約書データの保管管理機能の無料提供
- 文書OCR機能や英文自動翻訳機能など法務業務に関するオールインワン機能
- 多くの法律事務所でも活用される高品質な英文契約書レビュー・解説機能
- 中小企業で導入しやすい業界最安値水準(当社調べ)の価格
■会社概要
商 号:株式会社リセ
代表取締役社長:藤田 美樹
設 立:2018年6月
所在地:東京都渋谷区桜丘町四丁目-17番
事業内容:企業の法務業務支援システム開発
コーポレートサイト:https://lisse-law.com/
問い合わせ先:info@lisse-law.co.jp
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