神姫バスが2023年春のダイヤ改正でLocationMindが集計したGPSデータを活用しました!
~バス運行における需給ギャップの可視化~
この協業においては、人流データをどのように集計することが有効なのかを、両社で協議を重ね、LocationMindが条件を変えながら集計した複数の人流推計データを作成しました。神姫バスがこのデータの評価を行いながら検討を重ねた結果、検討対象としたバスの運行系統について、従来の神姫バスのノウハウでは捉えきれていなかった「需要」(人の移動の数)と「供給」(バスの運行本数)のギャップを可視化することに成功し、今回の春のダイヤ改正では以下のように反映しました。
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検証路線
三宮 ~ ポートアイランド島内・神戸空港線
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検証内容
1.見えない需要(バス以外の移動)に対して、適切な時刻および本数を供給できるか
2.人流動向の変動に対し増便や適切な時刻設定ができるか
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ダイヤ改正
❑ 新神戸・三宮 ~ 神戸空港 線
平日16便、土日祝11便の増便
三宮発で毎時30分前後、空港発で毎時45分前後に時刻設定 ※(1)の観点
❑ 三宮・神戸 ~ 神戸医療産業都市(学校・企業群) 線
朝夕ピーク時間帯に合わせた経路変更および時刻変更による停車便数の拡充 ※(1)の観点
❑ 三宮 ~ IKEA神戸 ~ 神戸どうぶつ王国前(レジャー施設) 線
土日祝で4便の直行便新設 ※(2)の観点
施設間移動を確認、IKEA神戸止めの便を神戸どうぶつ王国前まで延伸 ※(1)の観点
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今後について
GPSを活用した運行系統について、乗客の乗降傾向をモニタリングしながら、今回の活用方法の評価、改善を進めます。また、今回開発した「バス運行における需給ギャップの可視化」の方法については、さらに特徴の異なる多様な路線に対して、適用範囲を拡大できるような取り組みを進めていきます。そして、昨年夏から開発を進めている、クルマの移動における、バスの移動とバス以外のクルマを判定する交通モードアルゴリズムの実用化に向けて、協業を深化させていく計画です。
■LocationMind株式会社について
研究者の目線で社会の課題を解決することを目指し、2019年に創業したAIベンチャー企業です。東京大学・柴崎亮介(当社創業メンバー)研究室の位置情報解析技術を継承するデータサイエンティスト集団として、内閣官房の新型コロナウィルス感染症対策サイトをはじめ、東京都コロナ感染症モニタリング会議など高度な意思決定の場に対し、詳細かつ精度の高い分析データを提供しています。位置ビッグデータ・IoT機器を用いた位置情報分析、人流の予測およびコンサルティング、測位衛星システムを用いた宇宙からのセキュリティサービスなどを行っています。
社 名:LocationMind株式会社 (英語表記:LocationMind Inc.)
所在地:東京都千代田区神田司町2-8-1 PMO神田司町4F
代表者:代表取締役 / 桐谷 直毅
設 立:2019年2月
■神姫バス株式会社について
神姫バスは、兵庫県中南部を中心に乗合バス事業をはじめ、神姫バスグループ21社で不動産・貸切旅行・飲食・介護・保育などの事業を展開しており、2022年度から始まる中期経営計画では、「バス会社」として地域の移動を支えるだけではなく、地域の価値を高める『まちづくり、地域づくり企業』としての進化を目指しています。
社 名:神姫バス株式会社 (英語表記:SHINKI BUS CO.,LTD.)
所在地:兵庫県姫路市西駅前町1番地
代表者:代表取締役社長 / 長尾 真
設 立:1927年8月
上 場:東京証券取引所(スタンダード市場)
URL:https://www.shinkibus.co.jp/
【本件に関するお問い合わせ先】
LocationMind株式会社 パブリック・リレーション担当:佐野
e-mail: inquiry@locationmind.co.jp
神姫バス株式会社 総務部秘書広報課 担当:小森・井上
TEL:079-223-1245 FAX:079-223-2122
e-mail: ir@shinkibus.co.jp
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