関西から日本の地方創生に貢献 中小宿泊施設向け、ホテルシステム開発企業AZOOが大阪市主催『OIHシードアクセラレーションプログラム』第11期に採択
宿泊予約からマーケティングまでを一気通貫で管理できるホテルシステム『WASIMIL(ワシミル)』を開発する株式会社AZOO(よみ:アズー 本社:京都市下京区 代表:ナピオンテック・トーマス、以下当社)は、2021年7月8日に大阪市が主催する創業前後(シード期)のスタートアップ企業支援プログラム『OIHシードアクセラレーションプログラム』第11期に採択されました。
■全国でも上位の観光客数を誇る関西から、世界に羽ばたくスタートアップを目指す
当社は宿泊予約から管理、売上管理、マーケティングなど、ホテル運営に必要な業務をひとつで完結させられるホテルシステム『WASIMIL』を開発しています。
大阪市による世界を目指すスタートアップの支援事業『OIHシードアクセラレーションプログラム』に参加したのは、多くの観光資源が集まり、観光×イノベーションの動きも盛んになりつつある関西圏で事業を成長させていくことで、日本の宿泊業の効率化をはかり、ひいては東南アジアや世界に向けてサービスを展開していきたいと考えているからです。
歴史ある寺院や神社が多く集まる関西地方には、新型コロナウイルス感染症の拡大以前には多くの観光客が訪れていました。2019年12月分『関西の観光統計について』によると、都道府県別の宿泊者数は大阪府が東京都に次いで全国2位、外国人観光客に絞ると大阪府が2位、京都府が4位と全国の中でも多くの観光客を集めている状況が分かります。
そのような中で、当社が想定している中小規模のホテルや旅館では、業務の運営はまだまだ紙ベースで効率化が進んでおらず、顧客に最適なホテル体験を提供できているとは言いづらい環境でした。
■OIHアクセラレーションプログラムへの参加で、さらなる事業成長を
当社はそのような状況を変革することで顧客体験を最適化し、コロナ後の観光業をさらに活性化させるために、宿泊予約システムや宿泊管理システム、顧客管理システムなどホテル運営に必要な機能を全て搭載したホテルシステムを開発。現在はβ版の実証を行っており、間もなくリリースを予定しています。
今回当社が参加したOIHアクセラレーションプログラムは、大阪市によるシード期のスタートアップ企業の事業化加速を支援する取り組みです。先輩起業家やメディア関係者、ベンチャーキャピタル、大手企業などからアドバイスが受けられるほか、連携の可能性もあります。
当社としても、関西圏の大企業を中心にシナジーを生み出すことで、宿泊業の旧態依然とした業務のやり方をアップデートしていきたいと考えています。また、メディアや起業家、専門家のアドバイス等をもとに、本プログラム中にβ版ホテルシステムのローンチを行い、企業としてはシリーズAまでの成長を目指してまいります。
■当社代表・横田裕子のコメント
関西で生まれた世界を目指すスタートアップがこれまで数多く参加してきたアクセラレーションプログラムに参加することができ、大変光栄です。当社は本プログラムを通じて、シリーズAを見据えた活動を展開していきたいと考えております。
宿泊業は慢性的に人手不足の課題を抱えています。当社のシステムはこれからの宿泊施設の効率化と顧客体験の最適化のお役に立てるのではないか。そのような想いを持ちながら、現在も日々システムの開発に取り組んでいます。
将来的には、データを活用しながら地方の観光行政へのアドバイザリーなどを通じて「データで地方創生に貢献する」ことをビジョンとして描きながら、これからのプログラムに邁進していきます。
【企業概要】
会社名:株式会社AZOO(株式会社アズー)
代表者:代表取締役 ナピオンテック・トーマス
所在地:京都府京都市下京区大政所町680−1
設 立:2020年1月
資本金:100万円
事 業:ホテルシステム事業
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