スリープテックカンパニーのネミエル、2名の睡眠専門医と監修アドバイザリー契約締結のお知らせ

国立精神・神経医療研究センター病院の松井健太郎氏と医療法人上島医院の渥美正彦氏がネミエルのサービスおよびプロダクトをサポート。

ネミエル

2024年8月1日 10時00分

眠気解消サービス「Nemielu」を主軸にスリープテック事業を展開する株式会社ネミエル（本社：東京都新宿区　代表：松本光浩）はこの度、国立精神・神経医療研究センター病院、睡眠障害センター長の松井健太郎氏、と睡眠専門医としてYouTubeチャンネルも運営する医療法人上島医院、院長の渥美正彦氏の2名と監修アドバイザリー契約を締結いたしました。
2名とも日本睡眠学会認定の睡眠専門医であり、当社サービス品質向上ならびにプロダクト監修、コンテンツ監修などを積極的にサポートいただきます。

契約締結の背景

株式会社ネミエルは2022年12月に設立された睡眠を事業ドメインとしてサービスを展開するスリープテックカンパニーであり主にデジタルヘルスケアサービスとして市場に展開する中で、当初の想定以上に疾病の兆候があるサービス利用者や睡眠薬等服薬中であるサービス利用者が多く、医学的知見を持つ専門医の招聘を検討していました。この度、数ある専門医の中でも他分野でも独自性のある2名の睡眠専門医を監修アドバイザリーとして招聘する運びとなりました。

プロフィールとコメント

【プロフィール】

松井健太郎/2009年東北大医学部卒。博士（医学）。東京女子医大病院、睡眠総合ケアクリニック代々木などでの勤務を経て、2019年国立研究開発法人国立精神・神経医療センター病院、2022年に睡眠障害センター長。専門は睡眠障害。

著書「眠りのメェ～探偵　睡眠薬の使い方がよくわかる（金芳堂）」「医療者のためのChatGPT　面倒な事務作業、自己学習、研究・論文作成にも！（新興医学出版社）」

【松井氏からのコメント】

株式会社ネミエルのアドバイザリーに就任しました、松井健太郎と申します。睡眠医学を専門とし、臨床、研究に長年携わってまいりました。

現代社会では睡眠不足が大きな課題となっています。睡眠は心身の健康とパフォーマンス向上に不可欠です。ネミエル社の革新的なプロダクトは、これらの課題解決に大きく寄与すると確信しています。私は専門家として、プロダクト開発への助言やユーザーへの適切な情報提供を通じ、その実現を支援します。

「世界の睡眠不足を解消する」というネミエル社のミッションの下、専門性を遺憾なく発揮し、活力溢れる社会の実現を目指して参りたいと存じます。

【プロフィール】

渥美正彦/1997年大阪市立大学医学部卒業。大学病院、総合病院等で精神科、神経内科、睡眠医療の臨床・研究に従事。2005年に南大阪睡眠医療センターを開設し、大阪随一の睡眠専門施設としての地位を確立。2010年より上島医院院長に就任。登録者約9万人※1のYouTubeチャンネルも運営。

著書：「睡眠専門医が教える! 子供が朝起きなくなったときに、親子で読む本（セルバ出版）」「子どもの発達障害がよくなる　睡眠の教科書（マキノ出版）」

※2024年8月1日時点でのチャンネル登録者数。

【渥美氏からのコメント】

株式会社ネミエルのアドバイザリーに就任しました、渥美正彦と申します。睡眠医学・精神医学の臨床に従事する傍ら、YouTubeチャンネル「睡眠専門医渥美正彦」にて医学・健康情報の発信を行ってきました。私たちの国、日本は世界でも屈指の経済大国・長寿国である一方で、世界でも一、二を争う睡眠不足大国でもあります。わが国の睡眠不足の深刻さは、国内だけでなく世界的にも憂慮される事態となっています。このような状況下で、私自身が日々の診療や情報発信を続ける中、「日本人の睡眠時間を1時間延ばす」ことを大きな目標に掲げて参りました。「世界の睡眠不足を解消する」というネミエル社のミッションはまさに私自身の思いと体現したものと深く共鳴し、同社を支援させていただくことを決意いたしました。私自身の専門性と臨床経験を最大限活用し、ネミエル社のプロダクト開発への助言・ユーザー様への正確な情報提供活動を通して、ともに社会に貢献できるよう微力を尽くして参ります。

弊社代表からのコメント

株式会社ネミエル代表取締役の松本です。この度2名の先生方にお力添えをいただくことになりました。松井先生とは昨年の学会で初めてご挨拶をさせていただいてから、非常に興味深い研究論文の発表や市民講座など非常にわかりやすい睡眠の啓蒙まで行なっており、我々も非常に関心が高い生成AIにも秀でた知見をお持ちでしたので今回お声がけさせていただきました。渥美先生とはSNS等を通じてやり取りをさせていただいており、私自身、渥美先生のYouTubeチャンネルの一視聴者でもあります。専門医の知見だけでなく、発信力の部分でも参考にさせていただきつつ良い連携が出来ればと思います。