新型コロナ関連対策 補正予算案を提出　児童1人につき1万円支給など市独自施策を提案

豊中市は、市議会6月定例会（6月2日（水）提出）において、一般会計総事業費約30億3千万円の補正予算案を提出します。

【6月2日提出の主な補正予算案】​
１．医療機関への新型コロナワクチン個別接種促進協力金（市独自制度）　【562,280千円】
新型コロナウイルスワクチン接種を促進するため、個別接種において一定回数以上ワクチン接種を行った医療機関に対し、協力金を支給します。
◎週あたり基準回数に応じた協力金：（基準回数）72~300回以上　（協力金）4～30万円
◎月あたり基準回数に応じた協力金：（基準回数）430～800回以上　（協力金）6～50万円​

２．新型コロナワクチン接種支援協力金（市独自制度）　【10,763千円】
市内の介護保険サービス又は障害福祉サービス事業所が、サービスの利用者に対して、新型コロナウイルスワクチン接種の支援をした場合に、協力金を支給します。
◎ワクチン接種の予約支援 1,000円／件、接種場所への利用者の同行支援 2,000円／回
◎通所施設内でサービス利用中に接種が受けられるよう必要な準備や支援をおこなった場合２万円／回

3．市内小規模事業者への事業継続応援金（市独自制度）　【380,617千円】
新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、深刻な影響を受ける市内の小規模事業者に対して、事業継続を支援するため、事業全般に広く使える応援金を支給します。
◎給付額：月平均売上減少額の5か月分を支給（給付上限額10万円）
◎対象：豊中市内に事業所を有する小規模事業者、令和3年1月～5月の月平均売上が直近2期分のいずれかと比較して30％以上減少していることなど

４．とよなかっ子応援特別給付金（市独自制度）　【676,871千円】
新型コロナウイルス感染症による影響が長期化する中で、外出自粛など不自由な生活を余儀なくされている子どもたちを応援するため、市独自の給付金を支給します。
◎児童1人につき1万円
◎対象：令和３年度末年齢が18歳以下の児童を養育する子育て世帯

５．低所得の子育て世帯に対する生活支援特別給付金（その他世帯分）（国制度）　【239,532千円】
新型コロナウイルス感染症による影響が長期化する中で、家計の収支が悪化している低所得の子育て世帯（ひとり親世帯の給付金支給世帯を除く）に対し、給付金を支給します。
◎児童1人につき５万円
◎対象：以下の(1)~(3)のいずれかの世帯に属する児童を養育する子育て世帯
(1)令和3年4月分の児童手当又は特別児童扶養手当の受給者であって、令和3年度分の住民税均等割が非課税の世帯
(2)令和3年度末年齢が18歳以下の児童の養育者であって、令和3年度分の住民税均等割が非課税の世帯
(3)感染症の影響を受けて家計が急変し、令和3年度分の住民税均等割非課税者と同様の状況になった世帯