社員の健康意識が変化!健康セルフマネジメント推進サービスによる分析レポート/ワークアット株式会社(島根県松江市)
〜労働パフォーマンスや社内コミュニケーションにも好影響〜
マインドフルネス瞑想やヨガ、ストレッチ・体幹トレーニングのオンラインクラスのほか、健康情報の通知、トレーナーからのワンポイントアドバイスなどを含む2ヶ月のサービス利用前後では、利用者の健康意識への変化が見られました。
ワークアット株式会社では、健康経営と生産性向上のために、働く社員が自発的に自身の健康管理ができるようになることを目指して、HelthcareManagement事業を実施しています。2カ月間(8週間)通常どおりに仕事をしながら、Fitbitのウェアラブルデバイスやスマートフォンから回答する質問票により、心理的効果の傾向や身体的活動量の数値を計測し、分析結果をレポートでお渡しします。計測期間中は、オンラインで受講できるマインドフルネス瞑想や軽いトレーニングなどを通じて、心と身体のリバランスをはかることが可能です。また、定期的な健康情報を通知し、健康についての意識を高め、社員自身のセルフケアマネジメントに役立てます。
〇サービス紹介ページ:
https://www.workat.co.jp/healthcaremanagement
サービスを利用された企業の中から、島根県松江市に本社を置くIT企業の株式会社テクノプロジェクト様のデータを基に、参加者の変化をご紹介します。
株式会社テクノプロジェクト様には、参加者の属性を変更して2回にわたりサービスをご利用頂きました。
グループ1:29名<社内公募による参加希望者> ※トライアル期間のため3カ月のサービス利用
グループ2:13名<新入社員対象(+人事担当者2名)>
サービスの利用前後で、特に3つの点で変化が見られました。
①健康意識の変化
②心理的ストレス指標の低下
③労働パフォーマンスの向上
①健康意識の変化
サービス終了時に集約したアンケートでは、「サービスを利用したことによるご自身の健康管理に対する意識はどのように変化したか」という問いに対して、「大きく変化した」「やや変化した」と回答した参加者の合計がグループ1は75.9%、グループ2では84.6%でした。いずれも多くの参加者に意識の変化をもたらしたことが伺えます。また、具体的な変化を問うコメントでは、グループ1では「毎日歩くようにこころがけるようになった」「食生活の見直し」などの行動の変化、グループ2では「身体や心理状態を注意深く観察するようになった」「健康管理やメンタルのケアは、思っていたよりも敷居が低く、自分の出来るラインから取り組んで良いのだと感じました」などの意識変化に関するコメントが多くありました。
②心理的ストレス指標の低下
心理的ストレス指標のアンケートでは、どちらのグループもサービス終了後に改善している数値が見られました。また、属性の特徴として、グループ2(新入社員対象)の方が易怒感を除く、抑うつ感・身体不調感・疲労感の3項目についてグループ1よりも数値が高い傾向にありました。他の社員と比べて、新入社員に対してより手厚い心理的ストレスケアが必要かもしれません。
<※黒線が傾向を示しています FY2021:グループ1 FY2022:グループ2>
③労働パフォーマンスの向上
アンケートによる主観的な労働パフォーマンスの数値を示したものが下の図です。セルフケアマネジメントのプログラム効果により、特にグループ2の参加者の労働パフォーマンスが向上したことがわかります。
<※黒線が傾向を示しています FY2021:グループ1 FY2022:グループ2>
■利用者の声
このサービスを利用して、ご自身の健康管理に対する意識はどのように変化しましたか?
参加者A:意識して習慣化ができた。行動の癖は変えられることを理解した。
参加者B:身体や心理状態を注意深く観察するようになった。
参加者C:睡眠の質が数値で見えるのと、体感と相関があるので意識するようになった。マインドフルネスも定期的に取り入れた。
参加者D:健康管理やメンタルのケアは、思っていたよりも敷居が低く、自分の出来るラインから取り組んで良いのだと感じました。
また、人事担当の方からもコメントを頂いております。
人事担当者:このサービスを通じて、社員同士のコミュニケーションが増えたことが参加した社員からも聞くことができました。このサービスをきっかけに健康に対する意識が少し変化したことは嬉しく思いつつも、社内でもサービス終了後の参加者への継続的なフォローが必要だと感じました。
■分析レポートにおける総括
株式会社テクノプロジェクト様もおける本サービスの利用により、以下の3つの点で特に変化が見られました。
①社員の方々の健康意識の変化
②心理的ストレス指標の低下
③労働パフォーマンスの向上
利用者の属性の違いとして『新入社員グループ』の傾向や推移の変化も見られました。
『新入社員グループ』は、易怒感を除く、抑うつ感・身体不調感・疲労感の3項目は数値が高い傾向にありました。他の社員と比べて、新入社員に対してより手厚い心理的ストレスケアが必要かもしれません。
本サービスは、自身の目標達成に向けてだけでなく、チームや仲間と一緒に活動に取り組むことで社員のコミュニケーションを促進させるひとつの機会にもなっています。
サービス期間中のポジティブな状況を継続していくための各種環境対策や横断的(他社員)・継続/定期的(毎年・季節毎)なサービスを推奨しています。
■サービス概要
多様な働き方が導入され、テレワークや在宅ワークも増えた今、働く人々のコミュニケーション不足やメンタルの不調や運動不足が課題となっていますが、人事などの管理者側からは社員の健康状態が見えづらく、今後のリスク管理が懸念されます。
本サービスは、社員の健康状態(ストレス・睡眠・身体活動の変化)を見える化し、社員の健康セルフマネジメントを推進します。健康経営と生産性向上のために経営者や管理職の方にまずは知っていただきたい自社社員の心と身体の現状の見える化サービスです。
<サービス利用後の分析レポートの一例>
・身体活動状況(Fitbit) 歩数・運動時間
・睡眠の質(Fitbit) 時間・中途覚醒など
・フィジカル面の状況
特定症状の改善 頭痛、肩こり、腰痛
行動変容(健康行動セルフ・エフィカシー)
・メンタル面の状況
心理的ストレス・心拍数 ・マインドフルネス指標
・働き方
ワークエンゲイジメント(活力・熱意・没頭)
主観的労働生産性
・プログラム終了後アンケート
事業所様の課題やニーズに併せて一部カスタマイズも可能です。
詳細については以下【お問い合わせ】よりご連絡ください。
【企業概要】
ワークアット株式会社 https://www.workat.co.jp/
島根県松江市西茶町40-1 松江ニューアーバンホテル本館2階 enun Room F
代表取締役社長 林 郁枝
設立日 2020年3月
事業内容
•地域滞在パッケージ(ワーケーション)の企画・運営・コーディネート
•各種研修事業の企画・開発・運用
•ストレスなどのデータ分析を用いたサービスの企画・開発・運用
•各種コンサルティング
地域づくり支援・関係人口創出・人材育成・地域課題解決・ヘルスサイエンスなど
•コワーキングスペース運営 など
【お問い合わせ】
ワークアット株式会社
メールアドレス info@workat.co.jp
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