コロラド州での集合住宅開発プロジェクトに参画

○ 海外事業で初となる、賃貸集合住宅の開発プロジェクトに参画
○ 総戸数338戸、木造4階建て4棟の開発計画で2023年2月の竣工予定
○ 米国での賃貸集合住宅開発の知見を蓄積して事業領域の多様化を進め、海外事業の更なる成長を目指す

ミサワホーム株式会社（代表取締役社長執行役員 磯貝匡志）は、米国100％子会社であるMisawa Homes America, Inc.（以下、MA社）を通じて、米国コロラド州デンバー近郊における賃貸集合住宅の開発プロジェクトに参画します。

ミサワホームは、米国および豪州において、2018年度に設立した現地子会社を通じて、地元の住宅建設会社に出資、子会社化して戸建住宅を中心とした海外事業の展開を進めてきました。この度、米国において、当社として初めて賃貸集合住宅の開発プロジェクトに参画し、更なる事業領域の拡大を図ります。

当プロジェクトでは、総戸数338戸、木造4階建ての集合住宅4棟を建設します。ペットスパやBBQ設備を備えたプール、フィットネス、コワーキングスペースなど豊富なアメニティを整備して2023年2月の竣工を予定しており、MA社と三菱商事株式会社の米国子会社である不動産投資会社Diamond Realty Investments, Inc.および米国大手デベロッパーTrammell Crow Residentialが共同で出資します。デンバーは、州最大の都市でありながら広大で美しい自然やアウトドアがミレニアル世代を中心に人気のまちで、建設地周辺は、空港跡地に2001年から17年かけて次々と再開発が行われた全米でも評判の高い大型分譲地です。ダウンタウンまで車で20分ほどと主要勤務地へのアクセスもよく、主な入居者として想定する単身・DINKs世帯においても安定した賃貸需要が期待されています。また、当プロジェクトでは、竣工前からリーシングを開始し、物件への入居が進んだ段階で投資家等へ一括売却が計画されています。

ミサワホームは、当プロジェクトへの参画を通して米国での賃貸集合住宅の開発ノウハウを蓄積するとともに事業領域・エリアを拡大し、米国事業の更なる成長を目指していく考えです。
 

• プロジェクト概要

 

事業名	Alexan Clinton St.
建設地	コロラド州オーロラ市
総事業費	約93.2百万USD（約103億円※）
敷地面積	37,514㎡
面積	38,606㎡
構造	木造4階建て（4棟）
規模	総戸数338戸（1LDK～3LDK）
アメニティ	フィットネス、会議室付きコワーキングスペース、ペットスパ、 小売店、ラウンジ、宅配ボックス、BBQ設備を備えたプール、ボールコート等
着工	2020年8月
竣工	2023年2月予定

　※：1USD＝110.7円（2021年3月31日の為替レートで計算）
 

 

• プロジェクト関係図と各会社概要

Misawa Homes America, Inc.
所在地　：テキサス州サウスレイク
代表者　：秋本 一善
事業内容：住宅の事業企画・管理業
米国事業の企画・管理を担当するミサワホームの子会社。テキサス州で住宅の建設、販売を手がけるImpression Homes LLCを子会社に持つ。

Diamond Realty Investments, Inc.
所在地　：テキサス州ダラス
代表者　：財前 孝広
事業内容：不動産投資業
三菱商事の米国子会社で、25年以上の収益不動産開発実績を持つ不動産投資会社。200を超える集合住宅、学生寮、高齢者向け住宅、メディカルオフィス、物流施設への投資実績を有する。

Trammell Crow Residential
所在地　：テキサス州ダラス
代表者　：Ken Valach
事業内容：不動産開発業
ダラスを中心に全米13都市に拠点を有し、40年以上の住宅開発およびアセットマネジメント事業の実績を持つ全米トップクラスの賃貸用集合住宅開発デベロッパー。

以上