シリコンバレー発スマートホーム・スタートアップHOMMAが新たな経営体制を発表

米国シリコンバレーを拠点とするスマートホーム開発スタートアップHOMMA Group株式会社（代表取締役 本間 毅、以下「HOMMA」）は、さらなる事業の成長とガバナンス強化に向けて新たな経営体制への移行を発表いたします。

Copyright HOMMA Group Inc.

これまでHOMMAではグローバルな少数精鋭チームで事業を推進してまいりましたが、さらなる成長と業容の拡大にあたり、兼務の解消によるより強いガバナンス体制を目指すほか、新たにCDOおよびHead of Operationsのポジションを新設し、プロダクトの開発強化やエグゼキューションの加速を目指します。

■　馬場昴が新たなCFOに就任、安藤正英がHead of Operationsに就任
 

これまで香田譲二が取締役およびCFO/COOを兼任してまいりましたが、8月22日付で馬場昴（ばば すばる）が新CFOに就任し、安藤正英がHOMMAに新たに参画、7月1日付で新設のHead of Operationsに就任いたしました。これにより、意思決定と責任の所在がより明確化されると同時に、事業推進と財務戦略の協力関係がさらに強化・健全化されます。

馬場はこれまでHOMMAのHead of FP&Aとして、財務部門の強化のみならず、事業戦略の構築や業務プロセスの改善に多大な貢献をしてまいりました。前職のGeneral Electricにおいて8年以上のファイナンス経験を持ち、さまざまな国と事業におけるFP&A、コントローラーシップ、レポーティング、内部監査等の実務に精通しており、GEヘルスケアの製薬部門のJapan CFOを務めた後HOMMAに参画しました。

安藤は、三井物産での多くの海外資源開発事業に携わり、またバイオテクノロジーのムスカを代表取締役COOとして牽引してまいりました。同職退任後、ファイナンスから事業推進まで幅広い経験を活かした複数のスタートアップのアドバイザーを経て、2022年7月にHOMMAに参画しました。

香田は業務執行から離れ、今後は社外取締役としてHOMMAの経営に関わり、ガバナンスと株主価値の向上に努めてまいります。

■　Ede Schweizerが新設のCDO (Chief Design Officer）に就任

今後のプロダクト開発を強化していくにあたり、これまでHead of DesignとしてHOMMAのブランディングからユーザーエクスペリエンス、UIデザインまでを幅広く統括してきたEde Schweizerが、新設のChief Design Officerに就任いたします。これによりさらにプロダクトデザインと実装を強化し、建築デザインからテクノロジーまで一貫したユーザーエクスペリエンスによる未来のライフスタイルの実現を目指します。
Ede SchweizerはこれまでAppleでの初代iPhoneのローンチや初期のAndroidにCreative Designerとして関わった後、PinterestやAmazon Alexa Design LabのCreative Directorなどを経て2019年にHOMMAに参画しました。

■スマートホーム・スタートアップHOMMAについて

HOMMAは2016年に米国シリコンバレーで日本人起業家・本間毅が創業したスマートホーム・スタートアップです。従来のスマートホームは、不動産、建築デザイン、テクノロジー開発のそれぞれの強みを有する事業者が合同で、あるいは、いずれかの事業を主体とする事業者が発注する形で開発されています。HOMMAは、不動産、建築デザイン、テクノロジー開発のすべてのセクションを社内に置くことで、ユーザーエクスペリエンスを重視した、より完成度の高い独自のスマートホーム開発を目指しています。モダンで機能的な建築デザインと　Cornerstone AI（TM）に代表される自社開発のスマートホーム技術が特長です。
「HOMMA ZERO」（カリフォルニア州ヘイワード）、「HOMMA HAUS Waterside （HOMMA ONE）」（カリフォルニア州ベニシア、2020年売却）に続き、現在は米国オレゴン州ポートランド近郊に複数のHOMMA HAUSを開発中です。ポートランドで最初のスマートホーム「HOMMA HAUS Mount Tabor」が2022年4月に竣工しています。「HOMMA HAUS Mount Tabor」は全18戸からなるタウンハウス型コミュニティ住宅です。

【会社概要】
会社名：HOMMA Group株式会社
代表者：代表取締役 本間 毅
設立：2021年6月
企業サイト：https://hom.ma/